爆誕、狩猟用スマホ!赤外線サーモカメラ内蔵のCAT S60が凄まじい件
公開日:
:
最終更新日:2017/11/02
猟具・猟装

これといってスマホに興味あるわけじゃないんですけどね。でも今となっては生活必需品となってしまっているので、バッテリーやらなんやら不具合が出てくると買い換えを検討せねばなりません。(´・ω・`)

僕の愛用…ってか別に愛してないけど、マイスマホ、iPhone5s。4年ぐらい前のモデルになるそうです。
バッテリーだけなら交換でなんとかなっても、ストレージの容量が足りなくなってきた点については、iPhoneではどうしようもなく。
全容量32Gのうち落語で15Gぐらい使ってるから落語消せば解決なんだけど…そんなことができるか!ヽ(`Д´)ノ
android系なら外部メモリで容量追加できると聞いたのでいろいろとスマホについて調べていたところ…我々ハンター向きの、とんでもないスマホを見つけてしまいました!
それがこちら、タフな重機でおなじみCaterpillar社のモバイル部門が開発したCAT S60 SMARTPHONEです!
スポンサーリンク
超アウトドア用スマホ! CAT S60スペック

世界で初めてサーマルイメージングカメラを搭載した、落下・水没・幅広い温度下(-25~55℃)などの厳しい環境で活躍するスマートフォン「CAT S60」。 濡れた手でも作業が可能な防水性、工事現場や建築現場など砂塵・粉塵を防ぐ防塵性、1.8mからコンクリートへの落下試験もクリアし、万一の衝撃にも耐えられる堅牢性を持っています。 また、水深5mに60分間浸しても起動可能で、メインカメラは水中での撮影ができます。 3,800mAhの大容量バッテリーを搭載しており、フル充電で最大20時間の通話、最長40日間の待受スタンバイが可能です。
イメージ画像ではモニター画面にFLIRの赤外線サーモカメラの様子が。以前はスマホ用のアクセサリとしてサーマルカメラは外付けの別売り品だったわけですが、テクノロジーの進化によってコンパクトに内蔵されてしまったのです!
裏面を見てみると、でっかい二つの○が誇らしげです。一つの○はカメラ、もう一つは赤外線センサーですね。
そして全面を覆うのはカーボン調パネル…というか、1.8mからの落下テストにもクリアしたってほどの耐衝撃性ってことは、これ本物のカーボンかな?

いかにもアウトドア好きの琴線に触れるようなイメージ画像です。こいつは欲しいぞ!
水・粉塵に強い

国際的な防水・防塵規格「IP68」に準拠。水深5mに60分間浸しても起動可能です*。メインカメラはダブルフラッシュで水中撮影にも対応し、タッチスクリーンは濡れた手でも反応。さらに優れた防塵性能により、工事・建築現場のほか、砂浜・山林でも使用できます。
*ロックダウンスイッチがONの場合。5m設定の場合、通話/オーディオ再生はできません。
このIP68というのは、前の数字(6)が防塵性能、後ろの数字(8)が防水性能を表す等級。数が大きくなるほど高性能ということなんですけど、防塵性能の6等級、防水性能の8等級、これはどちらもIP規格では最高の数字です(1~4等級までが生活防水、5~8等級は完全防水と言われています)。
狩猟シーンでは粉塵ってあまり気にならないけど、防水はありがたい。ポーチとかに入れてりゃ問題ないんですが、とっさにポケットに入れたのを忘れてそのまま歩き回ったりしてると、結露した汗でけっこうがっつり濡れてしまったりするので助かります。濡れた手で触っても反応してくれるってのもナイス!
狩猟とは直接関係ないところですが、水中撮影OKとか、このあたりも所有欲をくすぐります。いろんな写真撮れそうじゃないっすか!(・∀・)
衝撃に強い

強化ダイキャストフレームと高強度Gorilla Grass 4.0を採用し、米国国防省の調達基準「MIL-STD-810G」に準拠。1.8mの高さからコンクリートに落下させる試験をクリアしています。万一の強い衝撃にも耐え抜きます。
僕などは年に何度かはスマホを床に落としたりしてます。保護ケースのおかげで今までは画面の破損等はありませんでしたが、これなら保護ケースなど不要。なんせミルスペックですぜ旦那、へっへっへ!
暗闇と日光に強い

フリアーシステムズ*社のMSXサーマルイメージングカメラを採用。高コントラストで熱を可視化する赤外線撮影が可能です*。また、Gorilla Glass 4.0は高い透明度を誇り、直射日光の当たる場面でも高い視認性を確保できます。
*専用のAndroidアプリ「MyFLIRfor Cat S60」が必要です。
このサーマルカメラ、狩猟に使えるといいですねー。急所を外して半矢にしてしまったけど、獲物の体や血痕に残る熱を感知して後を追えたりしたら最高です!
専用のAndroidアプリMyFLIRはプリインストールされているとのことなので、ご安心を!
長時間使用に強い

