オフロード走行準備。クロスカブのシートとチェーンカバー交換。
公開日:
:
最終更新日:2017/05/01
クロスカブ改造

いよいよゴールデンウィーク突入。気候的にもバイクのベストシーズンといってもいい時期の到来です!(・∀・)
僕もこの連休中に猟場の林道をクロスカブで走るつもりではあるのですが、個人的に気になったところがひとつと、助言をもらったことがひとつあるので、今日はその対策をしたいと思います。
クロスカブ・シート交換→足つき性改善

こちらクロスカブの純正シート。全身ブラックのシブイやつです。とてもクッションが厚く、街乗りオンリーであれば何の不足もないシート。
しかしクッションが厚いということは、そのクッションのぶんだけ地面までの距離が長くなってしまうということ。不安定なオフロードの地面で足をつく時にそのわずかな差が転倒する・しないに関わってくるかもしれません。足の短い純和風体型の僕だとなおさらです。
余談ですが、僕は初対面の人に出会って30秒ぐらいで「柔道強そうですね」と言われたことがあるぐらい重心が低いです。ほっとかんかい。orz

そんなわけでカブパーツの老舗、アウトスタンディングのクロスカブ用シングルシートS37を取り寄せました。3,200円也。鉄砲の世界とくらべるとパーツ安いですね。鉄砲の世界が高いんだろうけど。(ヽ´ω`)
こちらはシートのクッションが純正品より薄く、その分足つき性がよくなっています。しかしトレードオフとしてケツへの攻撃力が高く、乗り心地が悪いという諸刃の剣。どちらを取るか、ですね。
ちなみに、さらなる薄型化でより一層の足つき性を追求したシングルシートS37Tという製品もあります。が、あまり薄くしてもつらいかな、ということでこの品は見送りました。

取り付けは拍子抜けするほど簡単。シートをパカッと開けて、ヒンジについている四つのナットのうちシート側の二つ、赤○のものをゆるめて純正シートを外し、代わりにシングルシートS37を装着するだけ。

はい、純正シート外れました。あとは代わりにアウトスタンディング製シートをセットして締め込んでいくだけ。失敗する要素がありません。

完成。5分もかかりませんでした。

黄色い車体に黄色いシートが素敵…と言おうとしたのに、割とすぐ気づくぐらいのレベルで色合いに差があります。車体の方が色が濃い。ロットの差とかあるかもしれませんが、いいんですけどね、僕は別に。(´・ω・`)
こちらの赤いカブ主さんのブログはいい感じの色合いでうらやましい限り。
近所のダートを走ってみたところ、肝心の足つき性はGood!
街中ではどっちでもいいレベルだけど、凹凸のあるオフロードでは差を体感できます。
僕のように足の長さが残念な人がクロスカブでオフロードを走る時には一考の余地がある製品でしょう。足の長い人には必要ないかもしれませんけどね! ( ゚д゚)、ペッ
スポンサーリンク
クロスカブ・チェーンカバー交換→チェーンのトラブルシューティングが容易に
シート交換があっさりと終わったので時間が余りました。今日のうちにチェーンカバーも交換してしまいます。

ベテランライダーからアドバイスをもらった、このクロスカブのチェーンカバー。
純正ではこういう黒いカバーにチェーンが覆われています。
素人考えではなんかガードされててよさげに思っていたんですけど、もし出先でチェーンが外れる等のトラブルがあった場合、解決するためにカバーを外す必要があるので、オープンになった社外品に替えておくのも一つの手である、と。
思い起こせば、生粋のオフロードバイクのチェーンはこんなガッツリしたカバーには覆われていません。ということは必要ない、どころか、やはりない方が有利なんじゃないかという気になってきました。
社外品の豊富なクロスカブにはチェーンカバーもラインナップされています。1,800円と引き替えに早速注文しました。こちらも先ほどと同じアウトスタンディング製です。

まずは純正チェーンカバーを外します。シートの交換は非常に簡単でしたが、こちらもまた負けず劣らず超イージー。赤○の四ヶ所のボルトを10mmのレンチで外しましょう。
樹脂製の一体成形かと思いきや、上半分と下半分に分かれた金属製。知恵の輪状態にもならずあっさりと取り外せます。

