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狩りバカ日誌 2016年11月18日(空気銃・流し猟)

公開日: : 狩りバカ日誌2016

曇りのち晴れ 18℃-1℃

狩りバカ日誌2016年11月18日

何の変哲もないサバゲー用ジャケット。しかしこれは僕にとって特別な装束だ。

こいつに袖を通すのは狩猟の時だけ。猟場の見回り時にも着ることはない。これを着るということは、ただ一度の例外もなく、今から猟に出るということ。そしてこれを身にまとうのは今シーズンで今回が初めて。

今この時をもって、今年も僕はまた猟師になった。

狩りバカ日誌2016年11月18日

我らが南河内では日中の室温が25度を超えるような日も少なくないが、女寄峠の先の大和高原は霜が降りるほどの冷え込みようだ。路傍の温度計は0度を指していた。

川面からはもやがたちのぼり、毎年同じ場所をまわっている猟師にも見せたことのない幻想的な表情を浮かべている。美しい。これだけでもう今日ここへ来た甲斐があるというものだ。

狩りバカ日誌2016年11月18日

薄暗さと逆光があいまってシルエットしか見えない水鳥。おそらく右上の二羽がハシビロで左がバンか。意図したわけじゃないけど、モノトーンのちょっとかっこいい写真になった。(*゚∀゚)

今日は僕にしてはほとんどないことに平日に出猟したので、この朝の時間は通勤通学の時間。

ううむ。バンは撃つつもりはないけどハシビロは撃ちたい、でも遠目とはいえ土日より人の姿が多く、非常に撃ちにくい。

法的には問題ないけど…やめとこ。(´・ω・`)

空気銃猟が狩猟のすべてだった3年前なら強引に矢をかけていたかもしれないが、ちょっと成長したかな。

狩りバカ日誌2016年11月18日

アオクビ1、カル3が見えるこの川にそって走る道路も、休日の朝一番だとほとんど車通りはないけれど、今日はダメだ。

距離は40mちょっと。気づかれてはいるけど、こっちを見て動かない状態だから撃てばまず外さないだろうに。(´・ω・`)

狩りバカ日誌2016年11月18日

おっとそうだ、今年の奈良はハンターマップだけが後から届いたんだった。もしかしたら大幅な変更でもあったのかもしれない。ざっとは目を通してあるけど、もう一度確認しておこう。

車を路肩に寄せてハンターマップに目を走らせる。…よし、少なくとも僕が通っているあたりは変更はないようだ。これでひと安心。

その後しばらくあちこちの水場をまわり、途中の田畑に目を光らせてキジをサーチするも姿はなし。ハンター5年目の初日はボウズとなった。

ただ、ボウズを恐れない余裕が出てきたのは成長の賜物。ということにしておこう。orz

狩りバカ日誌2016年11月18日

帰りにいつもそばを通る池をのぞくと、やはり今年もいた。

狩りバカ日誌2016年11月18日

毎年毎年、なぜかこの池には必ずヒドリガモがつく。

奈良の僕の通っているところではこの池にはこの鴨、この水場にはこの鴨とこの鴨、とだいたいつく鴨の種類が決まってはいるのだが、何十という池をまわっているのに、ヒドリガモを見るのはなぜかここだけだ。

そしてこいつらは常に無警戒。20mほど向こうで、こちらに気づいてはいるのにリラックスしとる。ちくしょう。…いやまぁ、たしかに畜生なんだけど。

実はここも銃禁ではないのだが、朝でも夜でも交通量の多い幹線道路に面していて、住宅もそこそこまとまっている。時間曜日関係なく、この場所では撃てない。食べてみたいけどなぁ、ヒドリ。

ショーケースのトランペットを凝視する少年のようにしばらくヒドリガモを眺めていたが、それ以上のことができるわけではなく、ほどほどのところであきらめて帰宅。これで今度こそボウズが確定した。

まぁいいさ。獲れなかったんじゃない、獲らなかったんだから。ほ、本当だぞ!? (; ・`д・´)

【本日の猟果】
発砲 0
捕獲 0

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Comment

  1. 天之 より:

    うーん、これが余裕というやつですね
    僕は今日人生初猟で、30m匍匐前進してなんとかカルガモ1羽仕留めました
    ここのブログと日記が、下見・射撃・処理などの全般に渡って非常に役立ったのでここにお礼申し上げる次第です

    • spinicker より:

      余裕といえば余裕かもしれませんけど、これが猟期最終日とかなら引かなかった自信はありませんw

      人生初猟で大ガモgetですか! それはすごい、おめでとうございます! 30m匍匐前進する根性もお見事。拙ブログがお役に立てたということで何よりです。^ ^

      昨日もライフルの暴発で死者が出ていましたが、ベテランになっても気の抜ける瞬間というのはあるもの。これからも無事故無違反でおたがいがんばりましょう!

