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ヒシの実の甘露煮タイトル

以前にヒシの実の塩ゆでとしてシンプルな塩ゆでで食べてみたところ、味付け次第でどんな方向にも持っていけそう、と結論づけたヒシの実。今回はあま~い味付けにしてみました。お茶請けにでもなれば。

ヒシの実の甘露煮メイン画像

材料(0.5人前)

  • ヒシの実 15粒程度
  • 水 50cc
  • 塩 ひとつまみ
  • きび砂糖 小さじ2
  • 酒 小さじ2
  • みりん 小さじ1
ヒシの実の甘露煮作り方
ヒシの実の甘露煮作り方手順1
まだまだありました

以前ヒシの実をとってきたのが10月末。今回とってきたのは11月22日でしたが、まだいっぱい残ってました。しかも実は前回より大きいのが多いように思います。採集するなら11月に入ってからの方がいいようです。

では、前回同様、一晩水につけてアクを抜きましょう。

ヒシの実の甘露煮作り方手順2
まずは下ゆで

前回は塩ゆでにしたのでこの段階で塩を入れましたが、今回はそのままゆでています。

ヒシの実の甘露煮作り方手順3
・・・!

一晩アク抜きしたはずですが、ゆで終わった後のなべのふちにはこれだけのアクがこびりついていました。手ごわい。

ヒシの実の甘露煮作り方手順4
あま~く煮ます!

ま、だからといって鍋が使えなくなるわけじゃなし。さらにアクが抜けたんだからよしとしましょう。どんまい。

分量の水と調味料、殻をむいたヒシの実を入れ、弱火でことこと煮詰めます。画像がさびしいなぁ。もっと採ってくればよかった。(-_-)

ヒシの実の甘露煮作り方手順5
でけた!

水分がほどよく飛んでとろみがついてきたら火を止め、器に盛りつけて完成! さて、どんなもんかな?

-食後の感想-

いやいや、いける。うまい。お茶請けとしてはなかなか高レベルですよこれ。こんなフツーに食えるものがそのへんの池に山ほど浮かんでるってのが不思議なぐらい。

前回、甘納豆みたいな食感って言ったけど、やっぱりそんな感じですね。ちょっと固いのもあったけど、下ゆでの時間をもうちょっと長くすればそれも解消できるだろうし。塩ゆでもいける、甘くしてもナイス。その気になればただで拾ってこれるし味もいい、優良食材です!

唯一にして最大の難点が、殻のむきにくさ! 味がいいのに誰も食べようとしないのは、たぶんこれが理由なんだろうなぁ。
手でむけないこともないけど、あまり無理にこじってると中の実がぼろぼろになってしまうので、前回に紹介したとおり、殻の側面を料理ばさみで切ってからむいた方が結果として歩留まりはよくなります。急がば回れ? 大事の前の小事?

ただ、間違いなく味はいい! 値段にもよるけど、近くのスーパーとかで売ってたらたまに買ってもいいかな、ってレベルです。面倒くさがらずに殻むきにのぞめる人にはおすすめできる食材。僕は・・・もういいやw 世紀末な世の中になったりしたときのために、食べれるものだと覚えておくぐらいにしときます。^ ^;

管理人spinicker

ようやくオムツが取れた・・・ような気がする、大阪府在住の(この業界では)若手猟師。奈良県・岐阜県の猟場で活動しています。得物は2種猟銃(狩猟用空気銃)のレインストームと、1種猟銃(散弾銃)のM870。貧乏なくせに楽しい、いいような悪いような日常を、サイトやブログなんかで恥ずかしげもなく公開しています。 

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