意外な気づきも。格言カレンダーで糺したい己の2017年。
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暮らしよもやま話
まがいなりにもブログという文章をメインにした表現法をたしなんでいるせいか、ことわざや格言に魅力を感じます。昔うちに「こどもことわざ辞典」なんて本があったのも理由の一つかもしれません。
一番好きな格言は、フランスの詩人・ブールジュという人の
『自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう。』
というもの。人生の分かれ道に直面した時、常に楽な方を選んできた僕にとっては耳が痛くもありがたい言葉です。orz
そんな格言好きの僕が毎年購入しているカレンダーがこれ。「こころの格言暦」と表紙に書いてあります。
カレンダーなんてのは普通はなじみの銃砲店や得意先からいくつももらうものでしょうが、このカレンダーだけは毎年自分で購入しています。こいつがまたいいことを言ってるのです!
『失敗を恐れて何もしない人は成功することもない』
(ノ∀`)
僕なんかはもうズバリこれに当たります。うまく行かなかったときのことを考えて動けなくなるタイプの典型です。分かってはいるんだけど…。
『急ぐな焦るな道草をくえ 道草にこそ人生の味わいがある』
人はパンのみにて生きるにあらず、なんて言葉とも通じるものがあるかも。
個人的には、年齢的に人生の折り返し点にさしかかり、何かと焦りがちになってきたのを自覚することが増えていたので、非常にタイムリーな格言でした。
『最初から教えてもらおうと思うな まず自分で考えて試してみよ』
これは最近の若い猟師志望の人にもちょっと考えてもらいたいですねー。
とは言っても僕も失敗するのが嫌いな人間なのでまず人に聞いてしまう傾向があるのは自覚してまして、なんか同族嫌悪みたいなところもあるんですけど…。やっぱり効くなぁこのカレンダー… orz
言われればわかるんだけど、言われないと忘れてしまいがちな考え方を再確認するにもこういった標語や格言は有効。ちなみに標語カレンダーは複数の種類があるようです。
人によっては説教臭い、とかで敬遠する向きもあるようですが、自分に合うものだけ取り入れて、合わないものは無視すればいいのですこういうものは。
僕は心に響いたものは去年以前のものもメモしておいてあります。『目先の得を追っている人には生涯の徳は見えてこない』なんてのもあって、時々読み返しては納得したり決意を新たにしたり、はたまた勝手にダメージを受けたりしています。
しかしまあ、こういったものを取り上げるということは僕もそれだけ年を取ったということでしょうか。
そして今年も終わろうとしています。
猟師の方は来年も無事故無違反で、猟師志望の方は来年にはデビューできますように。
それでは皆様、よいお年を。
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Comment
今年1年お疲れさまでしたー
紹介された記事は今年猟師デビューした身には何かと助かりました。
まだ試行錯誤ばかりで猟果に恵まれてませんが、
まずは焦らず無事故無違反ですね。
では来年も宜しくお願いします!
明けましておめでとうございます!(・∀・)
試行錯誤するほど初猟果はうれしいものですよ。バンバン獲れすぎたりしたら早く飽きるかもしれません。
今年のどこかでまず一羽(一頭?)ですね。でもその前に安全重視で!