射場でついつい的紙を買ってしまう人に贈る、簡単自作的紙

公開日: : 射撃

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朝夕はめっきり涼しくなってきて、コオロギの鳴き声にも張りが増してきたように思う今日この頃。秋はもうすぐそこですね!(・∀・)

僕はこないだの日曜に大阪府猟友会の青年部&女子部の射撃会に二年ぶりに参加しまして、今期のクレー射撃は撃ち止め。サボット弾をぶっ放すべく、26インチリブ銃身を24インチハーフライフル銃身に換装しました。

静的射撃ではクレーの代わりに的紙が標的です。しかしこれが買うと案外高い…(´・ω・`)

モスバーグ製M870サボット銃身でサボット弾を撃ち比べしてきた。

こういうやつです。厚手でガッチリしていて使いよいんだけど、射場によっては1枚300円ぐらい取られるんですよコレ! 2枚でラーメン一杯っすよ。これはちょっと出してられんなぁ。

ということで、今日は自作的紙の作り方を。

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難しいことは何もないんですけどね。けどこういうのって、思考のピントが合ってないとなかなか思い至らないってこともありまして。思いが至らない状態だとどんな簡単なことでも気付かなかったりするものです。視界に入ってるのに見えないのとちょっと似てます。

僕はこいつを買いました。射場の的紙よりかはちょっと小さいんですけど、そこそこの大きさ(534×377mm)と厚みのある画用紙20枚とじ。だいたい900円前後で売ってます。1枚あたり45~50円ぐらい。射場の的紙と比べるとだいぶ安い!(・∀・)

なんなら段ボールとかでもいいんだけど、常に家にあるとは限らないし、射場によっては的枠に固定する方法がタッカー打ち込みだったりするので、厚みのありすぎる段ボールだとうまく止まらないことも。射撃中にポロッと落ちて100m先まで貼り直しに行ったこともありますですよ。それも二回も。(´・ω・`)

射場でついつい的紙を買ってしまう人に贈る簡単自作的紙

画用紙のまんなかに的紙から切り抜いた黒●を置いてペンで型取ります。

的紙がない人は黒●の直径が20㎝なので、20㎝の円を描いてください。たぶんどの射場でも静的用の黒●は20㎝かと思います。大物のバイタルエリアのサイズを想定してるんじゃないかと。

射場でついつい的紙を買ってしまう人に贈る簡単自作的紙

型が取れました。

これでいちおう完成ですが、100m先とかに貼っつけるとスコープならともかく、等倍のドットサイトなどでは白○のままじゃ視認しにくいかと思われますので、濃い色で塗りつぶしておいた方がいいでしょう。

今日の記事に関しては、「的紙の作り方」というよりは「的紙は自作しましょう」という考えの啓蒙といった方が近いですかね。

いるんですよ、普段金ない金ないって言ってるくせに、自作するってことに思いが至らなくて、射場へ行っては的紙を買いまくってた人が。
その時には高いな、自作しないとな。などと思うんだけど、なんかすぐ忘れてしまって、くり返しくり返し高いたっかい的紙を買ってた人が。

射場でついつい的紙を買ってしまう人に贈る簡単自作的紙

まあ、僕なんですけどね。(´・ω・`)

僕ほどお金のない鉄砲撃ちもなかなかいないだろうけど、かといって「的紙なんか射場の高いやつをバンバン買えばいいや!」と思ってる人もそう多くはないでしょう。貧乏はしてないとしても、ちょっとの手間で節約できるならそうする、って人の方が多いはず。

静的射撃の大会とかに出場している方であれば、点数の打ってある射場的紙が必要な場合もあるでしょうけど、そうでもない方は自作的紙いかがでしょうか。

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Comment

  1. monndou_n より:

    日曜日は、お疲れ様でした。
    僕は、ある団体の達が使い終わった的紙をゴミ箱から頂いて、練習に使ってます。
    ほぼど真ん中に小さい穴が5発ぐらいしかあいてませんから、スラッグにはほぼ関係ありません。
    ただ、ゴミ箱から拾う勇気、保管しとく場所等の問題が出てきます。
    (新品の的紙がビチョビチョの状態で捨ててあったのを射場の前で干して、乾いたのを使ってるのは僕です。)

    • spinicker より:

      twitterの方でもライフルで使用後の的紙を再利用するという意見がいくつか出ていました。ライフルは弾痕小さいですからまぎらわしくないですね。(・∀・)
      ボトボトの的紙も雨の日なんかにはたまに見かけます。見習おうかな…

  2. りゅーじ より:

    日曜日はお疲れさまでした(*’ω’*)
    スコアボード前で休んではったところに声をかけた北の方の罠やってるやつです(´・ω・`)

    僕はエアの時は適当に印刷して、裏に厚手のアルミホイル貼ったやつとか使います

    昔テレビで殺陣の竹光作ってるような小道具さんが「エアソフトガンで撃っても弾痕になる」
    とか言ってたのを真似ました…

    スラッグは数回ですけど、中古の的紙に上のホイル加工した印刷した紙貼るのはどうでしょう?
    アメリカ人とかよく撃った後のスチールターゲットをスプレーで黒くしてまたバンバン撃ってますし(‘_’)

    • spinicker より:

      おおっ。その節はどうも。何人かの方からお声がけいただいたのですが、「870でも掃除怠るとジャムるからちょっときれいにして来ます」というお話をした方…でしたでしょうか? 物覚えが悪くて申し訳ありません。orz

      金属で擬似的に再生という考え方は面白いですね。小道具さんの目のつけどころが秀逸。いろいろ工夫の道があるんだなぁ。何も考えずただただ的紙を買ってた自分がちょっと情けないです。(´・ω・`)

  3. ヒロポン より:

    黒と白の丸いシールを貼って再利用はいかが?

    • spinicker より:

      おおっ。それはなかなかいいアイディア! シールが難しいなら画用紙をパッチみたいにして裏から貼ってもいいですね。さらに安く上がりそう。(・∀・)

  4. バラクーダ より:

    こんにちは。
    私も自作しますが、ちょっと手間のかかるNCターゲットです。
    でも色紙に透明テープ(梱包等の)を満遍なく貼って黒スプレー(艶消しが良)吹いて、
    ブルズアイは会社のレーザー加工機を借りて中抜きのテンプレートを作って白スプレー吹いて乾かして終わりです。
    私はアイアンサイトの.410スラッグですが、50mなら肉眼でもハッキリ分かります。
    狙点補正が楽で良いですよ。まあ癖を掴んだので今はそうそう必要ないですが。
    機会があったらお試しください。

    • spinicker より:

      すごく手が込んでますね。そのへんの射場の的紙より出来よさそう!(・∀・)
      レーザー加工機とか借りられる環境じゃないので、出来る範囲でまあまあな的紙を自作していこうと思います!

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