バイク初心者のクロスカブ・ファーストインプレッション(街乗り編)
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最終更新日:2017/04/03
クロスカブ全般
待望のクロスカブが納車されてはや一週間強。
花粉症に悩みながらも時間を見つけてはちょくちょくと走り、550㎞ぐらいだった走行距離は900近くにまでなりました。もうすぐ慣らし完了!(・∀・)
それにともなって、クロスカブというバイクの輪郭がおぼろげながらも見えてきたので、今日はそのへんの印象・インプレを紹介していこうと思います。
僕は初心者ですが、だからこそこれからバイクに乗ろうとしている大人のライダー予備軍、猟場の見回りにバイクを使おうと思っている猟師予備軍の人は参考になるでしょう。多分なると思う。なるんじゃないかな。ま、ちょっとは覚悟しておけ。(´・ω・`)
納車といってもうちまで持ってきてもらったわけではなく、こちらからメット持って店舗に出向いて自乗で帰ってきた、という形でした。
かなり緊張してたので、そのお店に面した表通りから一本裏手の交通量の少ない小道でちょっと練習してから家路についたのですが、その時の第一印象も今現在の印象もそう大きくは変わりません。
クロスカブは良く言えば「扱いやすい」、悪く言えば「非力」なバイクです。
クロスカブの動力性能
パワー感は車に置き換えると、僕が今乗っているサンバーや前乗っていたエブリイなどの軽貨物車によく似ています。勾配のきつい長い上り坂は4速全開でもだんだん減速してくる、かといって3速だと吹けきってしまう。なんてとこなんかまったくいっしょです、サンバーと。orz
ピークパワー(馬力)はカタログ値で8馬力。僕の頭が確かなら、排ガス規制の緩かった20年ほど前の2スト50ccの原チャリが同7馬力ほどはあったので、たいして変わりません。バイク初心者とは言ってもこの頃の原チャリは乗ったことがあります、大学の通学用に。
比べてみると、体感的にはクロスカブの方が上ですね。低速域では特に。
これもサンバーと同じですが、街乗りではたいてい2速発進です。1速はすぐに吹けきってしまって街乗りでは使いにくい。その代わりあのトルクとエンブレは勾配のきつい林道では活躍してくれそう。
出力の差は1.2馬力だけ、トルクもだいたいいっしょ、でも重さは当時の原付より1.5倍ほどあるのに不思議。このへんは自分でギアを変えられるマニュアルミッションの恩恵もあるかも。
低速域で元気な反面、高速域はやっぱり弱い印象。おえキロぐらいまではすっと出るんですけど、そこからはなかなか伸びない。某巨大掲示板なんかによるとよわ~よえキロぐらいまでは出るそうですがまだそこまでは試していません。
あ、あと高速域といえば、回転数が上がってくるとエンジンからの振動がシートとステップ経由で伝わってきて、ケツと足の裏がこそばくなりますwww
購入前に気になった点のひとつにブレーキのことがあります。前後ドラムブレーキってどやねん、と。僕は形から入る人間なので特にです。今日びせめて前ぐらいディスクブレーキが普通ちゃうんかい、と。
しかし今のところ制動力にはまったく不安なし。よく止まってくれます。タイヤがオフロード用なので、オンロードではブレーキの制動力不足よりタイヤのグリップ力不足の方が心配なぐらいです。
クロスカブの取り回し
成人男性ならサイズ面で特に不安は感じないはず。原付よりは重いしでかいけど、駐輪場から押して歩くのも別に苦にはなりません。
ただ、気になった点を二つ挙げるとすると、ひとつはハンドルの横幅。これは原チャリよりけっこう大きいので、すり抜けはしにくい。安全面ではこれでいいのかも。
あとひとつは足つき性が若干悪いところ。この画像でもつま先立ち状態です。
僕は身長165㎝、胴長な日本人体型で足の長さが不自由ということもあって、まぁ街乗りであれば特に気にはならないんだけど、ほんのちょっと走ってみた未舗装路では状況によってシートの高さが無視できない時がありました。
立ちごけは傾斜のあるところでUターンしようとした時にやらかしまして、バランスを谷側方向へ崩したのが原因でした。
山側は上り傾斜のおかげで足は平地よりつきやすいけど、谷側は下り傾斜のせいで平地よりつきにくい、で、コテン★と。。。orz
クロスカブは長距離ツーリング向きの厚いクッションをおごったシートがついています。おかげでシート高は784㎜。さっきも登場した昔乗っていたような原チャリが700㎜でだいたい8㎝の差。クロスカブのベースとなったスーパーカブ110が735㎜で約5㎝差。わりと高いんですよね。
このへんは、カブ用パーツは豊富に出ているので、足つき性を考慮した薄いシートを導入しようかと考えています。林道でひんぱんにこけるようでは困る。(´・ω・`)
そういった点に考慮したのか、可倒式ステップが地味に便利。ステップは左右とも普段は赤いラインの位置にありますが、角度にして30度ほど、青いラインのところらへんまで倒れます。
角度はマイルドだけどこれが地味に便利で、急勾配の下りで二輪二足で足バタバタして走る時は、地面についた足は後ろに流れることになります。そんな時はステップが後退してくれることで足の可動範囲が広がり、少し取り回しが楽になります。
あと、林道なんかで太めの枝がステップに当たった場合にも、固定ステップだとそのままひっかけて走ることになるところが、可倒式だとステップが倒せることによって受け流せたり。
とりあえず街乗りには慣れてきたので、次の段階への準備として、プロのライダーが指導してくれるオフロードスクールに参加申込みしてきました。
ここでオフロードの基本を学んだら、いよいよクロスカブを買った真の目的、林道走行に臨みたいと思います!(・∀・)
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Comment
こんにちわ。今日やっと講習終了証明書来ましたので警察に行ってきます。
プロのライダーが指導してくれるオフロードスクールに参加申込みとは
本格的ですね。私もモトクロス経験あります。
たしか昔の草レースで「カブクロス」ありまして、モトクロスコースで
カブが飛んだり跳ねたりしてた時代があったなぁ。
まぁ、林道でそこまでないですから、安全に走れる様になれると良いですね。
ハンドルで操作じゃなく足で車体操作出来る様になると楽ですよ。
怪我の無い様、頑張って下さい。
考査合格おめでとうございます。次は射撃教習ですね。うちはトラップなのでわりと簡単でよかったんですけど、場所によってはスキートのところもあるようで。
なんせ形から入るタイプなもので、こういうスクールとかがあれば参加しておきたいという考えなのです。猟はそんなのなかったのでぶっつけ本番でしたけど。( ̄∇ ̄;)
申し込んだスクールでも、カブでオフロードレースに出てる人がいると受付の人が言ってました。じゃあ林道を流すぐらいなら問題ないかな!(・∀・)
何も要らないカブのハンドル握り
涙のしずく2つ以上零せ
こっちでははじめましてですかね。ツイッターの方ではお世話になってます。(・∀・)
花粉症なもので、カブのハンドルを握って流した涙も鼻水も二滴どころじゃないですけどね。orz
ネタとしてはとても使いやすい歌だけど、今真剣にあんなこと言ったらあっちこっちからブーイング来そう。(´・ω・`)