狩猟ヒヤリハット体験その3 猟師の川流れ
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狩猟ヒヤリハット・事故

空気銃でのカモ猟をメインに狩猟をやっていると回収に手間がかかるのが普通になって、たまにキジやらハトやらをしとめると「・・・なんて回収が楽なんだ!」と感動しますw 歩み寄ってむんずとつかめばいいだけですからね。
でも水鳥であるカモの回収はそう簡単にはいきません。ほとんどの場合、回収用具の準備が必要になります。
しかも、状況によっては道具があっても困難なケースも。
ハンターになってから2羽目のアオクビをしとめた時のこと。
初めてのアオクビは痩せていて毛並みも悪くあまり達成感がなかったのですが、この時の個体は遠目からでもわかるぐらい立派で丸々と肥えていました! Yeah!
獲物に矢をかけるときは、必ず「回収できるかどうか」を計算に入れて撃ちます。この時ラジコンボートは故障で使えなかったのですが、カモキャッチャーは十分とどく距離でした。
しかし、悪いことにこの日は風が強く、アオクビは池の中心へかなりの勢いで流されていきます。あんな立派なやつを回収不能にしてたまるか!
急いでカモキャッチャーを投げる→かからない→投げる→かからない→さらに流される→あせる。
意識は完全にカモとカモキャッチャーのコントロールに向かい、それ以外への注意力はほぼ0。そして何度目かのキャスティングの時。
足を踏み外し、池に転落しました。
その時は幸い水深もたいしたことなく(膝よりちょっと上ぐらいだった)最終的にはアオクビも対岸まで流されてくれたので回収もできて丸く収まったのですが、今思えばけっこう紙一重でした。(((( ;゚Д゚)))
人によっては鴨撃ちの時にはウェーダーを使う人もいるそうです。腰ぐらいまで川に入ってロッドを振っている画像なんかも見たことがあります。
確かに胸までぐらいのウェーダーがあればかなり深いところまで水に入ることができますが・・・慣れていないとこわいですね。僕には無理です。足を滑らせてどんぶらこと流されて行く自分の姿がリアルに想像できます。(x_x)
僕は泳ぎは達者な方だと思います。けど、それも海やプールといった状態のいい場所でそれなりに準備して臨んだ場合でのこと。真冬に着衣履靴のまま野池で器用に泳げるかといえば・・・たぶん無理でしょうね。
・・・といったことが過去にあり、またカモキャッチャーや超ロングタモ網より時間がかかることも予想されるので、今では自分の体を水上へ持っていくことになるゴムボートやフローターを利用した鴨の回収は検討外になりました。
30分以内に放血・冷却を完了した状態のいい大ガモをシーズンで15羽キープするのが第一目標、そのためには現状の回収用具があれば十分。ということです、僕の場合は。
長く狩猟を続けていくなら、リスクの管理も重要。事故に遭わず遭わせず、何事もなく家へ帰るまでが狩猟です! ^ ^
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Comment
重大な事故に至らず、何よりでした。
ウェーダー、僕は危険視しています。そもそも、水底の見えない川や池に足を踏み入れること自体、結構危険なんですよね。もし転倒しかかってウェーダーに水でも入ろうモノなら。。。想像するだけで恐ろしいです。
川底って、想像しないところで穴になったり急に深くなっていたり。流れも水面と水底とでは違いますし。
最近はライフベスト安いですし、デザインも良いのが売っていますので、水際で活動されるのなら、水に入らなくても着用しておくことをお勧めします!(暖かいし)
渓流釣りとかでウェーダーでの行動になれている人ならともかく、僕なんかはちょっと躊躇します、やっぱり。川底には割れたガラスの瓶とかも転がってたりしますしね。ライフベストもちょっと見ておこうかな。。。