狩りバカ日誌　2014年1月12日

晴れのち曇り　9℃／－3℃　日出 07:04　日没 17:06

今年に入ってから調子がいい。と、いうよりはカモの姿をよく見かけるようになったというべきか。年明けあたりから遭遇する確率があがったことで捕獲のチャンスに恵まれるようになってきた。

今からまわる池も、過去に何度か捕獲実績のある期待度の高い池だ。万全を期して遠回りしつつ、慎重に水面をうかがっていると･･･やはりいた！ マガモのつがいだ。

ラッキーなことに、以前より水量が少なくなっていて、岸とのあいだにかなりの高低差がうまれている。これならむこうからこちらを見通すのは難しいはずだ。

頭を低くしながら、そろそろと足音を殺しつつ接近開始。期待と緊張で胸が高鳴る。このスリルは他の趣味ではなかなか味わえない、ハンターならではのドキドキだ！

20mほどまで近寄れた。距離的には申し分ないが、目の前の枯れ藪が邪魔だ。

なんとか枯れ藪の薄くなった場所を発見し、銃口を出す。こういうときに銃身にカモフラージュテープを巻いているか巻いていないかで、逃げられる逃げられないが大きくちがってくる。

射線の確保に成功、あとはただ引き金を引くだけ。こちらにまったく気づいていないマガモのペア。

カモのペアを撃つときは先にメスを撃つと、オスはメスを気遣ってその近くで様子を見ているというのでメスを先に撃ちたいけど、位置的にきびしいな。枯れ枝が射線をふさぐ。しかも、見つかってはいないはずだが何か不審に思っているのだろう、しきりにこちらを見ている。

仕方なく、オスの首に照準を合わせる。こいつはまったく気づいていないので、向こうの方からこちらに寄ってきた。15mぐらいか、立射でも当たる距離だ。プローンでは外しようがない！

スパンッ！

矢はあやまたず、頸椎のなかほどに命中。貫通したペレットが水面に水柱をあげ、メスは飛んでいった･･･が、50mほどの距離で着水すると、こちらを見ている。

これは過去にも何度かあった。オスを先に撃つとメスは一目散に逃げることが多いが、近くにとどまっていることもあるのだ。射程内ではあるが、地形的に回収に手間取りそうなので、回収を優先させることに。

ううむ。オーバーハングした枯れ藪が邪魔でカモキャッチャーは使いづらい。超ロングタモ網で届かないことはないが、その場合でも藪ごしに操作しないといけないので骨が折れそうだ･･･。

あっちへ行って網を出し、こっちへ移動して再度チャレンジ、やっぱり届かないのでもうちょっと角度を変えて･･･と、30分ほど難儀してようやく回収できた。よく肥えた立派なアオクビだ。その頃にはもうメスはどこかへ行ってしまっていた。また来年パートナーを探してくれ･･･。

この日はその後、カルガモの捕獲にも成功した。左右に移動しているカモを狙うときは目を狙う。僕の場合はリードの取り方がヘタクソなので後頭部に当たる場合が多いのだが、今回はなんとそのまま目を直撃してしまった。

目に当たるとすぐには絶命しないようで、しばらくの間もがいていた。あわてて止めを入れる。が、あせっているのでなかなか当たらない。

結局、3発外して4発目にようやく命中。回収して放血する。

クリックでモザイクなし画像

よっしゃー、大ガモ二羽ゲット！ 鍋にして4人前、大猟だ！

【本日の結果】
発砲　6
命中　3
捕獲　マガモ　1　カルガモ　1