「 心に残る狩猟シーン 」 一覧

心に残る狩猟シーン4 主役は遅れてやってくる

鳥の鳴き声さえしない、冷気と静寂が支配する早朝の山。 火を焚いたりはしない。いつもの猟場のいつもの待ち場で、いつもの切り株に腰をかけている。並ぶのは苦手だが待つのは得意だ。ただじっと座っ

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心に残る狩猟シーン3 発砲後に視覚以外の情報で命中を確信したお話

870の筒先から硝煙がほのかにたち上り、僕はシカたちが走り去っていった尾根の先を見ている。山にはまだかすかに先ほどの銃声が木霊している。 状況はこうだ。 川向こうの斜面に6頭ほ

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心に残る狩猟シーン2 猟犬の野性を見た日

うちの猟隊には猟犬が二頭いる。 一頭はベテランの紀州犬。白い。 もう一頭は現在1歳半の、まだ子供と言っていいほどの若い犬。 当然、猟の経験も乏しい。黒いけどこれで

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心に残る狩猟シーン1 飛ばなかった鴨

とある土曜日のこと。 いつものようにカモの姿を求め、エブリイ(←先代猟用車)で水場を巡回していた。後部座席には愛用の空気銃、レインストームが鎮座している。 何度かの空振りを経た

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もうかりまっかPC01

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