撃つ気になれない、慣れすぎた狩猟鳥
公開日:
:
狩猟よもやま話

獲物との駆け引きは、狩猟の醍醐味のひとつ。ハンターは獲物の行動パターンを予測、それに己の経験を加味して取るべきアクションを組み立てていきます。
しかし、獲物が目の前でまったく予想もしなかった動きを見せたらどうでしょうか? たとえば、こちらに気づいて近寄ってくるとか。
youtubeでヤマドリのホロ打ちの音源を探していたところ、興味深い動画をいくつか見つけました。人間のすぐ近くでヤマドリが歩き回っている動画です。
あるんですねぇ、こんなことが。( ´ー`) 尾羽の短さであるとか模様の粗さからすると、まだ若い個体みたいです。
調べてみると、動画だけではなく個人ブログ等でも似たようなことを掲載しているものがありました。
特に下の方のブログ、本職は弁護士さんだそうですが、ネイチャーフォトグラファーというだけあって、素晴らしい画像がいっぱい! 以下の5枚は同ブログからのものです。





これはコシジロヤマドリですね! 5枚も持ってくるつもりはなかったのですが、画像があまりにも見事でこの5枚だけは外せませんでした。(^ ^;)
こういう画像を見ると、一眼のデジカメが欲しくなってきます。このボケ具合はコンデジやiPhoneなんかじゃ無理だろうからなぁ。きれいな鳥だなぁヤマドリって。腕もいいんだろうけど。
ヤマドリではないですが、僕も一度、狩猟中にターゲットのアオクビのペアがこちらを発見して近寄ってきたことがありました。妙なもので、こちらに気づいてなお近寄ってくる獲物って・・・撃てないものです。orz
その時はしかも小学校の裏手にある池だったので、子供たちにエサをもらったりしてたんでしょう。こいつらは小学生たちのアイドルみたいなものかもしれんなぁ。。。
・・・と思ったりするとなおさら撃てず、足元でグワグワ言ってるのを見逃して帰ってきました。あんな時、一眼レフがあったら・・・(´・ω・`)
ううむ。貧乏なくせに、考えるほど一眼レフが欲しくなってきた。場合によっては、引き金を引くかわりにシャッターを押す。なんてのも趣味としていいかもしれません。お金さえなんとかなれば。orz
関連記事
-
-
鴨臭さの原因、埋没した筆毛を除去する方法
猟期も終盤に入ってくると、『筆毛』の目立つ鴨が多くなってきます。『棒毛』とも言いますね。
-
-
乗るしかない、このビッグウェーブに!ドラマ『狩猟雪姫』29日(土)15:00より放送!
目指せ狩りガールなんかもそうですが、最近ちょっとずつ狩りや狩猟がメディアに取り上げられるようになり、
-
-
猟師になりたい未成年の君へ。今からやっておくといい、5つのこと。
僕が猟師を志したのは30代半ば。わりあい早い方だとは思いますが、もっと早くに決心する人もいて
-
-
日本史上最悪の獣害「三毛別羆事件」のwikipediaが恐ろしすぎる件
今年の6月に秋田県で4名がツキノワグマに襲われて死亡、その一部が食害されていた。という事件が
-
-
スリングショットで猟?狩猟免許なしでいける「自由猟法」って?
ちょっと前まで『狩猟』と打ち込んで検索すると、ゲーム「モンスターハンター」関連情報が上の方に
-
-
これも狩猟の楽しみ。新規開拓予定の猟場へ下見に行ってきた。
好天にめぐまれた日曜日。峠を車で元気いっぱいに走るのが趣味の知人から「猪や鹿をしょっちゅう轢きそうに
-
-
猟期まであと少し、今シーズン1回目の猟場見回りに行ってきました!
