【緊急レポート】土用の丑なのでウナギ味のナマズかば焼きを食べてみた。
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BC級グルメ
今日は土用の丑。以前から気になっていたウナギ代替食品「ナマズのかば焼き」が近所のイオンで販売される日。
数日前にイオンに問い合わせたところ、入ってくる数が少ないというのもあるけど、引き合いも予想以上に多くて午前中でおそらく売り切れるだろうとのことだったので、朝イチから鮮魚売り場へ向かいました。

ででん。こいつが件のナマズかば焼き。
どんなもんかと期待してしまいますが、まずはお値段に注目。この小さな片身一枚で税込み799円! 普通のウナギサイズの大ぶりのものはこの倍の値段、1598円でした。
これはいけない。本家本元のウナギと大して変わらないじゃないか! いや、安い輸入ものならこれよりお値打ち価格で並んでる。本当にこの値段で勝負する気か、もっと下げないと同じ土俵にすら上がれないのじゃないか・・・? (;-“-)
いろいろ言いたいことはありますが、とりあえず食べてみないことには始まらない。なんだかんだで楽しみではあるのです。パンガシウス以外のナマズ食は初めてだ。いただきます!
・・・。
・・・・・。
・・・・・・・・・・。
ふむふむ、ふむふむ! これは・・・いける! ウナギっぽい!
正直、タレと山椒の勢いで乗り切ってる感はなきにしもあらずですが、皮の泥臭さとかも安物ウナギのそれとよく似ていて、うまくできてるなぁ、という印象。
大きな違いは食感ですかね。骨がない。で、身の歯ごたえはこれはもう普通の魚。サワラをもうちょっとしっかりさせたような、と言えばいいのか。むっちりもっちり。おもしろい。悪くない。
ウナギ味のナマズ、結論は「似て非なる物」だけど、ヘビーなウナギ好きでもなければ、代替食品として十分に受け入れられると言えるでしょう。これはこれで(・∀・)イイ!!

ただそれだけに残念なのが値段。このサイズで800円はないわー。売り場で見つけて喜んでかごに入れようと思ったけど、値段を見て伸ばしかけた手が一瞬止まりましたですよ。気になってたから買ってみたけど。。。
いわば偽ウナギにこんな値段をつけてバカスカ売れるとは思えんなぁ。この先もこんな値段なら惨敗の悪寒。残念だけどウナギ資源の減少に歯止めはかからないような気がします。
個人的にはウナギに「養殖」って単語を使って欲しくないんですけどねー。所詮は天然の稚魚をごそっと獲ってきて育ててるだけのものなんだから。
代替食品という選択肢を選ぶ余地のあるうちにちゃんと啓蒙活動を進めないと、将来的には代替食品を買う以外にない未来になってしまうんじゃないかという気が。
ウナギ好きの人にこそ真剣に考えてもらいたい問題です。高いので僕は本物もナマズも現状では選択肢に入ってませんけどね!
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Comment
お疲れ様でした!私の地域には入荷していませんので、参考になりました。
値段が高価なのは、まだ試験段階という理由ではないでしょうか?これを機に「売れる!」という事になれば、量産システムを確立して、結果的に安くなると。
今回は半年ほど前からメディアを賑わしていたこともあって、とりあえず市場に出してくれと言う要望が強かった面があると考えます。
にしてもナマズ。話のネタだけで終わってしまわず、量産、ウナギの保護に繋がると良いですね!
もちろんこの値段でこれから先もずっと行く、ということはないと考えます。半身800円、一匹分1600円では勝負にならんはず。(´・ω・`)
「売れる!」ということになるには値段を下げることも大切なので、ニワトリが先か卵が先か・・・。
食べたんですね。
巷では秋刀魚の蒲焼と同じ味だとかの話もありましたが、わたしはイオンというだけで買う気が削がれました。
鯰を食べたことがあるのなら、きっと本当の鯰の方が美味しいと思うでしょう。
無理して擬似鰻をつくり上げるのなら、鰻そのものを作れないのか?とね。
鯰はさすがにイオンで販売されていないでしょうから、鯰のお値段はわかりませんが、たぶん天ぷらで食べてもお店で千円はするので、鰻味の鯰がけして高いとはいえないかも。
お肉はほぼある意味養殖で天然物ではなく、猪や鹿などの狩猟でしか天然物は手に入りませんが、逆にそれで双方の価値が上がっているわけです。
ビールを飲ませたブランド牛や放し飼いの地鶏、無理矢理肝臓肥大にしたフォアグラとかもありますよ。
魚は天然物が高級品で、養殖物は価値が下に見られる風潮を思うと、鯰の味を改良して高い鰻(天然ではないけど)が無理な人は安物の代用品をっていう押し付けも悲しいかなと思います。
サンマのかば焼きとなるとどうしても缶詰のイメージが浮かんできてしまいますが、あれと比べるとさすがにナマズかば焼きはよほどウナギの味に近かったです。
日本は川魚をあまり消費しないので、その点がもうちょっと意識改革できればいいなと思います。ザリガニの養殖とかコストも難度も低いだろうから、消費先さえ確保できればビジネスとして成立しそうな気もするのですが。
僕もどちらかといえばイオンは好きではないのですが、最寄りのスーパーだし、マイルが倍たまるのでなんとなく利用しています。(´・ω・`)
ふむ・・・ナマズか〜
そもそもナマズを食ったことがないのでなんとも言えないがSpinickerさんの評価を見る限り似ているのだろうか。。。
この記事を見てこのままいけばいつかほんとに似ているナマズが出てうなぎを救うことができるかもしれない!と思った
しかしよく考えてみるとそれってうなぎの絶滅の進行を一時的に停止させているだけであって根本的な解決になっていないんじゃないかとも思った。
おそらく似ているものが出たからと言ってうなぎを取らなくなるわけではないし。
そしてこのまま行けばおそらくナマズだってウナギと同じ末路をたどるのではないか。
ちょっと真面目に考えさせられた記事だった。
ウナギとナマズでは似て非なる物ですが、思い込めば代替食品としてなんとか通用するというレベルかと。値段も味・食感も改良の余地はあると思います。
ナマズはウナギとちがって完全養殖のサイクル(成魚→卵→稚魚→成魚→)が確立されているのがなんといっても大きいです。とはいっても所詮ウナギの代替品なので、ウナギの消費ペースが落ちないことにはピンチに変わりはない、というのはその通りですけどね。その点でナマズがどれだけ有用かはまだ未知数です。(´・ω・`)
ヘビはダメですか?
山には沢山いるし。
滋養強壮といった面では、ヘビに軍配が上がると思うのですが。
大豆だったか鶏肉だったか、それで蒲焼きを作ったら誰も見破れなかったらしいし。
下手に他の生き物で代用を考えるよりも、フェイクに徹して作る方が満足感が高いかもしれませんね。
関東の蒲焼きは蒸しが入るので、柔らかいのですが旨味が落ちる気がします。
大阪の蒲焼きを食べに行きたいです。
ヘビですか。ヘビのかば焼き・・・。確かに見た目は似てますね。上方落語ではウナギのことをマムシと呼んだりしてますし。
ただ、味はどうでしょうか。僕としてはナマズが悪くなかったので、ナマズの値段が下がることを期待しています。ヘビのかば焼きも食べてみたい気はしますけど。( ̄∇ ̄;)
関東と関西でかば焼きの手法がちがうのは知りませんでした。やわらかい関東のかば焼きもおいしそう・・・