3,800mAhの大容量バッテリーを搭載。フル充電すれば、最大20時間の通話、最長40日間の待受スタンバイが可能です。近くに電源がないフィールドで重宝します。また、メモリは3G RAMに加え、外部メモリmicroSD(最大128GB)で拡張可能です。
40日間ですか、なるほど。僕の5sは半日もつかどうか。orz
バッテリーはいずれ劣化するものだけど、この3,800という数字はiPhone8(1,821mAh)の倍以上。頼もしいスペックであることに変わりはありません。(^-^)
CAT S60のさらに詳しいレビューはGigazineさんの方でも扱ってまして、そちらではCPUのスペックも表示されています。
ベンチマークソフトで性能を計測してみました。性能を表すスコアはNexus 5Xが「60466」、S6 edgeが「83969」、CAT S60が「44022」、iPhone8が「205897」で、2015年発売のNexus 5XとS6 edgeに負けるという結果に。性能ではなく堅牢性や他の機能で選ぶ端末なので、スマートフォン向けゲームをばりばり楽しみたい人にはあまり向きません。
とのこと。僕はスマホゲームは今のところしないので無問題です!(・∀・)
一言で言うと超欲しいんですけど! アウトドア好きでこいつが気にならないって人の方が少ないだろうというスマホです。
でも…そもそも最初は「iPhoneは高いので安いのないかな」ってことで探してたのに、このCAT S60、お値段96,984円也(税込み)。iPhone8とかとあんまり変わらんやんけ…orz
けど欲しいものは欲しいので、分割とかで購入の検討は続けたいと思います。
実際どんなもんか知りたいなぁ。どなたか人柱として埋まってくれませんかね!(・∀・)
関連記事
-
-
狩猟用空気銃ペレットのマッシュルーミング(潰れ方)と鉛の特性
2014年12月14日の狩りバカ日誌で捕獲した美肌カルガモ。ペレットが貫通した形跡がないので
-
-
apemanの安物トレイルカメラを獣道に仕掛けてみた結果。
さて猟期も終了し、張りつめていた風船がしぼんだような生活を送っているspinicker。休み
-
-
大物猟に便利なサバゲー用チェストリグのバリバリ音を小さくする方法
画像はメーカーより[/caption] サバゲー用グッズのひとつ、チェストリグ。胸の前に
-
-
禁猟区の詳細確認にも必要。これが「狩猟者必携(別冊)」だ!
狩猟をするにあたって、狩猟可能なエリアを確認できるハンターマップは必須。ということは昨日の「狩猟ヒヤ
-
-
かさばらない!狩猟用にも使えそうな折りたたみヘルメットはこちら
先日紹介した、目の前で猟友が滑落、亡くなられた方のブログ記事などを読んで、滑落対策はやはり大
-
-
今まで見た中で最高の切れ味。柴田祟行のナイフ。
先日の狩りバカ日誌でシカを解体した時にも感じたことですが、やはりよく切れるナイフがあると獲物
-
-
空気銃猟で重要なゼロイン測定できる無料ソフト「Hawke ChairGun Pro」
空気銃猟は基本的に一発必中、一撃必殺。大型鳥類(キジ、マガモ、カルガモ、カラス類、カワウ)の場合、バ
-
-
狩猟用空気銃にはどれぐらいの倍率のスコープを載せるべきか?
こういった狩猟ブログを運営しているといろいろとメールが届くもので、過去には「空気銃用のスコー
-
-
巻き狩り(グループ猟)に必須。4アマ無線の免許取り方と運用
※狩猟は狩猟でも「有害鳥獣駆除」は、自治体から受託する業務となるため、アマチュア無線の使
-
-
【訃報】超ロングタモ網、殉職・・・。原因は?
猟場の見回り時にヒシをたくさん見かけていたので、ヒシの実の調理、試食の様子を本サイトの方で紹
Comment
携帯付きサーマルカメラを買ったと思えば安いと思います!(笑)
先生・・・自分もコイツが超欲しいです・・・
僕も欲しいのは欲しいけど、サーマルカメラの出来は今のところまだなんとも言えませんよ…。人柱様からのレポートを待つのです! まぁサーマルカメラ以外のスペックも丈夫でよさそうですけどね!(・∀・)
会社に1世代前のサーモグラフィーがありますが、ズームが効かないので、使い物になるかどうか。
先日、ドローンに搭載出来るIRカメラを見せてもらいました。(250万するらしいです。)
広葉樹の下だと正確に見えないそうです。
攻撃ヘリみたいに、綺麗に見えればいいのですが…。やっぱり、軍事用とは別物みたいですね。
広葉樹の下だと正確に見えない、というのはなぜなんでしょうね。針葉樹だと見えるのかな。赤外線をさえぎる何かが広葉樹の葉には含まれてるのでしょうか。(´・з・)
NV(ナイトビジョン)モードつきのドットサイトとかなら攻撃ヘリのガンカメラみたいな映像に見えるんでしょうかね? 狩猟では使わないので意味ないですけどね…。(´・ω・`)
広葉樹は、葉っぱが遮って無理なようです。針葉樹なら、隙間から見えるそうです。
ドローンで調査するのも、夜に行うそうです。
映像は、確かに攻撃ヘリぽい映像になってましたが、なんせ、夜間は攻撃出来ないので意味は無いですね。
FPSみたいに、目線の下に獲物の位置を表示してくれる装置を開発すれば、バカ売れだと思います。
>目線の下に獲物の位置を表示してくれる装置を開発すれば、バカ売れだと思います。
あるとありがたいような、なんかイージーすぎて興ざめのような、欲しいような欲しくないような。複雑な装置ですね。( ̄∇ ̄;)