狩りバカ日誌 2019年2月23日(散弾銃・単独忍び猟)

公開日: : 狩りバカ日誌2018

曇りのち晴れ 10℃3℃

先日、イノシシの寝屋撃ちに成功したのに味を占めたspinicker。

関連記事:狩りバカ日誌 2019年2月16,17日(散弾銃・単独忍び猟)後編

ただ、寝屋が集中しているエリアをまだ一か所しか把握していない。襲撃できる寝屋を増やすために、少し離れた場所、少なくとも銃声で起こしてしまわないところに寝屋をいくつか見つけておきたい。

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地図であたりをつけておいたエリアへ足を運ぶ途中、斜面下の60mぐらい先と思われる森の中に少なくとも四頭のシシの集団を発見、発砲するも、引いた瞬間にハズレを確信。シシはブーもキーも言わず元気に逃走。弾はかなり下にそれたはずだ。やはりゆっくりでも動的は難しい…orz

逃走した足跡をつけてみたが途中で見失い、当初の寝屋探し作業に戻った。

後から考えれば、この時しっかりしとめておけば、あんな後味の悪いことにはならなかったのに。(´・ω・`)

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イノシシの寝屋(冬)
イノシシの寝屋(冬)

さっきの銃声で飛んだのか留守ではあったが、よく使ってそうな寝屋が陽当たりのいい南向きの斜面で次々と見つかった。

ただし、尾根のすぐ下だったり、場合によっては尾根のど真ん中に造成していたりで、アプローチが難しそうなロケーション。うまくやる方法を考えねばなるまい。

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また別の南向き斜面に足を運んでみると、国土地理院の地図記号では広葉樹林になっていたところが、実際には腰ぐらいまである笹の海であった。尾根から笹の海を越えた谷底までは70~80mほど。

しばらく斜面を下る形で歩いていたところで、谷底の情景に何やら違和感をおぼえたので目を凝らしてみる。犬のような生き物の下半身が杉の木から生えていた。
双眼鏡で確認すると、やはり。シカだった。すらっとした、あまり大きくないメスジカ。

距離は先ほどのシシと同じぐらいだけど今回は立ち止まっているし周囲も開けていて狙いやすい。なかなかうまそうなシカ。
シシ狙いではあるけど、時間もまだ早いし撃つか。

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ダァーン!

ターゲットのシカが走り出す。と同時に、死角にいたり見えていたのにシカと認識できていなかった個体、合わせて十頭前後の群れが続く。

ここまでは想定内だった。

一呼吸おいて、あちこちの笹薮が揺れ、軌跡を描いて左へ右へと蠢く! 藪の中で寝ていたシシが驚いて逃げていくのだった! それも複数! マジか!? (; ゚Д゚)

急いで左右へ散っていく笹の波を目で追う。左方面のやつは大きそうだけどちらっと見えただけ、しかももう間に合わない。

右のやつは笹薮の切れ目で姿は見えた、が、これもすぐに小尾根の先へ消える。しかしその後ろを付き従うように動く小さな影。子供か!

バカーン!

切れ目で姿を確認した直後に870が火を噴き、笹の動きはそこで止まった。

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よーしよし。この下はいつもシシを冷やす沢につながっている。小さいシシだけど、いいとこでしとめられた。

イノシシの寝屋(冬)

足にロープを結わえて引っ張りながら斜面を下りる。

途中にはとてもあったかそうな寝屋がしつらえてあった。こんなのがいくつかあるらしい。ただし、笹薮のせいで近くまで来ないと寝てるかどうかなんかわからない。
複数頭がいたってことはよく使ってるんだろうけど、遠くからは確認できず、攻略の難しい寝屋になりそうだ。

シシを冷やしに行く前に、見ておかないといけないものがある。

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ああ、くそっ。いい感じで引けたからそうだろうと思った。最初のシカ、やっぱり当たってる。

いつもなら居た場所と消えた場所を覚えておいてトラッキング(追跡)するんだけど、今回はシシに気を取られて消えた先をほとんど記憶できていない。

シカの毛

ただ、いいとこに当てたつもりだったけど出血は思ったより少ないし、何より胴体をまともに捉えた時に散乱する上の画像のような毛の束、塊がどこにも落ちていない。

どうやら軽傷で済んだ可能性が高いが…。矢をかけた以上は最後まで動向を追わにゃいかんなぁ。こういうこともありうると頭に入れておこう。(´・ω・`)

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開けた場所で再度獲物を確認してみる。思ってたより小さい。特に苦労せず片手で持ち上がる。15キロもなさそう。10キロぐらいか。

シシの出産は春が普通だけど、春の繁殖に失敗したメスは秋にも出産することがあるという。この仔は去年の秋生まれなのかもしれない。

狩りバカ日誌 2019年2月23日(散弾銃・単独忍び猟)

撃ちおろした弾は背中に当たっている。頭と首の間らへんを狙ったのだが。とっさの場合の動的射撃がこれからの課題だ…

砕けたサボットスラッグ弾頭

大物猟を始めて以降、今回初めてスラッグ弾の弾頭を回収できた。背骨に当たって角度が変わったのか、けっこうな撃ちおろしだったのに背中から下あごに入って砕けていた。

1オンスの鉛は手のひらに乗せてみるとずっしりと重い。こんなものが音より速く直撃しても走るシシやシカは大したものだ。

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小型な上に残念ながら可食部の損傷が激しく実入りは少なかったけど、肉質自体は良好。寝屋もいくつか発見できて、反省点は少なくないながらもいい一日になった。

今期、シシ猟に出れるのはあと二度ほどになるだろう。冷凍庫をうまいシシ肉でパンパンにして終猟日を迎えたい。

【本日の猟果(忍び猟)】

  • 発砲 3
  • 捕獲 1(イノシシ♂ 25mぐらい立射・ボディショット)
  • 半矢 1(シカ♀)
  • 時間 10:45ごろ
  • 地勢 南向きの開けた笹原
  • 装弾 ウィンチェスターサボットスラッグ(#12)
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