狩猟やジビエを通じて、人生の血肉を得たり得なかったりするwebサイト。貧乏がなんだ!
ドリアっておいしいですよね。(・∀・)
で、カルガモとかマガモとかコガモとか、ジビエの鴨もおいしいんです。じゃあ、このおいしい二つを組み合わせてみるとどうなるのかな? と疑問に思った結果にできたのがこの料理なのでした。
材料(2~3人前)
まずバターを溶かし、粗みじん切りにしたタマネギを炒めます。
全体に透き通ってきたら塩こしょう少々(分量外)をふり・・・
ごはんを投下します。
べたっとなるのをふせぐために火を強火にし、手早く炒めます。バターがごはん全体にまわったら火を止め、耐熱皿に移します。
以前のタンドリーフェザントで既製品を使うことを覚えました。今回は「ハインツ グラタンソース」の出番です。姉妹品のハインツのホワイトソースはおいしかったし、これも期待できると思います!
さきほどのオニオンバターライスの上に塗りたくります! ・・・ん、バターオニオンライス? オニオンバターライス? いいやどっちでも。
缶をあけてみると、ちょっととろみがありすぎるというか、固いような。ドリアだとこんなもんか。グラタンなら牛乳で割ってもいいんだけどな。
さらにその上にパルメザンチーズととろけるチーズを大量に投下します! それはもう、すき間が見えないぐらい! カロリー上等!
うちには本格的なオーブンを置くスペースも経済的余裕もないので、トースターで代用します。orz
僕は今回750wで10分ほど焼きましたが、おうちのオーブンで表面にこげ目がつくように調整してください!
今のうちに上にのせる温野菜を作っておきましょう。
まず、適当な皿に水をちょっと入れて・・・
その皿の上にひとまわり小さい皿をのせて、その皿の上ににんじんとブロッコリーを置き・・・
ゆるいめにラップをかけて電子レンジへ。レンジの出力や野菜の大きさによりますが、3~5分ほど加熱します。かんたん温野菜のできあがり! ^ ^
ご飯の上にのせるコガモの燻製をこま切れにしておきます。
燻製をオーブンにかけないのは、ジビエ鴨は火を通しすぎると固くなってクセも強く出てしまうことが多いからです。あと、個人的に燻製のしっとりした食感が好きだから。燻製でも熱が入っているので、これ以上熱を入れると固くてカスカスな食感になります!
オーブン完了!
おおっ、焦がしチーズの香ばしい匂い! よっしゃ、これに温野菜とこま切れ燻製をトッピングして、っと・・・できたっ! おっさん猟師の料理にしては見た目もまずまず。いい感じにできたぞ!
-食後の感想-
我ながら、料理の腕が上がってきたのを感じます。料理の腕っていうか、組み合わせのセンス? というのか、そういう点ですね。これとこれを組み合わせればうまいんじゃなかろうか、というのをうまくかぎ分けれるようになってきたというか。
今回も言ってみればそう。スパイスと岩塩のしみこんだコガモ燻製のしょっぱさが、牛乳&バターでできたホワイトソースのマイルドな甘さととてもよくマッチしています。炒めタマネギのコクもいいアクセント。5分するかしないかで完食してました、気づけば! 満腹です! ^ ^
今回、燻製の鴨はコガモを使いましたが、コガモでないといけない。ということはないでしょう。お好きな鴨をどうぞ! 特にアオクビ(マガモ)のメスであればどんな料理にもクセなく使えます。・・・まぁ、ジビエなんでそこは個体差次第ってことにもなってきますが。
しかし前回のデルモンテ洋風素材の素といい今回のハインツグラタンソースといい、きょうびの既製品ソースってレベル高いですね。「出来合い(笑)」とかいってバカにしてたけど、これは認識を改めないとなぁ。そりゃ、毎日毎日料理してるような人ならもっと安くおいしく同じようなソースを作れるのかもしれないけど、サンデー料理人の僕にとってはすごく助かります。料理の幅も広がるし! 次は何を作ろうかな。(・∀・)