エースハンターのシャープチバが廃業?空気銃取得予定の方はご注意!

公開日: : 最終更新日:2017/01/07 銃一般

エースハンター

画像は豊和精機ウェブサイトより

国内の空気銃製造メーカーの雄であるシャープチバの名機が「エースハンター」。単発ではあるものの、ポンプ一体式のシンプルな構造と高い命中精度で根強いファンを持つ銃です。

しかし。。。残念ながら、現在製造元であるシャープチバは少なくとも事業停止、もしかすると廃業or倒産・・・。したかもしれないという状況です。(´・ω・`)

シャープチバに関しては、過去に何度かこういった噂が出たことがあると聞いています。

僕が最近聞いたところでは去年の12月に同様の噂が、そして今年3月の時点で再度耳に入ってきたので、一度シャープチバの公式サイトを訪問してみました。

その際にはサイトは存在していたのでブログには載せなかったのですが、今月の20日あたりに再度訪問してみたところ・・・サイトが表示されなくなっていました。(-_-)

http://www10.ocn.ne.jp/~sharp/(本日の時点で閉鎖中)

こちらのブログではさらに詳報があり、104の電話番号案内にもシャープチバは存在がなく、銃砲店からの情報でも「もうやってない」とのことです。Oh・・・ orz

本サイトの「狩猟のコスト」のページで初期投資のなかに入っている「スコープ付き中古ポンプ銃」は、このエースハンターを想定して記載しているのですが、差し替えた方がいいかもしれません。。。

「北海道チューン」などと呼ばれたりもする、エースハンターのチューンで有名な近江屋さんのサイトでは特にアナウンスがないようですし相変わらずエースハンターのチューニング作業も掲載されているので、こちらでは部品の在庫が豊富な可能性もあります。が、いずれ限界はくることでしょう。

もしかしたら代替品が発売されたり後継企業が名乗り出たり、ということもあるかもしれませんが、現在ではあらたに中古のエースハンター、イノバなどのシャープチバ製品導入は見送った方が無難である状況になっています。

新規に狩猟用空気銃の導入を考えている方はご注意ください! m(_ _)m

※北海道の近江屋さんがシャープチバ製空気銃の部品などを自作しておられるようで、修理は問題なく行えるようです!(2015年7月11日追記)

関連記事:【朗報】エースハンター、まだまだぜんぜん余裕で修理可能だった!!

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Comment

  1. mimimi より:

     それは何とも、残念なお知らせですね。
     
     私は若さ故にハイパワー志向で7.62mm。現在6.35mmを所轄に打診中ですが、シャープなどはヒヨドリなど小型の「超美味」な鳥のハンティングに向いていると聞いています。経験を積んで気づかれずに獲物に接近できるようになったら視野に入れたい一品でした。
     
     復活してくれる日を待ちましょう!

    • spinicker より:

      もし大阪が同目的で同種の銃の複数所持をあっさりと許可してくれるのなら、対ヒヨ専門の空気銃としてエースの4.5が欲しいですね。5.5だと肉の傷みが大きいので。。。言っても仕方ないですが、日本がもうちょっと銃と猟に寛大な国であれば結果はちがったかなと思うと少し残念です。(´・ω・`)

  2. ぴよ より:

    こんにちは。
    私はエースハンター(5.0mm)を所持&使用しています。
    まだ近江屋さんは大丈夫なようですが、そのうちに供給パーツがなくなる可能性があるのは痛いです。
    やはり、装薬銃も扱うのではなく、空気銃のみを扱っていたのがシャープチバさんの経営に響いたのですかね。

    でも私はまだまだ使いますよ、エースハンター!
    (単に資金が無いだけですけれども……笑)

    • spinicker より:

      こんばんは。(・∀・)

      装薬銃というよりは、やはり海外製のプレチャージ空気銃に対抗できなかったんだろうと思います。シャープの新銃は15万ぐらいだったと思いますが、もうちょっと出せば値上がりする前のレインストームなら買えた値段ですし。。。
      用途によっちゃエースはいい銃だと思うんですけどねぇ。所轄があっさり許可してくれるなら、僕はエースの4.5mmが欲しいですね。二の矢がほぼ必要ないヒヨ撃ちにはポンプ式の4.5㎜は最高の選択肢です。僕はレインストーム(5.5㎜)を使ってますが、ヒヨ相手にはオーバーパワーなもので。
      メンテできる間にしっかりメンテして、末永く使ってあげてください! ^ ^

  3. […] エースハンターのシャープチバが廃業?空気銃取得予定の方はご注意! […]

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