狩猟関連失敗談その6　ハンターズハイ、再び

「獲物をしとめた後は高揚感から普段ならやらかさないようなミスをしてしまうことがある」

というのは、「僕の狩猟関連失敗談その3　ハンターズハイと忘れもの」で触れました。これは非常によくあることです。

では、どれぐらいよくあるかといえば、以前あんなえらそうなことを書いた本人がその10ヶ月ほど後にまたぞろ同じようなことをしでかすぐらいよくあることなのです。orz

初めてM870でシカをしとめた日、去年の12月13日。偶然に幸運が重なって当才の子鹿にスラッグ弾を浴びせ、射獲に至った直後のこと。

たどった血痕の先で倒れている獲物を発見し、生まれて初めての大物をしとめたことに気づいてからというものは脳汁出まくりでした。

やったはいいけど、回収して解体しないと。自分一人でやれるのか？ うおっ、そこまで考えてなかった。まさか本当に獲れるなんて！

その時はラッキーなことに近くで師匠が同じように単独で忍び猟をしていたので連絡を取って、あらましのバラし方を教えてもらえることになりました。

しかし師匠の車ではここまで来れないだろう、獲物はサンバーに載せて合流地点まで運ばないと。

シカが倒れているのは車を止めたところから100mあるなしぐらい。シカを車まで引きずってくるよりは車をシカの近くへつけた方が楽だし早い。

林道のUターンスペースで車を切り返そうとしていたその時･･･！

ドガンッ！

･･･とってもイヤな感じの衝撃と音が後ろの方から伝わってきました。

確認に出てみると。。。

oh･･･

テールランプがお逝きあそばされていました。 (´；ω；｀)

車種によるのかもしれませんが、サンバーの場合、この割れたレンズのガワだけ交換というのは不可能なのです。アッセンブリー一式まるごと交換コース確定。走行に支障はないレベルの損傷ですが、レンズの破損を放置しておくと車検に通りません。orz

後日、このサンバーを買ったサンバー専門店のよもぎ商会さんに連絡して中古品を安く売ってもらいましたが、前に車ぶつけたのっていつだっけ？ ちょっと記憶にないぞ。やはりおそるべしハンターズハイ。今回はまだ笑い事で済むレベルでよかったと言えるかもしれません。

でも、なんだかんだ言っても、初めて大物しとめた直後で平常心を保つのって難しいっすよ、実際。

この時にしても、以前のハンターズハイのことは覚えていたし、自分では気をつけているつもりではあったのですが、結局このざま。つまるところ、こればっかりはキャリアを積んで慣れていくしかないような気もします。地道が近道というやつ。

けど自分でも不思議なのですが、ハンターズハイの局面でも今のところ脱砲だけはし忘れたことがないので、最低限でもそこだけは継続しながらそれ以外でも（できるできないは別として）最大限の注意を払うようにしようと思います。

まだこれからもハンターズハイが原因で何かしらやらかすんだろうし、猟用車は傷だらけになるもんだけど、なんとかシャレになる範囲でおさめたいものです。(´・ω・`)