手首と親指が痛くなるのでクロスカブのグリップを交換してみた
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最終更新日:2017/05/16
クロスカブ改造
クロスカブが納車されて以来、毎日ほど機嫌よく乗っています。最近ではもう雨の心配がない場合、夜に出かけない場合はほぼバイクで出動しています。サンバーあまり出番なし。( ̄∇ ̄;)
が、バイクに乗っている時間が増えるにつれて、ちょっとした問題が。
それは手首と親指の痛み。
一般的にはクラッチ操作のある左手が症状重い人が多いそうですが、クロスカブはクラッチがないので左手は問題なし。でも右手に症状が出ています、僕の場合。おそらく腱鞘炎かと思われます。orz
調べてみるとバイク初心者にはありがちなようで、「バイク 親指 痛い」とか「バイク 手首 腱鞘炎」といったキーワードが出てきました。
グリップを社外品の柔らかいものに交換したところましになった、というような話もあったので、僕もクロスカブのグリップを交換してみました!
クロスカブのグリップ交換
今回買ってみたのはこれ。黄色と黒のカラーリングが僕のクロスカブにマッチしていて外観はなかなかナイスです。
まずはグリップの端にあるこのネジを外すところからスタート。
こいつもクロスカブ外装ネジのご多分に漏れず、やはり激固でした。しかも普通に回すとグリップウエイト(銀色のやつ)までいっしょに回ってしまうのでやりにくい。
結局、またWD-40を吹いて手動インパクトドライバーでガンガンやって解決。インパクトだとなぜかウエイトまでいっしょに回ることはなかったのが不思議。
なんにせよ、クロスカブのビクともしない外装ネジ外しにインパクトは必須なようで…
さて、グリップウエイトの除去に成功し、グリップを引っこ抜こうとしたところ…。これまた動かない! ビクともしない! 全力で引っぱったんだけど、さすがクロスカブだ、なんともないぜ…。orz
…ふむ。よくよく考えてみると、この純正グリップはネジみたいに再利用する性質のものじゃないな。となれば!
金ノコでぶった切ってやることにしました。ヒャッハー! (゚∀゚)
分割するとグリップとハンドルバー間の摩擦係数が低下、簡単に抜けるようになります。
ハンドルバーの表面に多少傷がついたけど、鉄だしちっとやそっとなら問題ないでしょう。さび止めだけしておこう。
個体によってはボンドでベッタベタに接着されているものもあるそうですが、僕のはボンドは数滴だけでした。ベッタベタだったら正攻法で外すのは苦労しそう。
では新グリップを装着していきましょう。
グリップボンドは今回は使わずに様子を見ることにします。ゴムの柔らかい社外品グリップは消耗品なのでいずれ再度の交換が必要になり、その時に難儀しそうだからです。
ちなみに内径が22㎜の方が左用、25㎜の方が右用となっています。
ぐいぐいとひたすら押し込んでいきますが、半ばあたりで動かなくなりました。摩擦が増してきたせいです。(´・ω・`)
今度は外した時みたいに切って分割するわけにいきません。プラハンで叩いたり力ずくで押し込んでみたりうまくいくよう祈ったりしながら、根気よくちょっとずつ動かしていきます。
数分かけてなんとか押し込みました。
グリップウエイトとスイッチボックスの間に、各5㎜強のすき間が発生してしまいました。実用に問題はなさそうだけど、汎用品だしこんなもんか。
次は右にかかります。左と同じようにやればいいわけだし楽勝…と思ってました。ええ、この時は。
鼻歌を歌いながら金ノコでギコギコ、純正グリップの破片を外してみると…。
…! 下が鉄じゃない!!
グリップのゴムの下は大阪でいうところのプラッチックでした。
そうか、こっちはスロットル操作のためにこんなものがあるんだな。おかげで切れ目が入ってしまったぞ… (´・_・`)
注意してゆっくりやれば傷なし or 微細で済みそうだけど、ここはグリップとプラッチックの間にドライバーを突っ込んでぐっと持ち上げ、そこをニッパーでパチパチ切っていくことにしました。これならプラッチックに傷はつきません。てか左もこれでよかったような。。。
プラッチックには凹凸がついているのでただの鉄の筒だった左よりは難儀だったけど、亀の歩みのように時間をかけてなんとか完成。
こちらもすき間ができました。スイッチボックス側に寄せてるのでこんな感じだけど、グリップウエイト側に寄せればもうちょっと間は詰まります。
ちなみにこの銀のウエイト、かなりの重量。この重さのおかげでハンドルの振動が抑えられているんだそうで。
手の痛みに悩んでる者としてはありがたいので、この不格好なウエイトはこのまま使い続けようかな。社外品にはかっこいいのあるけど軽いみたいだし。
こんな感じになりました。色はよく合ってます。(・∀・)
ちと気になるのは、握ってみた時の表面の感じ。
柔らかいのはいいんだけど、柔らかすぎて粘つくというかベタつくというか。今の時期でこれだと、真夏とかはもっとベタつくかも?
