狩りバカ日誌 2018年2月3日(空気銃・流し猟)

公開日: : 最終更新日:2018/02/05 狩りバカ日誌2017

曇り 4℃-4℃

狩りバカ日誌2018年2月3日

鳥猟期はあと約2週間。こないだ猟期に入ったばっかりだというのに、光陰矢のごとし。

ろくすっぽ射撃練習せずひたすら足(出猟回数とスニーキング)でカバーするスタイルなので、ペレットはなかなか減らない。

愛用のペレットはJSB 5.5mm Exact Jumbo Heavy(500発)。今回は2年半ほどもったが…猟期がそろそろ終わるというこの時期に来て、とうとう残りはラスト3発となった。

もちろんいずれ新しく買うわけだけど、今期はあと1羽か2羽獲れれば次の猟期までのストックとしては十分なので、今日はこの3発だけを持って出猟しよう。で、今日で鳥猟は打ち上げだ。

あと、いつもなら1羽、ただし脂の乗りに満足いかなければもう1羽追加可能。という形で2羽がマイ定数となっているが、今日はラストなので撤廃。3発なので3羽獲ってもいいことにしよう!(・∀・)

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1発目 ハシビロget!

狩りバカ日誌2018年2月3日

地域の最低気温は-4℃となっているが、僕の回っているところは高台になっているのでさらに2℃ほど低い。

流れ込みのない池、陽当たりの悪い池は全面凍結しているはずなので、そういったところは巡回ルートから外す。この時期の主力は凍結しない水場。流れ込みのある池や河川などだ。

まずは幸先よくハシビロ♀を1ショットで射獲。ヨシガモと同じく自粛要請の出てるカモだが…ヨシガモは当地ではほとんど見ないから当面撃たないとして、ここ2、3年ハシビロはけっこう見るのよなぁ。この傾向が続く間はたまには獲らせてもらおう。(´・ω・`)

ハシビロを射獲した次の池で、マガモのようなオカヨシガモのような単騎の♀を発見するも、どちらとも判別がつかずスルー。

当地は今期、レア鴨の当たり年で、今まであまり見なかったカモを目にする機会が多い。オカヨシガモもそのうちの1種。レア鴨は単騎でいることも少なくないので、スルーは正しい判断だったと思う。

オカヨシの♀はマガモより淡い感じがするので判別できる自信はあったのだが、一度オカヨシのペアを見た時に、次列風切以外はマガモとまったく同じように見えたので自信が崩壊したという経験がある。orz

2発目 アオクビget!

ハシビロはまずまずの脂乗りだったので普段ならこれで帰るところだが、今日は最終日なので猟を続行する。

ほどなくして、とある河川にてマガモのペアを発見した。が…。

このケースだと、交通量の多い道路を背後にして撃つことになる。高低差があるうえに川岸の藪からの射撃なので車からは見えないだろうが、通りがかりの散歩の人が川の方を見ながら歩いていたりすると、見つかって何か言われるかもしれない。狩猟は適法でも何かと面倒ごとがついてまわるのだ。手早くことを済ませねばならない。

狩りバカ日誌2018年2月3日

最短距離で、割と雑にスニーキング。というかぜんぜんスネークできていないが、リア充なマガモペアは仲むつまじくキャッキャウフフしているので、狙われていることに気づかない。好都合である。

レンジファインダーなど出している暇はない。狙うはオスの首元。目測で40mないぐらいか。草葉の陰から、気持ち下目ぐらいを狙って人差し指を絞る! もらった!

ポビシッ!

…ぽびし? 変な音がしたぞ。くそっ、目の前のセイタカアワダチソウにかすったか! 慌てるとろくなことがねえ!

外したかと観念しながら矢先を確認する。妙な泳ぎ方をしている。しかも超遅い。陸に上がろうとしている。矢を受けて飛べなくなったカモは藪に逃げ込もうとする傾向がある。当たってるな!

アオクビは陸に上がろうとした姿勢のまま力尽き、バランスを失ってひっくり返った。よし、あそこならひさびさに手づかみで回収できそうだ。

狩りバカ日誌2018年2月3日

メスはきょとんとしたままその場に浮かんでいる。ペレットはあと1発ある、仕掛けるか…!?

コッキングレバーを引きそうになったが、いや、待て。ラスト1発で半矢にしたらどうする。今なら7割方は1発でしとめられるだろうが、残りの3割の目が出てしまうと、僕にはもう二の矢がないのだ。そんな状況で矢を掛けるべきじゃない。

3発で3羽。やろうと思えばやれたかもしれないが、半矢になって逃げまどっているのにどうしようもできないという、申し訳なさすぎる結末を回避するのが獲ることより大事だと考え、3発目は撃たずに帰ることにした。これでいいのだ。

狩りバカ日誌2018年2月3日

機嫌よく帰宅。まずはアオクビから丁寧に処理して乾燥、熟成させる。小柄ではあるが美肌で脂乗りもまずまず。食べるのが楽しみだ。( *´∀`)

これにて今期の鳥猟は終了。獲りたいぐらいの数を獲れて、大過なく終わることができた。楽しかった。やはり僕はどちらかというと空気銃猟の方が好きかもしれない。

とは言っても、散弾銃の大物猟で得られる達成感も捨てがたい。来週からは忍び猟に巻き狩りに、3月15日までフル回転する意向である! (゚∀゚)


【本日の猟果】
発砲 2
失中 0
半矢 0
捕獲 ハシビロガモ1(30m変則伏射・首元貫通),アオクビ1(40m膝射・肩口→もものあたりで盲管)
回収不能 0

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Comment

  1. ltchughes より:

    良いですね!こちらも0度前後の気温ですが雪がハンパなく、、、車の上も家の前も、雪をどかして一息ついたら、元の状態に戻っています。

    今週も市内はマイナス4~5度まで下がるって言うし、積もった雪も凍ります。もう私の猟期は終わってしまいました。。。

    • spinicker より:

      今ちょっとニュースを見ていたら、福井県で1000台が立ち往生という見出しが…。当地では積もってもたまのことで、数日で雪はなくなるのが普通なので積雪があるとよろこんでしまう自分がいるのですが…真の雪国は大変ですね。僕は生きて行けそうにありません。

      空気銃の期間は短いしわなは凍ってしまうということなので、ここはひとつ、散弾銃を所持して一種銃猟はいかがでしょう!? これなら多少の雪でも狩りに出れるし、雪の少ない山を探して出猟することも可能ですよ!(・∀・)

  2. 天之 より:

    私のとこも猟期はもう終わり
    もはや通勤するのも重労働の雪なので

    • spinicker より:

      やはり雪国の暮らしは南河内に暮らしていると想像つかないぐらい大変なようですね…。いずれ移住する時はある程度は積雪のあるところに住みたいと考えてますが、豪雪地帯では生きて行けなさそうです。(´・ω・`)

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