足元の枝の向きを見れば狩猟中の転倒・滑落防止に役立つ
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狩猟よもやま話

「狩猟ヒヤリハット体験その2 単独猟、忍び猟で負傷」と「狩りバカ日誌 2015年1月12日(大物猟・忍び猟)」でもちょっとふれていますが、山奥で忍び猟なんかをやってると「転倒滑落」の危険がどうしてもつきまといます。
この動画も「狩りバカ日誌 2015年1月12日(大物猟・忍び猟)」で登場したものですが、この動画の5分35秒あたりで僕のプチ滑落シーンをお楽しみいただけます。orz
この時の滑落の原因は足元の濡れた枝を踏んでしまって足を滑らせたからだったのですが、その後も同じようなことを何度か経験して、「転倒・滑落を引き起こす危険な枝」の存在に気づきました! (`・ω・´)

シカ猟なんかで入る杉林は、朝の早い時間帯には林床が夜露や霜でしっとり濡れていることが多く、そこに間伐したであろう枝がたくさん落ちています。この「水分+枝」が曲者!
なかでもこういう風に「山側から谷側へ向かって横たわっている、ちょっと見にくい枝」が危険です。こいつを踏んづけてしまうと足がズルッと谷側へ持っていかれてバランスを崩すケースが多いのです!
僕がシカ猟で入っている奈良の山はかなり険しいところが多く、そういった場所で不用意にこんな枝を踏んでしまうと、動画のように転倒→滑落なんかもありうるし、そこまでいかなくても大きな音を立てて周囲の動物に人間の存在をアピールしてしまうことにもつながります。
この枝によく悪さをされるのが、斜面を登っている時でも下っている時でもなく、水平方向というか、横移動している時。
登っている時は踏んでもそれほど影響はないし、下っている時は足元に重々警戒しているのであまり踏みません。わりと順調に歩ける横移動時が油断もあって危ないように思います。動画の時もそうでした。(´・ω・`)
山奥の単独忍び猟で足を骨折、なんてのはゾッとしません。無事家に帰り着くまでが遠足であるように、無事家に帰り着くまでが狩猟。カモ猟でもシカ猟でもシシ猟でもそうですが、足元にはご注意を!
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Comment
好きか嫌いかは別として、わたしらが山仕事でそういう場所に入る時は、当然足元はスパイク地下です。
長靴は足首が曲がらないので疲れるし、足が中で遊んでしまううえにゴム底は滑るので不可。
軽登山靴のようなものは足首も覆うので悪くはないと思いますが、足の裏から感じる土の触感が意外と大事で、ビブラムソールはそういう場所には不向きです。
格好がいいとか悪いとかよりも、その場に合った実用本位の装備が最終的にはいいのかと思います。
ちょっと高いけれど防水仕様のものもありますし、一度履くと感覚が研ぎ澄まされた気になって楽しいですよ。
親指と人差指のところに枝や草が挟まらないように、つながっているものがお勧めです。
ただ、それでクルマに乗ると慣れないと運転しづらい、チャカチャカ音がしてコンビニに寄れないなどはあります。(笑)
防水のスパイク地下足袋は僕も気になってました! (・∀・)
僕は空気銃でのカモ流し猟からこの世界に入ったので、ゴアテックスのトレッキングシューズを使ってます。カモ撃ちには十分すぎる能力ですが、朝イチの山を歩く大物猟とかではソール越しの地面情報がいまいち分かりづらく、防水スパイク地下足袋の導入を検討していたところです。ちょっと探してみます。(・∀・)
スパイク地下を一度履くと、何か生意気にも山の男って感じになるんですよ、不思議とね。
踵が高くないので背が低くなりますが(笑)、やはり引き締まった気分になります。
コハゼ式のものと、ベルクロ式のものが今はありますので、予算と好みで決めてください。
靴下は5本指タイプのものか、先割れの足袋式でないと履けません。
脚絆も着けたらダニの侵入も防げるし、脛の保護にもなります。
ズボンの裾の始末ですが、動いた時に突っ張らないように少し余裕を付けて裾を引き上げ(あまり裾を上げ過ぎると、歩いていて足袋から裾が抜けちゃいます)、ズボンの折り目を足の真ん中にしておき、後ろ側でズボンをまとめてたたんでから足袋を履くと、歩いていてもズボンが持ち上がってきません。
防水スプレーを使えば、朝露くらいは問題ありませんから、あえて高くて足首が曲がりにくい防水地下を使わずともよろしいのかと思います。
まずは一度安いものでも使ってみてからでしょうか。
なるほど、参考になります!
やはり実用第一の道具は見た目より使い勝手ですね。足袋とトレッキングシューズの併用も視野に入れて選んでみたいと思います、ありがとうございます。(・∀・)