先猟期に逃した射獲チャンスを振り返って再認識したこと
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狩猟よもやま話

相も変わらず休みの日はほぼ家から出ずkenshiで遊んでいるここ最近。四十すぎてまさかゲームにドはまりするとは。洋ゲーは当たるとでかいですねぇ。
しかしいよいよ、GW前にしてぼちぼち来猟期への意欲が湧いてきましたよ。ええ、シシ肉在庫量の減少とともに。(´・ω・`)
先猟期を思い起こしてまず頭に浮かぶのは、やはりうまくいった時のこと。はじめて単騎でシシ獲れたシーズンですから!
引き金を引くと同時に「よし、うまく引けた!( ・`ω・´)」って時と「あっかーーーん!!!(;´)Д(`)」ってなる場合、「わからん、どうなった!?(; ・`д・´)」なんてこともあって、たいていそう思った通りの結果になってるのが面白い。「うまく引けた→ハズレ」はあるけど、「あかん→当たり」はほぼ記憶にないんですけどね。
まぁうまく行ったら行ったでいいんだけど、大切なのはうまくいかなかったケースを思い起こすこと。その理由を考えてみること。
そして今までの獲れなかったシーンを思い出して理由を再分析してみたところ、猟果をあげる上で大切なのはやはり銃の性能より山を歩いた場数であるという結論に達しました。
(※今日の記事は大物単独猟の場合を想定しています)
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肌で感じる「一犬二足三鉄砲」

先猟期こそ、矢をかけたけど外れたのが1回、半矢2回。数十メートル先で向こうに気取られて逃げられた(と認識した)ことが4回か5回で、撃つところまでいった/いかないの割合にそれほど差異はありませんでした。
が、これが昨期までの通算だと、撃ったけど逃げられたことより、撃つ前に逃げられたことの方が圧倒的に多いのです。割合でいうと2:8とか1:9とかになるんじゃないかと思います。
しかもこれ、「撃つ前に逃げられたことに気づけた場合」しかカウントできないですからね、当然だけど。僕が獲物を発見する前に獲物が僕を発見して、ガサガサッ! と大きな音を出して逃げられて初めてそこにいたことに気づくわけで。
先に僕を見つけて、そのまま僕に気づかれることなく静かに立ち去ったり、その場で動かずやり過ごされたりしたら、僕からすると「今日は獲物見かけなかったなぁ」で終わるだけですから。そして個人的には、これが一番多いんじゃないかと思っています。(´・ω・`)

何が言いたいのかというと、猟果をあげようと思ったら、銃の性能とか射撃の腕前とか以前に、獲物にうまく遭遇できるスキルを磨くことが大事っすよ大将。ってことです。鉄砲はその次ですね。
そのためには実際に山を歩くのが一番。現に歩くという意味でも、現場におもむくフットワークの軽さという意味でも“足”が大切になってきます。
単独忍び猟だと犬は関係ないので順位を繰り上げると、一足二鉄砲。語呂が悪いので一足二銃としましょうか。
そうなると三に何か欲しいですね。何がいいかな…。またTwitterの方で募集でもしてみよう。
僕が山の知識などほぼなく射撃もヘタな割にそれなりに獲れてるのは、ほぼ毎週出猟してるからです(断言)。知識も射撃もすごい人が僕ほど出猟できたなら、おそらく獲物の山がそびえ立つはず。あるいは、おいしそうな獲物を選って獲れるようになるはず。
僕も最終的にはそこを目指してこれからもけもの道を歩きたいと思っています。
Twitterやってます。役に立つこともたまにはつぶやいてるので、よければフォロー願います!(・∀・)
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