この素晴らしき、ろくでもない生物―「拷問と処刑の歴史」
公開日:
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最終更新日:2015/06/29
ディスカバリー
以前からやらかしまくりのISISが、またぞろロクでもない動画をアップしたそうです。今度は水責めとかなんだとか。どう考えてもまともじゃない。( -“-)
今はあのまともじゃない連中がクローズアップされてますが、拷問とか処刑が横行するのは今に始まったことではなく、世が乱れたり、あるいは平和すぎて暇をもてあますようになると、人間の残酷性が鎌首をもたげるケースがある。
ということを教訓としてわかりやすく教えてくれるのが、ディスカバリーチャンネルの番組「拷問と処刑の歴史」です。
拷問と処刑の歴史 番組内容
この有名な処刑用具『ファラリスの雄牛』の動画からもわかる通り、古来より、人間は時として信じられないほどの加虐心を発揮しながらここまでの発展を遂げてきた生物でもあります。
そういった加虐心がもたらした数々の苛烈な拷問や処刑の発生した背景やメカニズムを、歴史的宗教的側面から考察し、時には拷問や処刑の装置を再現してダミー人形や破壊力を測定する器械で実験を行うことでそれらを正しく理解・教訓としよう。といった番組がこの「拷問と処刑の歴史」です。
『魔女裁判』『串刺し公ヴラド』『アイアンメイデン』などの有名どころから無名なものまで、番組では色々な拷問や処刑が検証・分析されているのですが・・・残念ながらISISの蛮行は現在のところ止めようがないようです。( -_-)
僕は休みの日にスカパー! を観ていることが多いのですが、スカパー! でもこの手の番組を観ていると、10年ほど前によくあったネットのグロ画像トラップを思い出します、個人的には。よくひっかかったものです。
似て非なる≠非なるが似ている
忘れるべきではないのが、我々ハンターがやってる狩猟もまったく無関係ではない、という点。
我々の場合、対象は人間ではなく、カモやシカやイノシシですが、半矢にしてしまうと動物からすれば拷問みたいなもんだし、しとめたら仕留めたである意味処刑みたいなもんです。経緯はともかく、やられる側からすれば。
食べるためにやっていることなのでもちろん変えもやめもしませんし厳密にいえば狩猟と処刑は関係ないのですが、ハンターはやはり、獲物をしとめる際には必要以上の苦痛を与えないようにする努力義務を遂行するべき。
そういったことを再確認できる番組でもあります。
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Comment
私、頬骨が張ってますし(頬付けがシンドイ)モンゴル系だとは思ってるのですが、牙も爪も武器と成らない人間には、脳が最大の武器で有ったと思うので、飛び石、槍、弓、そして銃、「山の恵みを」感謝!
イスラム教も本来は自然の恵みに感謝する教義もある宗教だったように思うのですが、どこでどうなったんでしょうかね。(´・ω・`)
銃猟をやってりゃ銃も刃物(剣鉈)も持ち歩きますが、人間目がけて発砲したり白刃を突き立てる光景なんかは想像したこともありません。まともな神経ではなかなかできることでないのは確かです。