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キジバトのねぎ油揚げタイトル

ハンターを始める前と始めてからでガラッと印象の変わった鳥のひとつが、このキジバト。そこらじゅうにいるので簡単に獲れそうに思っていたのですが、これが実はなかなか獲れない。里山のキジバトは警戒心がとても強く、50mよりはるか向こうで飛ばれることもしばしば。味についてはいい話をよく聞くので食べてみたいとは思っていたのですが、なかなか獲れずにいました。が、今回なんとか2羽ゲット。ネギ油と中華だしの素を使い、中華風に仕上げます。

キジバトのねぎ油揚げメイン画像

材料(1人前)

  • キジバト 2羽
  • 白ネギ 1本
  • しょうが ひとかけ
  • にんにく ひとかけ
  • 塩 適量
  • こしょう 適量
  • 中華だしの素 適量

キジバトのねぎ油揚げ作り方

キジバトのねぎ油揚げ手順1
丸裸のキジバト

キジバトは皮が非常に薄く、羽根もむしりやすくて助かります。皮は薄いのに羽根が強くてむしりにくいヒヨドリやムクドリはキジバトを見習え。

キジバトのねぎ油揚げ手順2
酒風呂に入れます

「キジバトはうまいけど特有のキジバト臭がある」という話も聞くので、1時間ほど料理酒(分量外)に漬けて臭み抜きとします。

キジバトのねぎ油揚げ手順3
味付け

臭み抜きが終わったら、水分をふき取り、塩、こしょう、中華だしの素をすり込んで下味をつけます。

キジバトのねぎ油揚げ手順4
ネギ油を作ります

キジバト2羽が乗る程度のサイズのフライパンを用意し、1cmほどの厚さにサラダ油をひいて火にかけ、みじん切りにしたネギ、しょうが、にんにくを投下します。いい匂い!

キジバトのねぎ油揚げ手順5
ハト投入

薬味を入れたら、続けてすぐにハトを入れます。でないと、ハトに火が通るまで時間がかかるので、ネギなどに火が通りすぎてしまうからです。
ハトを入れたら、熱したネギ油をスプーンですくってはかけます。鹿モモ肉のアロゼでも使った方法です。1羽につき10分ほど時間をかけて油をまわしかけます。

キジバトのねぎ油揚げ手順6
火が通ったら完成!

いい感じに火が通りました。 一味が合いそうに思います。

キジバトのねぎ油揚げ手順7
こげたネギがうめー!

ネギ油を作ったのは今回が初めてですが、香ばしくてとてもいい感じです。キジバト肉といっしょに焦がしネギを食べるとサイコー!

-食後の感想-

酒に漬けたのがよかったのか、キジバト臭とやらもまったく気にならず、おいしくいただけました。聞いていたとおり、キジバトはおいしい鳥でした。ネギ油との相性もナイス!
ただ、使った中華だしの素が少なかったのか、それともちょっと古かったのか、思ったより中華テイストが出てなかったように思います。今度は新しいの買ってきて量ももうちょっと増やしてみよう。

あと、聞いたところ、フランス料理にもハトを使ったメニューがあるそうなので、そのうち作ってみたいと思います(簡単だったら)。

管理人spinicker

ようやくオムツが取れた・・・ような気がする、大阪府在住の(この業界では)若手猟師。奈良県・岐阜県の猟場で活動しています。得物は2種猟銃(狩猟用空気銃)のレインストームと、1種猟銃(散弾銃)のM870。貧乏なくせに楽しい、いいような悪いような日常を、サイトやブログなんかで恥ずかしげもなく公開しています。 

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