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ヒヨドリの焼き鳥 ガーリックバター風味タイトル

以前に作ったメニューで、ヒヨドリの味の良さを知りました。まだ2羽残っていたので、今回はヒヨドリ単独で、たれの味を変えて再挑戦! もう焦がさない!

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き完成画像

材料(1人前)

  • ヒヨドリ 2~3羽
  • たれ
    • 醤油 100cc
    • きび砂糖 大さじ1
    • バター 20g
    • 酒 大さじ2
    • 水 大さじ2
    • にんにく ひとかけ

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き作り方

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き手順1
よく観察

これは羽根をむしって頭と手足を落としたヒヨドリを背中から撮った画像。背中から腰のあたりによく脂が乗っています。鴨のように全身にまんべんなく、というわけではないようです。鴨の場合は防寒の意味合いもあるのかな。

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き手順2
にんにくクラッシュ

みじん切りにしたにんにくを、さらに包丁の背でつぶします。よりにんにくエキスが出るように、という狙いです。

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き手順3
たれ材料をまぜる

たれ材料をいっしょくたに入れるのですが・・・

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き手順4
ガッデム!

小鍋かなんかで火にかけないといけないのに、もう器に入れてしまった・・・。まぁいい、今さら小鍋出して洗い物が増えるのも面倒だ。頑丈そうな厚手の焼き物だからそのまま火にかけてしまいます!
弱火で、にんにくが柔らかくなる程度の時間煮立たせます。

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き手順5
まずはそのまま焼きます

以前の失敗をくり返さないため、今回はいきなりたれをつけずにそのまま5分ほど、温度も前回よりは低めの180度で軽く火を通します。

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き手順6
ここでたれ漬け

そしてここでたれ漬け。この「焼き→たれ漬け」の行程を、火の通り加減を見ながら3回ほどくり返します。

ヒヨドリ&ムクドリの照り焼き手順7
よっしゃ、いい色だ!

おお、今回はうまそうだ! 色も匂いもナイスな感じに仕上がりました。ただ、焦げを気にしてたれ漬けはちょっと足りないような気もするので、味が薄かったら残ったたれをつけながら食べよう。

-食後の感想-

いやはや、ヒヨドリおそるべし。鳥ジビエでトップクラスにうめぇ!

ヒヨの脂がとても上品ですね。鴨の脂みたいにガツンとくるヘビーさはないんですが、軽くて上品で風味豊かな味です。冬場の主食がミカンとか熟した柿とかの果物ということもあって、身のほうもフルーティな感じがします。骨もパリパリといい歯ごたえ。骨はいいダシを出しますが、それを丸のまま食べるわけだから味もいい。

量が少ないのとヒヨは羽根がむしりにくいのが難点ですが、そんな欠点を補ってあり余るお味。ヒヨがよくつく柿の木も師匠に教えてもらったし、これからはヒヨ撃ちが楽しみだ!

管理人spinicker

ようやくオムツが取れた・・・ような気がする、大阪府在住の(この業界では)若手猟師。奈良県・岐阜県の猟場で活動しています。得物は2種猟銃(狩猟用空気銃)のレインストームと、1種猟銃(散弾銃)のM870。貧乏なくせに楽しい、いいような悪いような日常を、サイトやブログなんかで恥ずかしげもなく公開しています。 

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