ちょっと変わった手作り腕時計がいっぱい!JHAオンラインストア
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暮らしよもやま話

僕などはええ年こいて家庭も持たず狩猟という趣味に生きているわけですが、男の趣味といえばいろいろあります。車に凝る人、国民的アイドルの誰かを推す人、雪山や海で板に乗って飛んだり跳ねたりする人、そして狩猟も。人の数だけ趣味があると言えるかもしれません。
なかには「男の価値はしている腕時計の値段で決まる!」なんてことを言って、新車や家でも買えそうな高価な腕時計を買い集めるのが趣味である人も世間にはおられるようです。
実はこう見えても、僕も腕時計には少しこだわりがありまして。 (^^ゞ
もちろん、僕の可処分所得で買える腕時計の金額などたいしたものではないですが、「こだわり=金額」とはならないのも腕時計の魅力のひとつであるようです。
こちらのサイトはJHA(日本手作り腕時計協会)に所属する時計作家さんたちが製作した手作り時計の公式通販サイト。僕はここの腕時計のレトロなデザインと遊び心を融合させた、強いこだわりがとても気に入っています。
オンラインストアではないJHAの公式サイトのコンテンツ「日本手造り腕時計協会「JHA」が出来るまで」によると、JHAの成り立ちはこういうことだったそうです。
JHA代表の篠原康治は大学卒業後、商社に就職しました。もともと大の腕時計好きだった彼は、たまたま担当になった香港へ出張するたびに腕時計を買い集めていました。
ある時、彼は部品販売の仕事で香港の小さな時計メーカーに行きます。そこで商談を終えた後、「工場を見せて下さい」と頼み、案内してもらいました。しかし「工場」とはなんと、商談をした隣の10坪程の小さな部屋だったのです。そこで彼が目にしたのは、細長い机に並び、せっせと腕時計を組み立てている5~6名ほどの人たちでした。
腕時計を造るのに大規模な設備や機器が必要なのだと勝手に思い込んでいたのだが、こんな簡素な場所と数種類の工具で腕時計を組み立てられる。それまで腕時計造りがとても遠い所にあったのが、急速に身近に感じられるようになったとのことです。その日から彼は猛烈な勢いで腕時計造りの習得を始めます。
(本文より抜粋)
元々腕時計が好きだった篠原氏が手作り腕時計の会社を立ち上げ、そんな彼のもとに腕時計づくりを志望する人たちが集まり、JHAが立ち上がるに至ったとのこと。
現在では数十人の腕時計作家が活動していて、手作り腕時計ならではのあたたかみを内包しつつ、作家の数だけちょっとずつちがったデザインや味があって選ぶのに迷うほどいい時計ばっかりです!
僕が興味を持つ製品は、たいていの場合こういうふうに明確なバックボーンというか、その道へ進むにいたる強い動機が見えるというか、ようするに「作り手のこだわりが見える製品」の場合が多いです。こだわりのある製品にこだわりがあるようです。
僕が現在所有しているJHAの腕時計がこちら。
・・・に、ちょっとオーダーを入れて細部を変更してもらったぷちスペシャル仕様です!

しかし写真ってむずいですね、全然うまく撮れん・・・ orz
オーダー内容は文字盤焼きデザインが2ヶ所だとちょっとわざとらしさが強いので1ヶ所に、そしてオリジナルの紺色の針は好みでなかったので、レトロな雰囲気にマッチした鉄錆色に。という2点です。
このオーダー内容でも追加料金なし(※当時です)! こういった点も手作りならではですね。既製品だととてもこうはいかなかったことでしょう! (・∀・)
次に買いたいのが、冒頭にも出ていた

これ! レトロだけど古臭いわけじゃなくて、どこか都会的な印象。すごく惹かれるデザインです。2万円ぐらいするのでおいそれと買うわけにもいかないんですけどね・・・ orz
この会社は他にも画像のようなスチームパンク系のものや和時計、懐中時計といったシブい目のメンズもの、またレディースものでもかわいすぎない感じだったり元気っぽいイメージの腕時計をたくさん扱っています。もちろん手作り!
また、「カウボーイビバップ」「装甲騎兵ボトムズ」「スペース☆ダンディ」「LASTEXILE」「THE ビッグオー」「エルゴプラクシー」といった、これまたシブいアニメとコラボで製作された腕時計もあって、かなりいい味出してます。ビッグオーの時計はおもしろいなこれ。。。
いつもの腕時計にいつもとは違ったテイストが欲しくなったら、ちょっとレトロで遊び心いっぱいの手作り腕時計、JHAオンラインストアをのぞいてみてはいかがでしょうか! (・∀・)
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冒頭の「男の価値は・・」なんて事からローレッ・・等を20年前までは持ってましたが今は「スマホ時計」です。無理やりこじつけですが、私、エアライフルのイジリに目覚めたのは時計工房と同じく「超小規模」でやってる「ようつべ」情報やCTCの一人工房製のエアーワンを見てから「ヒョッと自分も?」やれると思ってからでした。機関部やバレルを切削などは出来ませんが、シアーのキレを高めたり銃床は世界にオンリーワンです。
自分でカスタムされる方は空気銃の世界には多くおられるようですね。僕のレインストームはほとんどノーマルのままです。射撃の腕も銃のカスタムも平凡以下なので、猟場を多く回って帳尻を合わせてます。「二・足」のところですね。(^^;)ゞ
ロレッ×なんて僕には一生縁がないはずなのでうらやましい限りです。orz