今まで見た中で最高の切れ味。柴田祟行のナイフ。
公開日:
:
最終更新日:2016/10/20
猟具・猟装
先日の狩りバカ日誌でシカを解体した時にも感じたことですが、やはりよく切れるナイフがあると獲物の解体も楽になります。ハンターとしてはいいものを持っておきたいツール。
そんなこんなで安くてよく切れるナイフはないかとあれこれ探しているのですが、なかなかそうは問屋が卸してくれませぬ。いいものが欲しければゼニ出せ、と。( ̄∇ ̄;)
その過程で見つけたのが「柴田祟行」という人のナイフ。というか包丁かな。下の動画のとおり、おっそろしい切れ味です。( ;゚Д゚)
ぶ厚い電話帳のような本がまるでたくあんか何かのようにすぱすぱスライスされていきます。プログレッシブナイフより切れるんじゃないかというほどの切れ味。
うーむ。確かによく切れるナイフは欲しいけど、ナイフの値打ちって切れ味だけではないですよね。
いくら切れてもすぐ刃がこぼれるようじゃ猟場では扱いにくいし、それ以前に刃物の取扱いに慣れていないと上の包丁みたいな切れ味は危険でしかないし。(´・ω・`)
以前買ったこの藤次郎の骨スキがお値段それなりの割にそこそこよく切れて現状では不満を感じていないので、これでレベルアップしてから以降のナイフをどうしようか模索していきたいと思います。
ちなみにタイトルの柴田祟行という人は本職は研ぎ師だそうですが、「ナイフギャラリー」というウェブサイトで、お眼鏡にかなったナイフや包丁の販売もしておられるようです。
またFacebookも開設しておられるので、直接お話してみてもいいかもしれません。
関連記事
-
夜の山中で不足を感じたのでヘッドライトを新調したら助かった話。
昨年12月23日のグループ猟。午後の部での射獲が遅くなり、解体を終えて下山する時には日没を過
-
もう猪の牙は恐くない?猟用肌着に防刃・耐刃布『プロテクトクロス』
サクセスプランニング株式会社ウェブサイトより[/caption] 今年は和歌山で1種狩猟者登
-
格安スコープを狩猟(散弾銃)に使ってみて困ったこと。
所得弱者ながら銃猟なんてのをやってると、あっちゃこっちゃで節約する必要に駆られます。そのへん
-
狩猟用無線を更新。デジタル簡易無線TPZ-D553MCHのレビューと注意点
たいていの猟隊がそうだと思いますが、僕の参加している猟隊でも、猟場での連絡手段は4アマ(4級
-
綺麗な映像だろ?夜なんだぜこれ。夜を昼のように撮るカメラ、X27!
大物猟のターゲットであるシシやシカは夜行性。もとは昼行性であったものが人間と活動時間が重なら
-
格安皮剥ぎナイフを山中でのイノシシ解体で使ってみた。
シシの解体は皮剥ぎが肝要。脂の乗っていない本州のシカ(猟期)であればベリベリっと剥ぐことがで
-
鳥猟ハンター(空気銃)のザックには何が入ってるのか紹介してみます。
僕は散弾銃で大物猟もやれば、空気銃で小物猟(鳥猟)もやっています。最初は空気銃からこの世界に
-
獲物の発見・追跡に!低価格なスマホ接続式の赤外線サーモカメラ
すべてのハンターが避けたいことのひとつに「半矢・未回収」が挙げられると思います。獲物にケガさ
-
使い勝手よし。Duty Apparelの狩猟用ベストがやってきた。
最近になった新しく入ってきた人はそうでもないことが多いようですが、昔から射撃や狩猟をやっているベテラ
-
猟期はもうすぐ、自作カモキャッチャーを作り直しました!
このブログもそうですが、本サイトの方も「カモキャッチャー」「鴨キャッチャー」のキーワードでの
Comment
見た感じがステンレス包丁っぽいのですが、どんなものナノでしょう?
私の包丁は白紙ですが、ティッシュが切れます。ティッシュの端を持って垂らして、縦にシャ~って。ただし、研ぎが悪いと途中でひっかかって破れます。
東京で作ってもらったのは15年近く使っていますが、その切れ味は健在です。数年前に伊勢で薄刃のみ作ってもらったのはちょっと残念な感じですが、それでもよく切れます。
難点は管理でして、手入れをちょっとサボると、すぐに錆びます。屋外に持ち出して硬いものに当ててしまい、刃がこぼれたこともあります。
藤屋様が前回記載されましたように、カッターナイフが良い選択枝ではないでしょうか。
特注のナイフはあこがれますが、自分の用途と合致するかどうかも大事ですね。今のところ僕の場合は大物の解体に過不足なく使えればいいわけでして。そのうちカッターナイフも一度試してみようかと思います。
いかん、生来あまのじゃくなもので、なんかすげーニタニタしながらこれみよがしに見せびらかしてしまいそうだ。( ̄∇ ̄;)
当方はどんないい鋼材のナイフでもユーザーが自分自身で自分の使い方に合わせ、自分が研ぎを入れる角度で「切れ味」か「長切れ」かの選択調整をする事が一番大事なのではないか?と思います。
飾りっぱなし、しまいっぱなしのどんなにいいナイフよりも、長年使い倒した安いナイフの方が素晴らしいという言葉がありますが真理なのではないでしょうか?(^_^)
攻撃力最高に上げたチキンナイフでも「逃げてちゃダメだ!」(笑)
チキンナイフ! ありましたね、なつかしい。僕はブレイブブレイド派でしたがw
使わないものを集めるだけの余裕も趣味もないので、ナイフはやはり実用本位です。確かに安いと使い倒せるので、それもメリットといえばメリットですね。
まだまだ猟師のキャリアも浅いので、今はいろいろと使い倒してあと10年ほどしてからこれぞ! というものを買うようにしようかな。(・∀・)
仕事柄、電工ナイフを研ぎ直す時が多々あるのですが…。砥石で研いでもすぐに切れなくなるので、最近は、ダイヤモンドヤスリで手抜きしています。(おそらく、研ぎ方が悪のでしょうが。)包丁は、セラミックシャープナーで研いでますが…。
ナイフ探しをしていましたが、いろいろと考えた結果、自分は、買った時の性能を維持する自信が無いので、鉈とカッターナイフで頑張ろうかと思ったりしています。
実際にやってみて、その後に考えて必要だと思った物の導入を検討するのがベストだと思います。使ってみなければわからないことも少なくないですし。
僕みたいに形から入った結果、使い勝手の悪いものを買うのが一番ダメダメかと。orz