狩りバカ日誌 2016年1月10日(空気銃猟)

公開日: : 最終更新日:2016/10/24 狩りバカ日誌2015

曇りのち晴れ 11℃-1℃

鳥撃ち猟場の朝

今期は空気銃猟の出猟回数が少ない。

  • 冷凍庫にシシ肉がいっぱい入っている
  • 散弾銃の大物猟が面白くなってきた
  • マガモ・カルガモ・コガモあたりはわりと簡単に獲れるのでレア感が薄い
  • うまくて手軽なカモレシピがカモ鍋ぐらいしか開発できていない

あたりが理由か。鍋ばっかりだと飽きるんだよなぁ。味はいいんだから、新しい調理法を模索せねば。(´・ω・`)

といったことを頭の中で整理しながら川べりを流す。獲れても獲れなくてもこの鳥撃ち猟場の空気、景色。これはいいものだ。

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怪我の功名というかなんというか、新しいレシピのことを考えていると急激にカモが獲りたくなってきた。

去年からのストックは何羽かはあるが、そう多くはない。冷凍庫のキャパはまだ余裕がある。一羽か二羽は獲って帰りたいな。

こういう時はあの池だ! 猟期前半はカイツブリしかいないけど、後半になるとアオクビ様がよくご光臨になられるあの池へGO!

あの池に到着。ゆっくりと脇の農道を流しながら水面をにらむと・・・やはりいた!

狩りバカ日誌2016年1月11日

こちらの車を警戒して池の中央から奥まったところへ避難したのはアオクビ一羽、メス二羽。両手に花である。俺の怒りが有頂天に達した! うらやまけしからん! (`・ω・´)

まずは車をカモ達から見えないところに止める。この場所なら木立が邪魔して見えないはず。

そしてスニーキング。カモのついている位置によってはこの木立の中から撃つことも多いが、今回に関しては木立からついている場所までの距離が近すぎる。ひとつのヘマで飛ばれそうな近さだ。

ここは木立をはさんだブラインドになる場所に狙撃ポイントを設定、姿がかろうじて見えるところまでじりじりと移動、見えたらそこで狙撃。という作戦をとることにした!

半島のように突き出た木立の向こうにいるカモが見えるようにゆっくりと足音を殺して移動する。しっぽの先が見えたところで膝射の体勢に入ってにじり寄る。ほぼ同時に一羽のメスに見つかった! オスを撃ちたかったがもう仕方ない!

パコーン

飛び立とうとはばたいたが、それはかなわない。首のつけ根を狙ったがどうやら手羽を破壊したようで、泳いで池の際へ逃げていく。

違和感に気づいた残りの二羽は一旦飛び立ったものの、レインストームは音が静かなので何が起こったかわからない。10mほど飛んですぐに着水。と、そこではじめてこちらの姿に気づいて今度こそ飛び去っていった。

狩りバカ日誌2016年1月11日

この池のいいところのひとつは回収が非常に容易なところ。水面まで張り出している枝が少ないのだ。落ち着いて止めを入れ、岸から手づかみで回収。脂乗りまずまずの美肌なマガモ♀。これはうまいだろう! (・∀・)

陸の鳥ならいざしらず、カモやバンなどの水鳥を撃つ上でのネックのひとつが「素早い回収」。放血・腹抜き・冷却をいかに手早く行うかが味の善し悪しに直結するので、今回のように手早く回収・下処理がやれると非常に気分がいい。

しかし画像を見ていると、色彩の地味なカモ類のメスやカルガモなんかがいかに冬の水辺において保護色であるかがよくわかる。川だとちょっと勝手がちがうが、池なら波紋の有無が水鳥のいるいないを判別する上で重要な手がかりになる。

狩りバカ日誌2016年1月11日

その30分ほど後、キジバトを射獲する機会にも恵まれた。うまい具合に肉の多い胸を外れて喉元を貫通している。可食部はまるまる無傷だ。( *´∀`)

マガモとキジバト、十分な収獲を得て帰宅したのはまだ午前中。空気銃の単独猟はこの手軽さも魅力だ。昼からはサンバーのオイル交換でもするかな。


【本日の猟果】
発砲 3
失中 0
半矢 0
捕獲 マガモ1(38m膝射),キジバト1(30m立射)
回収不能 0

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Comment

  1. 藤屋 より:

    16grを使って、ヒヨドリ撃ちもよいですよ。和歌山に四足に行く機会が多いなら、ヒヨの付き場を覚えておいてヒヨ狙いだけで行っても。柑橘類の多い地域ですから「美味い!」ハズです。10羽も有れば5合はいけるでしょう。

    • spinicker より:

      果樹園のヒヨはうまいですよね! 農家さんにもよろこんでもらえるし一石二鳥。和歌山でも探してみようかな。(・∀・)

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