空気銃でカモが獲れない時は小さい水域を回ってみようというお話。
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最終更新日:2018/07/13
狩猟よもやま話
僕が空気銃猟を始める前、次が7年目の猟期なので、8~9年ぐらい前のお話。
その頃にも少ないながらも狩猟関連のブログ…というかサイトはいくつかあって、参考にしていました。今はもう更新が止まってるか404かばっかですけど。(´・ω・`)
当時、たいていのサイトでは「カモはなかなか獲れない、簡単じゃない」というようなニュアンスの記事が多くて、ああやっぱ狩猟ってそうイージーなものでもないんだな。と、逆になんというかこう、簡単じゃないからこそやる気が奮い立った記憶があります。
そして初めての銃所持がかない、気合いを入れて空気銃でのカモ猟に挑んでみた結果。
1期目は、エバニクスの「HUNTINGMASTER AR-6」という、ものすごくパワフルではあるものの精度に難のある銃を使っていたせいもあって、カモは一羽だけでした。今ほど情報なかったですからねぇ。
財布には大ダメージだったけど、その銃はすぐに廃棄。二挺めには音はともかく精度には定評のあったレインストームを導入。実質ここからがスタートみたいなものです。
するとどうでしょう、メインターゲットのマガモカルガモがわんさか獲れるではありませんか! カモ撃ちってイージー! (゚∀゚)
…いやいや待て待て。
確かにヒマ人なんで猟場には毎週ほど足を伸ばしてる。鉄砲もよく当たるのを買った。犬はおらんからこの際おいとくとして、猟果を上げるために昔から言われてる「一犬二足三鉄砲」の原則のうち、「足」と「鉄砲」はクリアできてるのはわかる。
けどそれにしてもよく獲れる。他にも何か理由があるのかもしれない。
狭い池/川は狩猟がしやすい?
そこで思い至ったことの一つが「水域の狭さ」。
当地は海から遠いことが原因なのか、川幅はあまり広くないところが多いのです。川って基本的に海に近いほど、河口とか下流になればなるほど広くなっていきますね。
池についてもあまり大きくないのがほとんど。こちらは理由は定かではありません。
一般に、広い水域ってのは狩猟にはあまり適していないと言えるでしょう。
こちらは狭い水域のイメージ。
池のふちや川っぺりって堤や堤防になっていて、遊歩道のようなつくりである場合が少なくありません。散歩の人の往来なんかもよく見かけます。
狭い池や川だと、たとえ中央に浮かんでいても、散歩道との距離はあまり遠くにはなりません。
そういった場所で暮らすカモはそれが日常なので、人の姿が比較的近くにあることに慣れているようです(かといってさすがに散歩道の上から撃つことはないですけど)。当地のカモはこちらを見つけてもあまり飛ばないのです。あまり警戒心が強くない。
以前には他県の水場を偵察に回ったこともあります。その土地の池はとても規模の大きいところが多かったのを覚えています。
ということは、人の姿が遠いところにあるのが、そのエリアを根城とするカモたちにとっては日常なのです。そこのカモたちはこちらがちょっとでも近づくとすぐに飛んで逃げました。ハンター目線で言うと、スニーキングが難しい。
池の中央にいるのを狙うとしましょう。距離が遠いので射撃も難しいけど、腕でカバーしてしとめられたとしても、回収もまた難しい。そういった広い場所は風の影響も受けやすいものです。回収ができなければ撃つ意味がない。
というわけで、そのエリアでのカモ撃ちは向いていないと判断して、足が遠のいた。といったことがありました。
僕が以前に参考にしていたサイトの人たちが通っていた水場は、今から思えば、当地より広大であったのかもしれません。スニーキングも回収も一筋縄ではいかないほどに。それは確かに難しいだろうなぁ。
などといったことがあるので、もし空気銃猟でカモがなかなか獲れない。という場合には、地図をよく見てみて、可能であれば今より川や池が狭い場所に下見や猟に行ってみるのも有効であるカモしれませんね!(・∀・)
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