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荒ぶる熊に遭遇したら。万一のためのイメトレ用熊襲撃動画はこちら。

公開日: : 最終更新日:2017/06/03 登山よもやま話

クマと格闘

東日本の方ではクマは増えていると聞いたことがあります。そしてそれを裏付けるかのように昨今耳に入ってくるのが、クマの襲撃による死傷事故。

去年6月に4名が亡くなった事故に続いて、今年も4月25日に宮城と岩手で2名が負傷、そして先日5月28日に1名が襲われて死亡する事故が発生してしまいました。(-_-)

僕などはクマが出ようが出まいが、丸腰で山へ入っていくのはなんかこう、気持ち悪さがあるというかなんというか。

猟場開拓のためにクロスカブで未舗装林道へ入ったりしてますけど、バイクを降りて徒歩で探索してる時なんかは、見通しの悪い場所はやはりいい心地はしません。

クマの心配がない場所でもこうなので、クマが出る場所で山へ入る人はより一層の用心・対策が必要になってくることでしょう。

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日米バーチャル熊アタック体験

こちらは10日ほど前にyoutubeに上がった、アメリカでのクマ襲撃動画。大事には至っておらず、撮影者は無事帰還しているのでご安心を。

アメリカでクマ襲撃というとすぐグリズリー(ハイイログマ)をイメージしがちだけど、こいつはアメリカクロクマ。グリズリーよりはおとなしいとされるクマではあるものの、過去には死亡事故例もあり、猛獣には変わりありません。

ハンティング(ボウハンティング)中の出来事のようです。これを弓でどうこうしようという気にはなれないなぁ、僕は。( ̄∇ ̄;)

続いては我が国でのツキノワグマ襲撃、撃退成功動画。渓流釣りの移動時の出来事。先ほどの動画より長いので、1分45秒あたりからどうぞ。撮影者さんは撃退のために大声を出してます。音量注意。

クマはええ! Σ(゚д゚;)

動画の説明文にはこうあります。

2016 .7.14  山梨県笛吹市御坂町の金川上流で渓流釣りをしていたところ熊に急襲され必死で応戦ギリギリで生還。

本人は木をかじった跡を見てイノシシだと思ったと言っています。映像中ではイノブーとか言ってますがまさかこんな事に・・・。

気が付いた次の瞬間には目の前にいて尻もちをついてしまい片方のウェーディングシューズにかぶりつかれ逆の足で熊の鼻っ面を思いっきり数回蹴り付けたら一旦離れていったと。

しかし、すぐ引き返してきたが倒木と本人のガチの雄叫び?絶叫?で何とか難を逃れたようです。

この後、恐々川から上がろうと斜面に手をついたところ特大のマムシがいてまたビックリ。この日は散々だったようです。

ちなみに奥様からは既に「渓流釣り禁止」の御達しがあったとか。

生還できて本当に良かったです。

※ 映像中のタイムコードは間違いで実際は2016年7月14日午前9時頃です。

本当に生還できてよかった。やっぱり最後には戦わないといけないということか。反撃したら逃げていった、という話はよく聞きますね。

しかし撮影者さんはこれ以上ないほど立派です。大声を出しながらもすこぶる冷静。僕はスラッグ弾を詰めたM870を持ってたとしてもこれよりビビる自信があります。(´・ω・`)

「もし、熊に遭ったら、どうする!本当の熊対策」というページに、対策として以下のようなことが掲載されています。この方は過去に三度ほどクマに遭遇したそうです。うち一度は60cmの距離だったとか! Σ(゚д゚;)

  1. 必ず鉈を携帯する(武器として実用的な物であること)
  2. 音の出る物(ラジオや鈴など)で、常時音を立てて歩くと、辺りの音の異常が感知し難いので、要注意である。それよりも、時々声を出すか、笛を吹いた方がよいと思う。
  3. 辺りを充分注視しながら進む。見通せる範囲はもとより、その先の死角部分では、特に歩調をゆっくり遅めて、注視すること。
  4. 万が一熊に出会ったら(20m以上距離がある場合)、走らないで、熊の様子を窺いながら、熊から離れること。
  5. 距離が10数mないし数mしかない場合は、その場に止まりながら、話しかけること(最初は普通の音声で、それからは大声で)。そして熊が立ち去るのを待つ。自分も少しずつその場から離れてみる。
  6. (私は未経験だが)、側にのぼれる木があればのぼり逃げる。襲ってきたら死にものぐるいで鉈で熊の身体のどこでもよいから叩く。

あとはこういうのも有効なんだろうけど、高いんだよなぁこの手のスプレー。だいたい1万円ぐらいします。(´・ω・`)

こっちはちょっと安いけど、安いのは安いのでなんかちょっと不安なような? このへんは財力との兼ね合いですかね。。。

本当の熊対策のページに戻ると、こういうことも書いてあります。

まず勇猛心を持ち、常に熊と遭遇した場合の対処法を頭に入れ、時々それを思い浮かべながら行動すること

これも大事ですね。

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クマには遭いたくないけど山へ入ることになる人も、普通に暮らしてたら実際にクマと対峙することなんかまずないわけで、実践で慣れるというわけにはいかず、イメトレは有効な防衛法…というか、防衛法を有効に運用する上で役立つもの。
普段からイメージする、しないで実際に遭った時の初動の正確さに差が出てくるはず。

スポーツなどで「心は熱く頭はクールに」というのはよく言われますが、こういう時にも、絶対に負けない! とハートを燃やしつつ、頭では冷静に退却の道筋を計算するのが最善手なのでしょう。

