狩りバカ日誌 2015年2月28日(忍び猟)
公開日:
:
最終更新日:2015/03/02
狩りバカ日誌2014
晴れのち曇り 8℃/-2℃

明日は鹿の巻き狩りが予定されているが、天気がどうも怪しい。中止になってもおかしくない予報だ。
今日行っておかないと今週は出猟0になってしまうかもしれない。冗談じゃねえ! No hunting, No life! 何のために生まれて何をして生きるのか答えられないなんてそんなのはイヤだ!
M870とスラッグ弾10発を手にすると、エブリィの運転席に乗りこんだ。
車を止めて猟場へ入ろうとすると、師匠からメールが入っているのに気づいた。師匠も近くにいるらしい。返信を入れ、師匠と落ち合うことにした。
いくつかの猟場と巻き狩り時の待ち場を教えてもらう。中には放棄された廃屋が点在し、なんともホラーな雰囲気の場所なんかもあったりする。夜間の発砲は禁止だが、夜中には頼まれたって近づきたくない場所だ!
何カ所目かの猟場で、途中、二手に分かれて忍んでいくことになった。単独の忍び猟は緊張する、イノシシこええな・・・ (; ・`д・´)…ゴクリ
あたりの様子に気を配りながら、うっそうとした杉林を進む。
足音を殺しているつもりだが、たまに足元から \パキッ/ \ポキッ/ と大きな音がする。周囲に気を配りすぎるあまり足元がお留守になって枯れ枝を踏んでしまっているのだ。こんなことをやっていては獲物に先に気づかれてしまう!
周囲6:足元4ぐらいの割合で注意して歩くとパキパキ音はかなり減らせることに気づき、ちょっとだけ猟師レベルを上げることに成功した。
(少し遠いのでPC推奨。25秒あたり。panasonicウェアラブルカメラ HX-A100-K使用)
雌のヤマドリ2羽を見かけたところで師匠から連絡が入り、次の猟場へ行くことに。師匠の方は鹿3頭の群れを見かけたが、先に気づかれて撃てなかったらしい。
次に案内してもらった猟場ではおおまかな分かれ道だけ教えてもらい、以降はまた別行動。本来単独行動の好きな性分なのでこっちの方が気楽といえば気楽だ。 ・・・知識は絶望的に足りないけど。
さっきまでの猟場とちがって、この一帯はなかなか急な登りで、かつつづら折れになっている。
獲物の姿はないが、「あのカーブの先にいるんじゃないか」「向こうに見える谷まで行けばもしかしたら・・・」「あそこはイノシシの好きそうな場所だ!」
と、あとちょっと、もうちょっとと歩いているうちに、気づけばかなり時間がたっていた。だいぶ奥まで入ってしまっている。師匠は待ちくたびれていることだろう。もう戻らないと。 ・・・でもあとちょっとだけ。
結局この日、射獲はおろか姿も見れなかったが、師匠からいろんな話を聞けた。『シシは水場とか、暗くてじめっとしたところの近くによくいる』とか『鹿は逆に比較的明るい場所を好む』などなど。
残りあと約2週間。なんとか今期中に一頭は獲りたいものだ!
【本日の猟果】
発砲 0
捕獲 0
【本日の経費】
ガソリン代 約1200円
合計 1200円
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Comment
うーんウォーキングデッドの世界ですね。
狩猟ってサバイバル感あっていいですよね…
僕はサビキ釣りくらいしかしたことないですが(´・ω・`)
サバイバル感もそうですが、特に大物の忍び猟は緊張感がたまりません! ( ゚∀゚)
せっかくウェアラブルカメラを持ってるんだから、もうちょっと活用して狩りの動画を撮ってこれるようにします。^ ^;
釣りは僕もやります。今は海ばっかりですが、猟期が終わったらアマゴ釣りとかやってみようかと考えています。
こんな山の中で道なき道を一人で行くのは確かにかなり緊張しそうですね。山賊ダイアリーの作者の方もときどき怪我をされているようですし…
僕も以前北海道の知床五湖を散策していたときはすごくドキドキしましたよ(熊が頻繁に出没していたので通行禁止になっていたんですが、標識がないほうの道をぷらぷら歩くというちょっと危険な行動を…)。
釣りもされるんですか。やっぱり同じ”猟”なんですねー。
自分で獲ったものはずっと美味しく感じられますよね。
北海道いいですね! 東京より東へは行ったことがありません。。。
もし北海道へ旅したとしても、ヒグマエリアにはこわくて行けないと思います僕は。ヘタレなもので・・・orz
12番スラッグがあれば倒せそうな、倒せなさそうな。。。
このブログ、始める前はタイトルを「両師日記」にしようかと思ってました。猟師と漁師(釣り=釣り竿漁なので)にかけて。( ̄∇ ̄*)ゞ
三毛別羆事件ってご存知ですか?血も凍るような恐ろしい出来事ですよ…
僕は本を読んで、現場にまで行ってみました。
ただ実際羆に出会ったら腰が抜けそうですね…
両師日記かー面白いですね!
暖かくなったらまた釣りしようかな(゚∀゚)
三毛別羆事件のあらましを見てヒグマの恐ろしさを知りました。ヒグマ撃ちは日本国内でできる狩猟の頂点なのでいずれやってみたいとも思いますが、やっぱり恐いですね。