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鴨のすき焼きタイトル

鴨料理といえば鴨鍋。で す が、記念すべき鴨料理の初回はすき焼きにします。なぜなら、鍋につきもののポン酢があまり好きではないからです! すっぱいのきらい! ただ旭ポン酢だけは認めるので、鴨鍋は旭ポン酢が手に入り次第作るとして・・・今回はかもすきです。

鴨のすき焼き材料画像

材料(3人前)

  • 鴨(マガモかカルガモ) 1羽
  • 白ネギ(白いところ) 3本
  • 白菜 1/2個
  • まいたけ 2パック
  • 糸こんにゃく 2袋
  • 焼き豆腐 1丁
  • 割り下
    • うすくち醤油 100cc
    • みりん 100cc
    • 三温糖 大さじ1.5

だし材料

  • 鴨ガラ 1羽分
  • 白ネギ(緑のところ) 3本
  • 料理酒 200cc
  • 水 1300cc

鴨のすき焼き作り方

鴨のすき焼き手順1
ガラを炒めます

ガラを炒めるところから始まります。鴨料理ではガラを煮出したダシが大活躍するのです!

鴨のすき焼き手順2
ネギも追加で

さらにネギの青いところを追加し、さらなるうま味upを狙います。
ネギに焦げ目がついてきたら分量の水を入れ、沸騰するまでは強火、その後弱火にして30分ほど煮立て、ダシをとります。アクはすくっておきましょう。

鴨のすき焼き手順3
割り下作成

割り下材料を小鍋に入れ、半分ほどになるまで煮立てます。
割り下ができたら、先ほど作ったダシと混ぜておきます。

鴨のすき焼き手順4
骨つき肉から炒めます

さて、いよいよ本体(?)を作り始めます。
すき焼き用の鉄鍋で骨つきのところ(もも&手羽元)をまず炒めます。よく脂が乗った個体なので、サラダ油はひかずにそのまま炒めます。いい匂いがしてきました!

鴨のすき焼き手順5
割り下と野菜類を投入

ここで割り下と野菜類を投下し、白菜がしんなりする一歩手前まで煮ます。さぁ、ビジュアル的にも一気にすき焼きっぽくなってきました。^^

鴨のすき焼き手順6
むね肉を入れて仕上げ

最後にむね肉を入れ、仕上げです。
鴨に限ったことではありませんが、ジビエは食肉としての品種改良などは当然受けていませんので、ブロイラーなんかと比べるとどうしても固かったりします。なので、可能な範囲で火を通す時間は短く、スライスする際には薄くすると食べやすいです。今回はちょっと厚く切りすぎました・・・。

鴨のすき焼き手順7
いただきます!

ま、それはそれとしていただきましょう。小皿に取り分けます。ちなみに、今回は鴨そのものの味を味わいたいので、すき焼きにつきものの生卵は使っていません。では、いただきます!

-食後の感想-

うむ、美味! 野趣あふれるすき焼き!
ただちょっと処理をミスったか、むね肉は鴨特有の血の匂いが抜け切れていませんでしたが、ぜんぜん許容範囲。鴨臭さはほとんどなく、味のよくしみこんだ白菜もいっしょにもりもりいけます! 僕は普段日本酒はあまり飲みませんが、鴨の風味を楽しむ意味でも、この料理にはくせのないプレーンな日本酒が合いそう。芋焼酎とかだと後味がケンカしそうな予感。

今後の改良として、血抜きをしっかりすること、あと鴨にかぎらず、ジビエ肉は普通の料理より気持ち小さめ、薄めに切ること。かな。近いうちにまた作ろうっと。

管理人spinicker

ようやくオムツが取れた・・・ような気がする、大阪府在住の(この業界では)若手猟師。奈良県・岐阜県の猟場で活動しています。得物は2種猟銃(狩猟用空気銃)のレインストームと、1種猟銃(散弾銃)のM870。貧乏なくせに楽しい、いいような悪いような日常を、サイトやブログなんかで恥ずかしげもなく公開しています。 

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