狩猟ヒヤリハット体験その2 単独猟、忍び猟で負傷
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最終更新日:2015/01/27
狩猟ヒヤリハット・事故
人間、生きている以上、ケガはつきもの。「ケガなんかしたことない!」ってな人は皆無でしょう。小はちょっとした擦り傷から大は靱帯断裂まで、僕もいろいろやらかしました。
ケガはいやなものですが、それも程度次第では特にどうということもないものもあれば「これはたまらん」というような大ケガもあっていろいろです。
また、ケガをしても医療設備が近くにあれば多少は安心。程度に多少の差はあっても街中であればそれなりに病院なんかが点在してるので、そこまで心細くなることもないでしょう。
が、これが狩猟中の負傷だとちょっと話がちがってきます。
僕も狩猟中にケガをしたことは何度かあって、最近では元旦のカモ猟で仕留めたアオクビを回収するときに足首をねんざしたことがあります。素人診断ではねんざレベル4、軽度~中度のねんざでした。
このときは幸い大事に至らず、数日のテーピング+過度な運動を控えたことで、今はもう完治しています。ただ、当日に猟を終えて家へ帰る際はねんざした左足でクラッチを踏むのがなかなかきつかったです。orz
・・・と、車で水場をまわるカモの流し猟であれば、狩猟中のケガといってもこれぐらいで済むケースが多いんじゃないかと思います。しかし、深山での単独忍び猟中に今回のようなねんざ、あるいはそれ以上のケガなんかしてしまったら。これは大ピンチに陥る可能性があります。
最近僕もショットガン(M870)を取得しました。まぁ、まだまだ自分にスキルがないのはわかってるのでそれほど山奥まで分け入ったりはしていないのですが、練習がてら単独で忍び猟のまねごとみたいなことを始めています。
今月12日にもそんなことをしていまして、その際に足を滑らせてちょっと滑落しました(動画で言うと5分35秒あたり)。この時も幸いに、せいぜい2mかそこらで止まったのでむこうずねと左ひじに青あざができたぐらいで済みました。
そして家へ帰って風呂でくつろいでいるとき、しみじみ思いました。あんなもんで済んでよかったな、と。
あの場所であれば車までそう遠くなかったので這ってでも戻れないことはなかっただろうけど、これがもっと山奥だったら、もっと大ケガだったら。深山ってほどでもなかったけど、携帯は圏外。応急処置キットなんかもなし。
これからは応急処置キット、念のために無線とちょっとした食料も持っていこう。あと、大物猟のときは目突き対策に眼鏡で行こうかな。アイアンサイトは眼鏡でも見やすいし。
狩猟中のケガは避けられないとしても、準備さえしっかりしていれば最小限にとどめることも、その後に有効な対応策をとることもできるはず。転ばぬ先の杖、備えあれば憂いなし。たとえ練習でも、これからはもうちょっと準備をしっかりして行こうと思います。
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Comment
大きな問題に至らず、良かったですね。
父はいつものヤマでトチの実拾いをしていて転倒、岩で頭を打って記憶を失いました。意識が戻ったときは、なぜ自分が山にいるのか分からず、少し歩いて自分の車を見つけ、「あぁ、自分でここに来たのか、、、」って。幸い同僚がすぐに見つけてくれて、病院に運んでくれました。血まみれでしたよ。
未だに当日の記憶は戻りませんが、まぁ後遺症を含めた他の問題はありませんので、不幸中の幸いでした。自分も山で仕事をするときは、ヘルメットと防護メガネが必須です。普通に歩いていて、木の枝先で目を負傷する可能性がありますから。お気に入りはESSのCrossbowです。インナーフレームにレンズを入れて使っています。
お大事に!!
やはり、そういう話を時々聞きますね。予後はよかったようでなによりです。
お仕事は林業でしょうか? 狩猟中にも急勾配の斜面にも大きな切り株があったりして、こんなところでチェーンソーを使えるなんてすごいな、と思いながら山を歩いています。お互いに気をつけて過ごしましょう!
狩猟中ではないですが雪山登山中に同じようなこけ方で滑落したことがあります。
自分も木の枝が邪魔でよけた拍子にずるっと行ってしまいました。
それからは枝よりも足場!
上着が傷ついても滑落するよりましですから・・・
はじめまして! (・∀・)
朝露に濡れた枝もなかなかまずいですが、積雪は特に気をつけないと。。。
猟場の積雪は痛し痒しです。足跡や血痕はよく見えるようになるんだけど、降る時間帯によっては足跡の上から積もったりして足見ができなくなってしまうという。(´・ω・`)