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11月22日の狩りバカ日誌にも登場した、初めて自力で仕留めたキジ。想像以上にきれいな鳥でした!
ササミはキジ刺しにするのがデフォルトだとして、もも肉とむね肉をどうしようかな。なんといっても新しいし、キジ肉は柔らかい・・・。ということは、よし。しゃぶしゃぶだな。キジ肉は日本の国鳥だけあって和風な味付けと合うように思います!
材料(2人前)
なんでこんなものを持ってるんでしょうかね僕は。いつ買ったかなこんなもの。まぁいいや、こっちの方が本格的ちっくだし! ^ ^
ではその本格的なしゃぶしゃぶ鍋にだし材料を入れ、火にかけます。時間的に余裕があれば、こんぶだけ先に1時間ほど水につけておくといいでしょう。ガラは今回ネック、手羽、胸骨を使っています。
昆布をとり出します。沸騰後もほっとくと昆布はぬめり成分を放出しやがります!
沸騰したら中火~弱火に落とし、アクを取ります。キジはくせがないのでこのアクの量は意外です。くせとアクは関係ないのかな。
時間が許せば、30分ほどかけてじっくりガラを煮込むとよりダシが出ていい感じ。
では火の通りにくい野菜から入れていきましょう。にんじん、まいたけ、白菜の軸、白ネギの白いところを放り込んだら・・・
ふたをして10分ほど放置します。
余談ですが、しゃぶしゃぶ用の鍋はまん中にでっかい空間があるせいで、ガスコンロの温度センサーがうまく反応せず、勝手に火を弱めやがるので、普通の土鍋とかの方がいいかもしれません。僕はカセットコンロで調理しています。
先に投入した野菜に火が通ったら白菜の葉、ネギの青いところを次いで入れます。その影響でダシの温度が下がりますが、しゃぶしゃぶの場合は80~90℃ぐらいがベストだとされています。
では、いよいよしゃぶしゃぶタイム! 本能のおもむくままにシャブりましょう!
-食後の感想-
うん、いける。柔らかいのに食感はしっかりしてて、ジビエのなかでも異彩を放つキジ肉の本領発揮といったところ。ホントになんでこんな柔らかいんでしょうかねキジは。
ただ、惜しむらくは味というか僕の嗜好。すっぱいのが苦手なんでポン酢ではなくごまだれを使ったのですが、ごまだれの味が強すぎてどう食べてものっぺりしたクリーム色に染まってしまいました。淡泊で繊細なキジ肉はあっさりめの味付けでこそ真価を発揮するように思います、個人的には。その点、ポン酢なんかベストマッチなんでしょうけど・・・orz
これはぜひとも、ポン酢好きな方にポン酢でリベンジしてもらいたい味です! ポン酢好きな方、ハンターになってキジを獲ってきてしゃぶしゃぶにしてください! 脂が少なくてヘルシーなのに味はしっかりしているキジ肉。それはそれは幸せになれると思います!
・・・もしくは自分がポン酢好きになるかだな。ポン酢が好きになるような薬とかどっかに売ってませんか? (´・ω・`)