日本全国どこにでもいます!この時期「やけど虫」にご注意!

公開日: : 最終更新日:2016/10/20 暮らしよもやま話

ハンターが気をつけるべき虫はいくつかあります。

コガネグモとかジョロウグモとかナガコガネグモとか・・・・は、僕が個人的に超苦手なだけであって触っても実害と呼べるほどものはない(僕は姿を見ただけで取り乱しますが)のでこれはおいておくとして、やはり一番はダニ類でしょうかね。

あと、ハンターであってもなくても、この時期に被害を受けそうな虫がいます。しかもけっこうきつめの被害。それが「アオバアリガタハネカクシ」です。

やけど虫

wikipediaより

僕は過去に今ぐらいの時期、梅雨の中頃~終わり頃に、覚えのない場所に覚えのないやけどの水ぶくれができて「???」となったことが二度ほどあります。

まったく心当たりがなくて、でもかなり大きな水ぶくれができてヒリヒリして「なんじゃこりゃあああああ!!!!」と叫びたくなりましたが、ついさっき正体が判明したのが上記のアオバアリガタハネカクシ、通称「やけど虫」でした。

この7㎜前後の小さな虫は、蚊のように積極的に攻撃しにくるわけではなく、田んぼや池といった生息地の脇に自販機などの光源があればそのまわりで機嫌よく飛び回ってるだけの、特にこれといって人間と関わり合いのない虫。

ですが、自転車やバイクなんかで走っている最中にこの虫が顔にぺっ! と張りついて、そいつを取り除くときにはずみでぷちっ。と潰してしまったりしたらご愁傷様。orz

ペデリンという毒液が含まれたこの虫の体液が皮膚の薄いところに付着すると、一見してやけどと見分けがつかないような水ぶくれ&ヒリヒリが数時間後に発生します。

僕の場合はこれよりまだましでしたが、やはり同じようになりました。

スポンサーリンク

実際にやられた当時の僕の認識としては

『やけどなんかした覚えないのに、原チャリでバイト先から帰ってきてしばらくしたら急に水ぶくれが! Σ(゚д゚;)』

でして、なんか妙な病気にでもかかったのか、と不安になった覚えがあります。

この毒は目に入ると失明のおそれもあるとのことで、小さいお子さんのいるご家庭では「虫を潰したりしないように」という注意が必要かと。

マムシはそうどこにでもいるわけではないですが、この虫は夏場になればそこらへんに普通に飛んでいます。考え方によってはマムシより厄介な生き物です。

昔、わけもわからず発生した水ぶくれの正体がついさっき判明してスッキリしました。カバキコマチグモもそうですが、日本には案外一般的ではない毒虫が存在しています、ご注意を! (`・ω・´)ゞ

参考記事:【注意】 全国で「やけど虫」による被害が続出!! 「見つけたら決して触れないように」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ビール

鹿ジャーキーも!ドライフードを自作できる家電、ジャーキーメーカー

ジビエの楽しみ方はいろいろ。当地の大物猟ではシカが多いので、僕の場合は竜田揚げとか低温調理で

記事を読む

コブラ

それはまぎれもなくヤツさ。あのアニメの実写映画化、潰れてなかった!

世代世代で心のなかのヒーロー像ってちょっとずつ違うんだろうと思います。古くは月光仮面とか鞍馬

記事を読む

川

海の幸山の幸川の幸

「海の幸」とか「山の幸」、「山海の珍味」なんて言葉があります。でも「川の幸」「池の幸」なんて

記事を読む

お疲れな現代人に!無料のヒーリングBGMサイト「Noisli」

猟期も終わり、最近の休日は家にこもりがちです。外へ出ると金かかりますからね! 次の猟期に向け

記事を読む

ホネサミ2014その1

骨を制する者は肉をも制す。ホネホネサミット2014に行ってきました。

骨を制する者は肉をも制す! という格言がある。・・・かどうかはわかりませんが(おそらくない)、猟師た

記事を読む

ホネホネロック

いくら食べても肉がつかない人必見。それは「セリアック病」かも!?

幸か不幸か、僕などは何を食べてもすぐ肉になるタチでして。銃猟で獲ってきたカモの鍋なんかもおい

記事を読む

ロング・ロード・ホーム

ロングロードホーム鑑賞前に。バグダードバーニングで見るイラク戦争

最近ナショジオを見ていると、「ロング・ロード・ホーム」という新番組の番宣をよく目にします。

記事を読む

キーホルダー

音で探し物の位置を知らせてくれるアイテム「スマートタグ」が便利すぎる

先日、ガンロッカーの鍵がどっかいったと肝を冷やしたspinicker。 関連記事:狩猟

記事を読む

空き巣

自衛官の空き巣事件から考える、猟銃所持者の防犯・セキュリティ

本日付の時事通信でこういった記事がありました。 「自衛官を空き巣容疑再逮捕=被害50件

記事を読む

星空

【宇宙ヤバイ】人工衛星からのリアルタイム映像が見れる動画三つ

搬出や解体の手間を考えて、大物猟はあまり日没直前まではやらないのが一般的。あっというまに暗く

記事を読む

Comment

  1. mimimi より:

     ありがとうございます。そんな症状も、そんな虫も、初めて聞きました。これは危険ですね。

     意図せずにつぶしてしまう危険性は十分にありますし、直接皮膚で無くても、衣類の上でつぶれた後で皮膚に付着することも考えられますね。

     気をつけます!

    • spinicker より:

      思い返してみればこの虫、けっこういろんなところで見かけてます。
      虫を好きこのんで潰す趣味はないので(蚊はアレだとして)過去にぐうぜんやられたケース以外に被害はなく、その時にも「虫を潰した」という自覚はなかったので原因にもなかなか気づけませんでした。まさか虫のせいだったとは! (゚o゚)

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

もうかりまっかPC01

PAGE TOP ↑