豪快すぎる狩猟動画。ニュージーランドのヘリコプターによるシカ狩り
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最終更新日:2016/10/17
海外狩猟事情
日本における装薬銃猟というと、えっちらおっちらと二本の足を互い違いに前へ出して山中へ分け入って忍んだり巻いたり、という形がメインかと思います。シカだと林道を車で流して獲物を発見する流し猟なんかもあるかな。
そこへいくと、狩猟先進国の西洋諸国はちがう。動画サイトLiveleakにニュージーランドの超豪快なシカ猟の様子がupされていたので紹介します。ヘリコプターによる空中からの銃猟です!
登場するのはヘリのパイロットと同乗のハンターの二人。彼らがまた素人目にもわかるほどの凄腕!
パイロットは多少勾配のあるような地形でも躊躇なくハンターのすぐそばに着陸したりしてます。危ないっすよあれ、ハンターを轢きかねないし、なんといっても頭上のローター! 機体が傾いてローターが地面やハンターに接触でもしたら即アウトです。
ハンターもハンターですごい。命綱なんかしてなさそうですが、そんな状態で身を乗り出して、揺れるヘリの上から狙撃をバンバン成功させてます(編集もあるでしょうけど)。まぁ元軍人とかそんなんだろうな。
Liveleakの説明によると、NZのヘリ猟はヨーロッパから持ち込んだシカが増えたことによって1960年代から始まったものの、今ではもう下火であるようです。が、今でもなくなったわけではないということですね(英語なのでいまいちよく理解できていませんが、だいたいこんな感じ?)。
全編スピード感があって手に汗握る出来映えですが、圧巻は3分47秒あたりからの断崖での狩猟。急斜面を落ちていくシカをハンターはためらいなく追っていき、しっかりと放血します。ただのゲームハントじゃないということですね。食用にすることを意識した行為です。
そしてそのシカとハンターを回収するためにヘリが降りてくるのですが、その場所がなんとハンターの頭上10センチぐらい! で、ヘリの腹に金具をひっかけてシカを吊して運んでます。なにもかも豪快、二人とも凄腕! (`・ω・´)
この動画を見ていて思ったのですが、日本でもハンターやってみようか迷っている人は、一度ニュージーランドへ行って実際に銃猟を経験してみるというのはどうでしょうか?
かの地では日本で狩猟経験のない旅行者でも銃猟が可能であるようで、日本人ガイドが案内してくれる狩猟ツアーもあるようです。日本でもツテがないと実猟シーンの見学は難しいですが、ここなら見学どころか自分で参加できるわけで、ハンター予備軍の方にも一考の余地があるかと。お金があればですが。
世界にはいろんな国があって僕もそのうちの何カ国かには訪れたことがあります。それによって日本という国の良さも見えてきましたが、こと狩猟に関しては外国の狩猟事情をうらやましく思うことが多いです。。。(´・ω・`)
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Comment
海外は何でもありですね。ヘリの燃料代が気になりますが。私の欲しい銃(MAXUS HNTER)のプロモでも、何十羽ものカモが一度に撃ち落とされています。
日本で同じ事をすれば、即通報ものですね。
本日、雨の中、師匠が私の田舎まで来てくれましたが、昨日イノシシが荒らしただろう跡や、鹿の新しい足跡、真新しい糞、沢山の何かがいてるだろうという跡がありましたが、でも結局何も獲れず終いでした。半分登山だったので帰ってから、足が攣りました。今日で私の猟期は終わりました。
本日、無事に教習射撃の許可が出たと警察より連絡がありました。これで一歩前進です。
MAXUS HUNTERは知りませんでしたが、ブローニングの自動銃ですか。ブローニングならまちがいなさそうですね。^ ^
猟期終了ということで、おつかれさまでした。無事に終わって何よりです。来期は銃猟もプラスですね! (・∀・)
アリゾナでも派手なヘリコプター猟のようつべが沢山投稿されてます。$1万位で一年先まで予約一杯みたいな事言ってます。違う世界ですネ。
やっぱり狩猟民族の国はちがいますねぇ。あちらでは「ハンティング」は趣味としてメジャーなんでしょうね。
日本もこれから
「趣味は狩猟です!」
と言える世の中になってくれればいいのになぁ。(´・ω・`)