狩猟用簡デジに必要。イヤホンマイクとアンテナのレビュー(KENWOOD)

公開日: : 猟具・猟装

無線

正月休みの出猟で痛めた背中がいまだ癒えきらず、なかなか大物猟に出れなかったり、出てもすぐ帰ってきたりのspinickerです。今週末は空気銃の流し猟には行く予定だけど、山へ入るのはまだちょっとこわい…。ぼちぼち医者行くかな。(´・ω・`)

山へ入るといえば、山中での使い勝手を心配していた簡易デジタル無線。4アマ無線機よりは若干落ちるけど十分に実用範囲である。というのは先月の記事で報告したとおり。

関連記事:狩猟用無線を更新。デジタル簡易無線TPZ-D553MCHのレビューと注意点

が、実用範囲とはいっても、箱出しの状態では狩猟シーンでの実用には耐えられないのが無線機。イヤホンセットは付属していないからです。

イヤホンマイクなしで運用しようとすれば、送信のたびにPTTボタンを押しながら機体を口元に持ってきたり、相手からの送信は機体のスピーカーから周囲にダダ漏れになったり。人間にもよく聞こえますが、周囲の動物にもよく聞こえます。人間の居場所を教えているようなもの。お話になりません。orz

ということでイヤホンマイク、あとは簡デジは周波数の関係から4アマ無線より飛ばないと聞いていたので、社外品の長いアンテナも併せて購入、運用しています。今日はそのへんの品のレビューを。

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ケンウッド製簡デジ無線用品 レビュー

イヤホン付きクリップマイクロホン 耳掛けタイプ EMC-14

EMC-14

最初に購入したのはこちら。EMC-14というイヤホンマイク。4500円ぐらいもします! 最初は簡デジについてはあまり信用しておらず、情報も少なかったので、僕にしては奮発してケンウッド純正品のこれを買ってみました。

…が、結果的に、現在は使っていません。orz

というのも、イヤホン部(丸っこくなってるパーツ)がでっかすぎて耳にぜんぜんフィットしないのです。

耳にかける用のアーチがついているので耳の近くで保持することはできますが、まったく耳の形状に合わず、すき間から音声が漏れまくります。ちょっと、これは。(´・ω・`)

音がまわりに漏れてもいいようなシーンで使うならありかもしれませんが、狩猟用としてはおすすめできる品ではありません。(-_-)

WORKIE 耳かけ付ストレートイヤホンマイク《KSタイプ》【ケンウッド ねじ式プラグ専用】

ケンウッド簡デジおすすめイヤホンマイク

高いの買ったのに使い勝手が悪く、超ガッカリ。何も信じられずやさぐれていた僕が次に買ったのがこちら。そうそう高いのばっかり買ってられなかったので、今回は安物。1500円ぐらい。ということは、前回の1/3ほど。

が、これが当たりでした。相手方の音声もきちんと聞こえる、こちらの発信音声もちゃんと拾ってもらえる。カール式コードに保持用のクリップが複数ついていて、取り回しもいい。これが1500円でいいの? (・∀・)

ただ、イヤホンは左右どちらの耳でも使用可。ということだったのですが、デフォルトが右耳の状態なのでその形でクセがついていて、左耳にセットしようとすると、もとの形にもどろうとして耳孔から外れる。ということが何度かありました。

対策として左耳セットの形でボンドで止めて使っています。不具合といえばこれぐらいかな。それ以外の機能はいいので、この値段なら満足です。

WORKIE 耳かけ付ストレートイヤホンマイク《KSタイプ》 【ケンウッド ねじ式プラグ専用】

WORKIE 耳かけ付ストレートイヤホンマイク《KSタイプ》【ケンウッド ねじ式プラグ専用】

また、↓の品は形状から見るに同等の品である模様。現状ではこちらの方が若干安いですね。

簡デジ用アンテナ

SRH350DH

アンテナはこちらに換装してあります。純正品よりかなり長くて飛びそう。

実は最初っからこれを装着していたので純正品との差はわからないというのが正直なところ。ただ、めっちゃ長いのが難点。その分飛ぶのかもしれないけど、山での運用にはちょっと持てあます場面も。車のドアに挟んだり。(+_+)

ちょっと短いこっちで試してみるのもよさそう。20センチか。半分ぐらいならかなり楽だな…

簡デジ自体には現状いちおう満足です。アマチュア無線運用時の制約がないのはなんというか、肩の荷が下りたというか。気分的に楽です。

アマ無線、簡デジ。それぞれのメリットとデメリットを天秤にかけて運用していきましょう。( ´ー`)

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