  2. SWW より:

    ハンターマップの遅配の原因は奈良県の農林水産部の人がミスやらかしたらしいですねw
    うちの猟友会の先輩達もえらい文句言ってました。

    • spinicker より:

      なんだかんだでネットでは確認できたし13日にはポストに入っていたのでまぁいいんですけど、今年から始めるような人は気が気じゃなかったでしょうね。( ̄∇ ̄;)
      お役人は素晴らしい福利厚生のもとでお仕事してるんだろうからもうちょっと性根入れてやってもらいたいものです。

  3. noela より:

    今まさにその”3年前”の状態です。
    初日にコガモ雌を1羽獲れましたが、それ以降は獲れず。

    しかし、「本でしか見たことのない鳥」や「百舌の速贄」を見つけたり、「幻想的な景色」に出会ったりと、獲物はとれなくとも猟に出るだけで楽しいです。

    本当、狩猟って素晴らしいものですね。

    • spinicker より:

      ということは今年が2年目でしょうか? 僕の場合2年目3年目というと「獲りたい獲りたい」で常に前のめりになっているような状態でした。今から思えばよく何事もなかったもんだ。

      猟を楽しむ秘訣のひとつは、おっしゃるように獲れても獲れなくても、野山の散歩そのものを楽しむことだと思います。2年目でそれに気づくnoelaさんはこれからも安全に猟ができると思います。(・∀・)

      • noela より:

        分かり辛くてスミマセン、1年目の見習いですw
        今まさに「獲りたい獲りたい!」という状況ですね。

        しかし、思ったように近づけず、狙ってもなかなか当たらず、当たっても半矢・・。鳥猟する先輩猟師もいないので聞けない状況です。

        spinickerさんはどのようにカモやキジを獲ってるんでしょうか。良ければ以下について教えてください(・ω・`)

        1、忍び寄る距離は何mほどか
        2、鳥がどのような状況にある時に撃つようにしているか
        3、狙う場所はどこか

        時間あるときで良いので、教えてもらえると幸いです。
        よろしくお願いしますm(_ _)m

        • spinicker より:

          カモとキジではかなりちがうし、ケースバイケースである場合がほとんどですが…

          ①70m以遠では撃たないようにしています。9割以上は60m以内かな。
          キジは周囲の状況を見ながら近寄れるだけ近寄って、カモはついている場所がだいたい決まっているので、そこへ矢をかけやすくかつ人目につきにくいところ、これも今となってはほぼ同じ地点から撃ってます。

          ②飛んでる時以外であればいつでも矢をかける可能性はあります。ただキジの場合は何秒かごとに警戒のために頭を上げて周囲を見回したりするので、その瞬間を狙うことはよくありますね。

          ③横向きであれば頭か首元、こちらを向いていれば首か首元です。キジは頭が小さいので頭以外で。

          …感覚でやってるので活字にすると案外むずかしいものですね。でも1年目からすべてうまくはいかないですよ。無理せず続けていれば徐々に自分のスタイルが出来上がっていきます。(^-^)

          • noela より:

            ありがとうございます(;▽;)ノ

            1年目だから上手くいかない・・というのは頭では分かってるのですが、やっぱ悔しいんですよね〜

            それと「このペースで本当に2,3年すれば上手くなるのか・・?」という恐れがあります。

            そして、ずーずーしいのですが、あと2つ教えて下さい。
            ④キジにしろカモにしろ、気付かれてから仕留めるには何かコツなどありますか?それとも気付かれたらほぼ諦めてますか?

