狩猟やジビエを通じて、人生の血肉を得たり得なかったりするwebサイト。貧乏がなんだ!
僕の中では、鹿肉といえば「フレンチ」なのですが、今回はこれ以上ないほど和のテイストにあふれた料理です。味が濃いのでちょっとの量でごはんがいっぱい食べれて、まさに貧乏人向き! ;w;
でも、おいしいよ!
材料(4~5人前)
味噌だれ材料
鴨そぼろのねぎネギ丼でも登場した、ヘルシーミンサー DK-0580で鹿もも肉をミンチにします。鉄分に富んでいるせいか、鮮やかな赤です。
味噌だれの材料を適当な器にぶち込み、こねくり回します。味噌がまざりにくいので、よくまぜて全体を均一にしておきます。
では調理開始、ミンチ投入!
鹿肉は脂がほとんどないので、サラダ油多めで炒めることにします。
肉の色が変わってきたら、料理酒を注いで水分が飛ぶまで中火で熱します。(鹿肉の臭いが気になる人は、料理酒を多めに入れ、蒸発し切ってしまう前に水分を鍋外に捨てるといいでしょう。)
ネギ、しょうが、(ミル挽きした)粒山椒を入れ、肉になじませたら味噌だれを投下し、時々まぜながら水分が飛ぶまで煮詰めます。
いい感じに水分が飛んだのですが、弱火にしてここからさらに火を通します。すると、サラダ油の絡んだ味噌と砂糖がほどよく焦げ、鹿肉の野性味に香ばしさをプラス!
ただ、焦げすぎてもよろしくないので、そのあたりはうまく折り合いをつけましょう。
残ったぶんは小分けにして冷凍しておくと、小腹が空いたときの強い味方となってくれるでしょう。では、いただきます。
-食後の感想-
鹿肉と味噌、滋味に富んだ二つの食材と日本茶が奏でるハーモニー、そして粒山椒のピリッとしたアクセント! こういうときは「日本人でよかった」と、そして「ハンターでよかった!」としみじみ思います。ペロッと平らげました。うめーうめー!
おにぎりの具なんかにもよさそうなので、狩りの最中に食べる弁当なんかにももってこい。うーん、そのおにぎり弁当は竹の皮で包みたい。