見た目スッキリ、風通しがよくなりました。これなら簡単にチェーンのメンテもできます。

では次は装着。
上側の二つの穴に新しいチェーンカバーがバッチリ装着できます。外したのと逆の手順で締めこむだけ。

はい終了。これも5分もかかりません。シルバーに輝くチェーンカバーがスタイリッシュです。ちょっとカブ臭も薄れて、予想外の効能。(・∀・)
なくても走るんだろうけど、これがないとチェーンについた油やらなんやらが飛んでくるんでしょうね。
スポンサーリンク

作業ついでにチェーンのたるみ具合と空気圧をチェック。林道走行では事前に空気圧を下げておく方法があるということなので、米式バルブ対応の携帯空気入れと空気圧ゲージはぬかりなく準備してあります!
さすがにまだ新しいので余裕の正常値内ではあったものの、こうやって自分のバイクを自分の手で整備・メンテして仕組みを知っていく作業は、トラブルに遭った時のためにも、また精神的な満足感のためにも非常に有効です。
こうしてゴールデンウィーク初日の休日はおだやかに過ぎていきました。( ´∀`)
今週中には猟場の林道へ走りに行こうっと。最初だし、サンバーで走ったことのある場所にするかな!(・∀・)
関連記事
-
-
視界良好。クロスカブのミラーをいじって白いバイクと安全に配慮する。
自動二輪の免許を取得、クロスカブに乗り始めて三年ちょっと。最近ようやく慣れてきたかな、という
-
-
クロスカブをDIYで黄色→つや消しグレーに全塗装してみた。
僕のクロスカブは黄色。目を引く色です。気に入ってはいるんですが、なんというかこう、変化が欲し
-
-
手首と親指が痛くなるのでクロスカブのグリップを交換してみた
クロスカブが納車されて以来、毎日ほど機嫌よく乗っています。最近ではもう雨の心配がない場合、夜
-
-
クロスカブのプラグをノーマル→イリジウムに交換してみた。
もっといろいろいじりたいんですけどね、クロスカブ。なにぶん先立つものがないのでじっと我慢の子で過ごし
-
-
カブ用高性能エアクリーナー。BRDのスーパーエアBOXを装着してみた。
バイクの免許を取り、クロスカブに乗るようになって半年あまり。慣れてきた反面、もうちょっとパワ
-
-
クロスカブのカスタム開始。東京堂のミニバスケットをつけてみた。
いい陽気が続き、我らが南河内では桜が見頃を迎えています。(・∀・) 桜が咲いたというこ
-
-
現代の点火方式へ。クロスカブをダイレクトイグニッション化してみた
ここのところしばらく何もいじっていなかったクロスカブ。いいパーツがあるという噂を聞いたので導
-
-
林道走行の必需品?クロスカブにアンダーガードを取り付けてみた
一般的なカブよりましだとは言え、本格的なオフローダーと比較すると格段に車高の低いクロスカブ。
Comment
アウトスタンディングは、いろいろとお世話になりました。たまに、現地からの入荷待ちで品物が入って来ない事もありましたね。
シートかっこいいですね。(猫に爪研ぎされないように注意して下さいね。)
僕も経験があるのですが、純正シートが1番疲れません。十津川までカブで何度も行きましたが、アウスタの純正ぽいシートは、着く頃には、ケツが〜となるのです。
純正は、後に深く座るとアンコがいっぱい入ってるので、ちょっとマシでした。
チェーンカバーですが、カブのチェーンは、ダルダルでも純正カバーのおかげで外れないみたいですね。そのかわり、パンパン音がしますが。(うちのカブの話です。相当伸びてても大丈夫でした。チェーンもカバーのおかげで汚れないですし)
ショックのストロークもオフ車みたいに長くないので、そんなに簡単には外れないと思います。
後は、リアショックを交換するだけでも、乗り心地は良くなりますよ。(アウスタのなんちゃって外部タンク付きとかいかがですか?)
カブってほんとに社外品豊富ですよねぇ。今までは「おっさん臭いバイク」だったんですけど、見方が変わりつつありますw
リアショック交換もいいんですが、フロントを強化できたらすごくありがたいなぁ。後ろは滑ろうが跳ねようがある程度なんとなかるけど、不整地で前が跳ねて暴れると一気にコントロールが難しくなる気がします。orz