最後にもうひとつだけ、クマvs人間の動画を紹介します。

「これだけ苦労して材料のいい鮭を調達してるんですよ!」という、缶詰会社のユーモアCM。こうやってクマに格闘戦を挑むのは最後の最後の手段にしましょう! ( ̄∇ ̄;)

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Comment

  1. monndou_n より:

    うちの娘が、今年、和歌山の某山でクマと遭遇したそうです。向こうが逃げたそうですが、もう少しで事案でした。
    僕は、田舎で山に入る時は、スプレーを持って入ります。
    このスプレー買う時は、勇気がいりました。(1万2000円もしましたし。)使う時も勇気がいりそうです。
    しかも、有効期限があるので、廃棄する時もどうするか困ったものです。

    • spinicker より:

      紀伊半島では数十~数百頭と言われているのでなかなか出くわすことはないだろうと思っても、実際に目の前に出てきたらそんなこと関係ないですね。

      そうそう、スプレーは使用期限があるんでしたっけ。出番はないにこしたことはないけど、一度も使わず廃棄ってのも無念な気が…(´・ω・`)

  2. onesuke より:

    な、なんか怖えーー(泣)
    山入るときは多少高くても思い切ってスプレー買って行きますww
    バイクで年がら年中山行ってた時は鹿とか猪、猿は見たことありましたけど、
    エンジン音の恩恵か、さすがに熊は出くわした事ないです。
    結構、名古屋近くでも月の輪熊出てるみたいだから現実味ありますね。
    武井壮に弟子入りするかなw

    • spinicker より:

      シカはなんか天然な感じなので案外エンジン音とか平気なやつもいるイメージ。シシはシカより頭よくて用心深いのでバイクではあんまり見かけなさそう、と予想しています。当地ではクマはもちろん、サルも今のところは見たことないですねえ。

      サルの有害をやってた人に聞いた話ですが、仲間を撃ち倒されたサル達は、群れ全員で木の上からハンターを取り囲んで、四方八方から叫んだり枝を揺らしたりして威嚇するそうです。いっせいにかかってこられたらどうしよう、と恐ろしかったとか。武井壮でも勝つのは難しいかとw

  3. lahiroaig より:

    クマがいないと言われている地方なので、何の準備もせずに山に入っていますが、ヒヨドリの待ち撃ちをしてる時に、後ろからガバッとこられたりするのを想像すると肝が冷えます。 座ってることが多いので、あの速さで来られたら間違いなくアウトですね。

    こちらのシシは車慣れしているようです。 通勤に山越えのルートを使っているのですが、暗くなってから通ると、ウリ坊を連れたメスが観光ホテル近辺の道路脇に横断待ちの風情で立ってたりします。(手は挙げてませんでした) また、雨の夜などは、近所のスーパーの駐車場にもシシが出没しますが、車で近づいても逃げません。
    今の所、扉を開けて車から降りると一目散ですが…
    事故が起きないことを願うばかりです。

    • spinicker より:

      当地でも、夜に道路まで出てきてるようなシシやシカはかなり図太いのばっかりです。車が数メートルまで寄っても逃げない、そこからさらに人間が降りて近寄ってもしばらくは逃げない。とか。

      山と街が近くてシシが闊歩してるのが日常な神戸の西の方では、街中をシシが歩いていても基本何事もないみたいだけど、たまに人間がケガさせられてニュースになったりしてるので、気をつけるに越したことはないですね。六甲のシシは餌付けされててでかい…

      シシが手を挙げて横断してる姿なんか見たらかわいくて撃てなくなってしまう…(*゚∀゚)

  4. 天之 より:

    この時期、猟場開拓中に熊を見ます
    バイク(アドレスV125)の時はあまり見ませんけど、クルマで林道走ってると前を横切ったり田んぼの向こうに見えたり
    熊の実数が増えてるのかどうかは中々分からないそうなんですけど、人里に降りてくる数は増えてますしさらに増えるかと
    人は怖いものだと学習する機会が無いからだとか言われてますね
    しかし熊被害がふえてもハンターの地位向上はしなさそうな気が
    多分この勝負は熊の勝ち

    • spinicker より:

      ううむ。クマが日常的に出没する地域ということですね。僕なら恐ろしくて出猟をためらってしまいそう…orz

      人はこわいものだと教えられる機会もそうはないですからねえ。
      里に出てきた猿を山に追い返す「モンキードッグ」というのがあるそうですが、「ベアドック」も頭数が揃えばツキノワ相手なら有効な気がします。犬にがんばってもらおう…(´・ω・`)

  5. onesuke より:

    お疲れ様です。
    無事に教習合格して明日、銃を選んできます。
    射撃、難しいですね。中らなかったから焦ってまた中らない。
    所持出来たら当分練習いたします。
    予算の関係で中古になりますが、候補としては
    M870シンセ,ベネリM3のどちらかになる予感。
    悩みすぎて寝られない~

    • spinicker より:

      おおっ。おめでとうございます!(・∀・)

      皿割りは僕も苦手です。追い越し様に撃つとか言われてもしっかり狙えてる気がしません。理屈ではわかるんですけどね…(´・ω・`)

      その二つなら、僕であればやはりM870をおすすめするかな…。ベネリは申請通らない都道府県があると聞いた記憶も。
      最終的には第一印象で決めてしまってもいいと思います。面倒とはいっても、買い換えできるわけだし。存分にお悩みください!( ̄∇ ̄ )

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もうかりまっかPC01

  • ハンターたる者、常により良い狩猟車を追求するべし! (`・ω・´)

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