            ⑤撃ち下ろしで当てるコツはありますか?
            当たらなくて困ってますorz

          • spinicker より:

            まあ実際にやってる者としては「1年目だからうまくいかなくてもいいや」なんて考えませんからね。何年目であろうがうまくやりたいのは誰だっていっしょですね。

            ④キジはほとんど気づかれる前に撃ちますが、カモは半々ぐらいかな。気づかれても距離があればその場でじっとこっちを見てたり泳いで遠ざかろうとしたりするので、チャンスは十分あります。飛ばれそうならなるべく早く、そうでなければじっくり狙う。ぐらいでしょうか

            ⑤撃ち下ろしは僕も苦手です。外す時はたいていは水面を撃ってしまっているので「撃ち下ろしは上へ行く」という意識が強すぎるようです僕の場合。脳内補正しすぎだと思われます。めちゃくちゃ極端な角度でも超遠射でもない限りはあまり撃ち下ろしを意識しない方がよさそう。

      • noela より:

        うおおお!ありがとうございます(`;ω;)
        猟場の立地的に撃ち下ろしばかりになってるので、ありがたいです!早速試してみますね。

        それはそうと、本日の猟でのアバラ1・・災難でしたね。
        お大事にしてください(・ω・`)

        • spinicker より:

          空気銃で鳥猟やってると撃ち下ろしは多いですね。お互い精進しましょう。(・∀・)

  4. monndou_n より:

    お疲れ様でした。人目があると、なかなか撃てないですよね。
    私の実家の前の池には沢山のカモが飛来していますが、人家うんぬんの判例からすると、完全にアウトになるので、撃てません。
    私はこの前から、鹿のコールをやってましたが、コールでの発砲は未だに0です。
    コールで近寄って来た事もありましたが、遠すぎて撃てませんでした。犬がいれば、もう少し出来るのでしょうけど…。
    猟期が始まってすぐに、師匠のくくり罠にかかった鹿の止め刺しで、初めて1発撃ちましたが、今期これ以外で撃つ事があるのか不安になって来ました。

    • spinicker より:

      鴨がたくさん降り立っている池を通りがかると「ここで撃てたらなぁ」と考えたりしますが、撃てないからこそこれだけの鴨が安心して泳いでいて、たらふく食べてまた繁殖に向かってくれるのだと思えば、まぁこれはこれでいいのかな、とおだやかな気持ちになります。( *´∀`)

      撃つ機会はこれから先いくらでもあるでしょうから、焦って引かない方がいいですよ。自慢できるのは「撃ちまくったこと」じゃなくて「きっちり見極めて撃ったこと」です! ( ・`ω・´)b

  5. Naoo より:

    今年の初猟お疲れ様です!
    私も人生初の初猟を週末迎えたのですが、事前にハンターマップで下調べして鴨がいたため池は早朝に先客ハンターさんが鴨撃ちしてたようで、
    鴨は見当たらず、土手に鴨の羽毛が少し残ってるのを見ただけで、初猟は空振りに終わりました。

    こちらはため池はけっこうあるのですが、周りに数件の民家があることが多く、法律的には問題ないですが、やはり100%問題ないところじゃないとこちらも安心して猟ができません。

    猟をできる場所は相当限られてしまいますが、
    何よりも法律遵守を第一に、チャンスが巡ってくるのを待つばかりですが、焦らずじっくり楽しんでいきます。

    • spinicker より:

      僕の場合、思い返せば、1年目は初めての年なのでビクビクしながら慎重に、2年目3年目あたりから勝手もわかってきたので猟果をあげるために強引に…という感じでした。
      で、経験値が増えてきたのと、3年目で猟果があがりすぎて1年で食べきれないほど獲れてしまってことがきっかけで、4年目以降は猟果よりも安全と周囲の状況により気を配れるようになってきました。

      トラブルを起こしてしまったら猟果どころか猟銃とおさらばになってしまうかもしれない厳しさが銃猟にはあるので、やはり安全第一ですよ!

  6. ltchughes より:

     おぉ!勝負パン、、、いやジャケットですね!!気合いの入り具合がうかがえます!

     私は人目を気にしなくなりました。県外からのお客様方が装薬でドカンドカンとしますので、エアーの私は離れたところでバスンと。

     撃たない勇気、すごいですね、さすがです!!今の私では、何とか人通りが消えて撃てる状態になるのを待ちそうです。そんな事をしていると、いずれ焦って不安全な状態に気づかずにやってしまうかも。「撃たないと決める」。私も見習います!!

    • spinicker より:

      撃たない勇気はハンター始めた頃に先輩方に散々言われていたことでしたが、3年目までは実感が伴っていなかったのであまり守れていませんでした。人生の先輩からの助言が身に染みるのはしばらく時間がたってからですよね、常に。(´・ω・`)

      ちなみに僕の勝負パンはカツサンドです。勝負に勝つ、なんつって! (≧▽≦)

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もうかりまっかPC01

  • ハンターたる者、常により良い狩猟車を追求するべし! (`・ω・´)

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