なんだかんだ言ってるうちに、もうあと1ヶ月ですね! 早いものです。光陰矢のごとし。昔の人
-
-
僕がレインストームの(1個目の)マガジンに4発しか弾を詰めない理由
狩猟用空気銃は装薬銃ほどのパワーはないといっても、それでもやはり「狩猟用」。至近距離で首から上に命中
-
-
カラスと農家と猟師と知性。あなたはカラスを撃つ?撃たない?
唐突ですが、僕は普段クジラ肉を食べない人間です。 なんか昔からあまり好きじゃないんです
-
-
これも狩りの一形態。大鷹、ハリスホークなどを使う「鷹狩り」
「日本人は農耕民族である」 というのは一度や二度は耳にしたことがあるかと思われますが、
Comment
こんなヤマドリが出てきたら絶対撃てません(>_<)
人に愛嬌を振りまく時点でこちらの負けですから。
媚びているのとは違うところがいいんでしょうね。
ぴよも一眼レフ持ってますが、型落ちです。(しかも数年前に買ったので落ちまくり)
最新のを選ばなければ一眼レフ本体なんてオークション等で結構安く手に入ります。
恐ろしいのは本体を手に入れてからです。
始めは付属のズームレンズを使ったりします。
そのうち「明るいレンズが欲しい」「単焦点が欲しい」「マクロレンズが欲しい」と自分の被写体に応じてレンズが欲しいという「レンズ地獄」に堕ちるのです。
あぁ、恐ろしや(T_T)
お気をつけあそばせ。
「こっちに気づいてるのに逃げない」のを撃つときもちょっと複雑な心境ですが、さらに近寄ってくるやつなんかもう絶対に撃てません。(´・_・`)
写真で飯を食ってる知人からレンズ地獄の恐ろしさは聞き及んでいます。欲しいけどなぁ、とくに貧乏人がはまると抜け出せない無間地獄なようですね、恐いなあ、でも欲しいなぁ。orz
昔、四国の荒磯釣りにはカメラを持って行ってました。海の色が違いますし、磯に打ち付ける白波を露出を明けて撮るとプロ風に見えます。時合待ちには良かったです。今はどちらも辞めて空気銃一本ですが。のんびり流し猟にはカメラも良い鴨?
写真に詳しい知人いわく「写真は光(ライティング)」だそうですが、それ以前にそいつと僕では構図からしてもう天地の差があるんですよね。そいつの撮る写真はiPhoneなんかでさっと撮ったやつでもなんかかっこいい。一眼を買う前にもっと腕を磨いた方がいいのはわかってるんですが・・・orz
「考えるほど一眼レフが欲しくなってきた」ですか?一眼ならあるぢゃないですか。レティクルの刻まれた一眼が。。。
私はもともと狩猟反対派なのですが、そういう感情って大事だと思います。次の機会には感謝しながら美味しく頂きましょう!
写真と銃猟は似ているそうです。写真撮影のことも「ショット」とか言うし、引き金を引く瞬間とシャッターを切る瞬間も言われてみれば似てる気がするし、なんとなく納得しました。ファインダーをのぞきながらシャッターを押すか、スコープをのぞきながらトリガーを引くか、ですね。(・∀・)
今までずっとフイルムの一眼レフを使っていたのですが、先日とうとうデジタル一眼レフを購入しました。 カメラ好きな人がお勧めしてくれた、オリンパスE-M5 Mark2です。 ミラーレスなのでコンパクトで軽量です。 防滴・防塵なのも魅力的ですよ。 価格もお手頃ですが、決して安くは無いです。 「子供の運動会の姿を撮る!」と、いう名目で買ったのですが、なぜか野鳥の写真の枚数が上回っております(爆)
デジカメは便利ですよね、モニタで見るだけなら用紙も現像代もいらないし!
一眼も欲しいといえば欲しいのですが、先立つものがないのと、思うような写真が撮れなくてほこりかぶってしまうような気がして二の足を踏んでいます。( ̄∇ ̄;)ゞ
防塵防滴の一眼レフまで出てるとは、技術の進歩はすごいですね。(゚o゚)