まぁ、それを今から言ってもどうなるかはわからないので、とりあえずのところは、この柔らかさを活かした手首痛軽減の効果に期待しつつ乗っていくことにしたいと思います! (・∀・)
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いよいよゴールデンウィーク突入。気候的にもバイクのベストシーズンといってもいい時期の到来です
Comment
C50の場合、丸目とカスタムでは、ハンドルパイプの径が違うので、難儀した事があります。合わなくて2回買い直したり…。
予想ですが、今は暖かくていいけど、冬になるとグリップヒーターが必須になると思います。
バイク用のグローブしたままでは、引き金は引きにくいと思いますし。
手元にバイクが来た時はもう春だったのでグリップヒーターは未体験。いずれ試してみたいです。握ってる内側はあったかいだろうけど、手の甲側は寒くないのかなー、と思ってみたり。( ̄∇ ̄;)
はじめまして。半年前に銃の許可を取ってからこちらのブログを楽しく拝見させていただいてます。
右手首の痛みですがグリップの握り方でもだいぶ改善できます。文章では説明しにくいのですがグリップに対して直角に握るのではなく少し外側から猟銃のグリップを握るような感じで握ると良いです。この握り方だと垂直に握るよりも少ない手首の動きでアクセル開度が大きくとれるのでアクセル全開にする事の多い小排気量車だとだいぶ楽です。
はじめまして!(・∀・)
手首の痛みは最近慣れてきたのか若干ましにはなってるんですけど、継続しているのでありがたい情報です。一度ためしてみます、ありがとうございます!
舗装路ならそれほど痛くないんだけどなぁ、オフロードに入ってハンドルを力ずくで抑えてるのがよくないのかもしれません…(´・ω・`)
金ノコでって無茶しますね(笑)
アクセル側はカッターでサクッっとが正解です。
プログリップは前に使った事あるけど、確かにベチャベチャして
真っ黒になった覚えがあります。
冬はホンダ純正のグリップヒーターとマルトのカバーを併用して使ってますが、
素手でも暖かいですよ。
ハンドルカバーは格好悪いと思ったけど取り付けて天国、
もうやめられません(笑)
薄手の手袋をして雪の中を走ってますが、
手がかじかむとウィンカーとか操作に支障がありますからお勧めです。
って言うか、必要になります。
腱鞘炎、早く治ると良いですね。
未だ教習射撃待ちで今年デビュー出来るかなぁ(泣)
寒いのと痛いのはバイク運転してても楽しくないですね。暑いのは未体験なのでまだなんとも言えませんけど。でも寒いより暑いのが好きなのでまだなんとかなりそう。
たぶん冬場はあまりバイクの出番はなさそうな気がしてますが、シカが車を見ても逃げない時があるように、バイクでも逃げないのなら、もしかしたら流し猟で出番があるかも…
許可の下りるスピードは所轄や担当官や実績なんかでだいぶ変わってくるみたいですね。
なんにせよ教習射撃まで来て許可が下りないってことはないと思うけど、忘れてたり後回しにされてたりってのはありうるので、申請して30日を過ぎているようであればマイルドに催促の電話を入れてみてもいいかもしれません。
狩猟免許がまだならそっちも申請して、銃はどれを買うか存分に悩んで、準備を楽しんでください。(・∀・)
バイクのグリップ交換…僕も初めての時は苦労しました(^_^;)
純正はボンド率高いのでカッターでスパーですが、社外品を付けるとき&今回のグリップがやれてきて交換するときのためにアドバイスを。
まず、金属の部分が長めのマイナスドライバーとクレのブレークリーンを用意します。
グリップの端からマイナスドライバーを突っ込んで、隙間にブレーク―リーン噴射しながらドライバーをハンドルに沿って一周
するとスポンと取れます(*^。^*)
はめるときは、新しいグリップ内側にブレークリーンをブシャーとかけて挿入。スルッと入りますし、揮発するまでのわずかな時間なら位置調整可能。
今まで友人のバイク含め数十台数十本交換してますが、使用中の不具合は0です(^^)v
クレのブレークリーン以外では、なんかぬるっとした感じが残ったことがあるのでブレークリーン一択です
昔はちょっと車いじりなんぞしてたのですがなんせかなり前のことなので勘がにぶっていまして。そこへ生来のずぼらが加わってかなりええ加減な作業になっています。(^_^;)
パーツクリーナーなら持ってるのですがクレのがいいんですか。今のがなくなったらクレのにしようかな!(・∀・)