【空気銃】ストリームライン2(7.62mm)を実猟で使ってみた感想!【レビュー】

公開日: : 最終更新日:2020/12/11 ストリームライン2

ストリームライン2

さあ、気づいたらもう猟期も始まって二週間が経過してるじゃないですか。今期からの新相方・空気銃ストリームライン2も絶賛稼働中です。(・∀・)

獲物もいくらか獲れてなんとなく使い勝手もわかってきたので、購入を検討している方のためにここまでのレビューをしてみましょう。

ストリームライン2(7.62mm) 命中精度

実猟、フィールドでの感想も射場でのそれとかぶるところがあるので以前の記事を見てもらうとそこは早いんだけど、いちおうそのへんも再度のせることにします。

まずは一番気になるであろう精度。
射場では初回でこれぐらいの精度が出て(距離50m、円の直径は1インチ≒2.5cm)、さすがFXの新型! もっと撃ち慣れてくればまだまだまとまるだろうなと思ってたけど、

ストリームライン2精度
ストリームライン2精度

あ、カバーかけてるけど当然この画像の銃はストリームライン2です。(;’∀’)

精度はやはりいいですね。この時は膝射で50mあるなしでした。まあ僕はあんまり遠射しないんで、この距離のヘッドショットにもそこまで値打ちないかもですが。

外すにしても「なんで外れた? どこ行った!?」ってのが今までのレインストームより明らか少ないです。まだ距離によるドロップが頭に入り切ってないことによる上下への外れがほとんど。左右はあんまりブレないです。銃身の長さ(銃身長65.5cm、全長109.7cm)が精度に寄与してるのかもしれませんね。

ストリームライン2(7.62mm) 発砲音

ストリームライン2発射音

そして二番目に気になるであろう、発砲音量。そこが一番やろがい! って向きもあるかも。

これはさすがにレインストームよりかなりでかい。7.62mmだけあって出力も倍以上ってことなので、ある程度は目をつむらないといけません。

音って射場では気にならなかったんだけど、猟場では気になってしまうシチュエーションがどうしても多いですね。射場じゃ発砲音なんか普通、だからそんなに気にならない。でもフィールドではそうじゃないので。だからなのかなんとなく、猟場で聞く方が大きく感じました。閉鎖空間である(覆道式)射場の方が反響するはずなのに。朝イチの猟場は静かだからってのもあるのかな。

音質は、レインが「コーン」って感じの金属音みたいなサウンドだったのに対して、ストリームライン2は「パチーン!」という空気の炸裂音+「ピキン!」みたいな金属音。体感だとレインの1.5~2倍ぐらいの大きさかな。

レインは多少近くても発射音で居場所がカモにばれることはまずなかったんだけど、ストリームライン2だと30mぐらいなら普通に気付かれて逃げられました。50mより遠いと、レインみたいに居場所バレなくて、飛び立ったやつがまたすぐ近くに降りることも少なくありません。

7.62でも同じFXのクラウンとかだとシュラウドの副次的な効果で、ストリームラインよりはだいぶ小さくなってるみたいです。クラウン欲しかったけど…お高くて手が出なかったのだよ。(´・ω・`)

ストリームライン2(7.62mm) 出力

ストリームライン2(7.62mm) 出力

初速が44.75グレインのペレット使ってだいたい秒速800フィート(≒240m)前後なんですよねえ。これってちょっと遅い? ってなるとカタログ値の70ft/lb出てないのか? 計算方法忘れたぞ…orz

でもまあ普通に獲れてるしドロップも把握しつつあるのでそれほど気にはなりません。獲れりゃいいんだよ獲れりゃ。

ストリームライン2(7.62mm) 取り回し

上でちょっと触れたけど、精度の高さに寄与しているであろう銃身の長さ。たいがい長いです。僕の場合は水場を回るカモの流し猟がメイン用途なんでそこまで気にはならないんだけど、それでもまあまあ限界。使い勝手がいいとはお世辞にも言えません。長い銃は嫌い、って人にはおすすめできない銃だと言えます。

しかし、これだけの長さがあるくせに、意外なのがその軽さ。数字の上では2.65キロ。スコープとリングのせてまあ3キロちょいってとこでしょうか。軽いぞこれ!

個人的にはもうちょっと重くてもいいぐらい。あんまり軽いとなんかブレやすいというか安定性がないというか。軽くても当たってるんだけど、もうちょっと重さからくる安定性があったら、今よりさらにまとまるんじゃないかって気がするもので。(´・ω・`)

そんでこの軽さ、いろんなとこを中空にして稼ぎ出してるようなフィーリングなんですよねえ。ちょっとトイガン臭がします。キシキシ鳴ったりはしないけど。
早い話、剛性が犠牲になっています。射場ならともかく、猟場で使い倒すにはどこか不安が。

さすがに軽く手で曲げようとしたぐらいでたわんだりはしません。最低限の強度はあるんでしょう。でも青筋浮かせてチャレンジしたら気持ち変形しそうな。とでも言えばいいのか。

まあスコープのせて運用する銃なんでどっちみち手荒に扱ったりはしないけど、そんな印象。引き金もレインよりかなり軽いこともあいまって、猟場より射場の方が得意な銃なのかなって気がします

ストリームライン2猟果
猟果

個人的にはもうちょっと剛性感があればとは思う。でも、なんだかんだで獲れてるしまとまるし、間違いではなかったなと胸をなでおろしています。なんといっても(新型プレチャージ銃としては)安かったし。

出すもんもっと出しゃあ選択肢も増えたんだろうけど、このあたりでも予算オーバー気味な身分ではこれ以上の高望みはできません。ベター以上の買い物ではあったと考えています。

さあ、あとはガンガン猟果をあげるだけ! 今期も無事故無違反で楽しみましょう! (・∀・)

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Comment

  1. 武内 正文 より:

     初めまして宜しくお願いします。私もクラウンが欲しかったのですが高いですよね!それで私もストリームライン2(7.62mm)にしたのですが安定して撃てるのは何発くらい可能でしょうか?「自分で分で撃ってみろ」って言われるかも知らないのですが購入したてで宜しけれ経験から教えて頂ければ幸いです。また最大圧は230と書いていますがいつも何圧くらい入れているのでしょうか?

    • spinicker より:

      はじめまして!(・∀・)

      何発撃てるかは意識したことないですねー。一日の猟で撃つのが、今では平均すれば1か2発、いくら外しまくっても10発いかないので、それだけ分ぐらいしか入れません。
      レギュレターが下限150で、一発あたりのエア消費量が3気圧ぐらいなんで、150+30で180、余裕もって190~200ぐらい充填しています。燃費はやはりよくないので、ハンドポンパーにはつらいです…

    • 武内 正文 より:

       ありがとうございました。
      購入したばかりで判らないことばかり、今スコープ合わせに何発も撃ち苦労しているので質問させて頂きました。ポンプも何度も押しています。頑張ります。今後とも参考にしますので記事を発表して下さい。

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