クロスカブでプラザ阪下のオフロード教室へ行ってきた。
公開日:
:
クロスカブ全般
桜も散り始め、僕の杉花粉症はだいたいこれぐらいの時期に落ち着いてきます。これからが個人的には春の行楽シーズンまっただなか。
クロスカブのツーリングや林道探索にもガンガン行きたいところだけど、特に林道探索は未体験なだけに不安あり。
過去に経験のないことというのは不安なものですが、若い頃はこんなんじゃなかったんだけどなー。行けばなんとかなる、迷ったらGOみたいなところはあったんですけど。年取るとこうなるのか。いや、今でもナウいヤングですけどね。(´・ω・`)
なので、基本を学ぶために一度オフロード教室を受講しておくことにしました。幸い、我らが南河内には日本最大級と言われるプラザ阪下というオフロードコースがあり、いろんな団体がレースやスクールを実施(2017年度版)しています。
バリバリのオフロードバイクが勢ぞろいする会場に、黄色いカブが空気を読まず颯爽と到着。無論、僕のクロスカブです。(・∀・)
他のバイクはというと、セローにXTZにKLX、あとは名前がわからない年季の入ったバイク、コンペ用(保安部品のない競技専用)のバイク、etcetc…。わりとばらけています。同じバイクはXTZが2台あっただけかな。クロスカブはもちろん僕だけでした。
今回参加するのはオフロード教室のみ。オフロード教室+40分耐久レースというコースもあったのですが、レースは今回買ったクロスカブの用途ではないのでそちらはスルーしました。
軽く準備運動をしたら実技開始。土の上を走るのが初めて、という人が多く。まずはパイロン間のスラローム走行で体重移動とライディング姿勢の勉強。講師は元プロのオフロードライダーです。
オフロードではオンロードとちがって、リーンアウトという、バイクを寝かせても体は地面に対して垂直な姿勢を取り、イン側の足を出してタイヤのスライドや転倒に備える。というのが基本だそうです。ほうほう。
慣れてきたところで、ある程度スピードを出してリアブレーキでタイヤをロックさせると同時にハンドルを切って、向きを素早く変える練習をします。
今回のスクールのみの受講生は15人ほど。老若男女バラバラだけど、中年以上が多いかな? 上手な人もそうでない人もいる中で、僕はここまでのところ…どちらかといえば上手な部類に入っていると思います!(・∀・)
これはおそらく、去年に何回かMTBで勾配のきつい林道を走った経験が生きてるみたい。どうあがいてもタイヤが滑る環境だったので、突然ズルッといく感覚にはそれなりに慣れてるのが大きかった様子。無駄じゃなかった!
午前の部が終わり、昼食休憩。講習会場すぐ後ろのエンデューロコースでは熱戦が繰り広げられています! エンジンの爆音に負けないぐらいMCの実況が白熱していて場内は盛り上がっています。
あちこちにトランポ(主に公道を走れない競技専用バイクを積むための車)兼居住スペース用の車が止まっていて、みなさんくつろいだりバイクの整備をしたり。ちょっとしたお祭りみたいな雰囲気です。
午後からは午前の復習にスタンディング姿勢の練習、凹凸のある路面走行の練習。
ここでも僕はなかなかいけてました! なんでここにいるの? ってぐらいうまい中学生ぐらいの男子、年季の入った競技車両に乗っている僕と同年代の男性二人、この三人が飛び抜けていて、僕はその次らへんだったかな。やっぱり自転車とバイクは似てるんだな。
クロスカブというバイク自体も、オフロード用のタイヤを履いているということもあるでしょうが、練習場のダートでゆっくりとしたスピードであれば、他のオフロードモデルのバイクとくらべてもなんら遜色なし。扱いやすいです。林道では…どうなのかな。まだなんとも。大丈夫そうですけどねぇ。(´・ω・`)
そういえば、昼食後にスクール受講+40分耐久レースクラスの練習風景をちょっと見学する機会がありました。
そちらではエンデューロのコースで、実戦的なレース走行の実演と解説が行われていました。あっちのクラスも楽しそうだったなぁ。
スクールはどちらかといえば林道走行というよりはああいったオフロードコースでのレース技術を主眼に置いたものであったようで、ちょっと残念なところはありましたが、思いっきり車体を振り回せる環境でバイクに慣れられたのは収獲。
あとはその場でのアクセルターンとか傾斜を使ったUターン? のような技術を学べれば言うことはなかったんだけど、またこれは別の機会に持ち越しかな。
でもオフロードバイクのレースは横で見ていても面白そうで、クロスカブにしてよかったような、残念なような。
XTZやKLXのようなオフロードモデルを買っていたら、もしかしたらレースに出てみたくなったかもしれないけど、お金がもつわけがなく…。
その点クロスカブだとそんな気にはならないので、そこはまぁ安心です。でもSRの250か400かでエンデューロのレース走ってる人もいたなぁ、そういや。よくやる。
さて、最低限の準備はできたので、いよいよクロスカブを林道に持ち込んで軽く様子見してみようかな!(・∀・)
関連記事
-
クロスカブの林道走行で多い、ちょっとしたトラブル。と、修復方法。
クロスカブというバイクは、さすがカブの名前を冠しているだけあって、トラブルの少ないバイクであ
-
猟場・林道探索の相棒。クロスカブが納車されたのでちょっと走ってみた。
昨日。ついに猟場・林道見回り用バイクが納車されました。ホンダ・クロスカブの黄色です!
-
動物を獲らない狩猟。「ロケハン」という名のハンティング。
猟期が終わってふぬけになっていた時期もそろそろ終了、来期への意欲がふつふつと湧いてきました。
-
バイク初心者のクロスカブ・ファーストインプレッション(街乗り編)
待望のクロスカブが納車されてはや一週間強。 花粉症に悩みながらも時間を見つけてはちょく
Comment
新家の射撃場で突然話かけて失礼しました、おおー、プラザ坂下懐かしいですねーまだ営業してたんですねー、僕も以前坂下で(GARuRuと言う雑誌主催のレース)エンデューロのレースに出てました確か当時は日本で一番長いコースだったとおもいます、あそこのフルコースはかなり過酷ですよ行きましたか、また試してみてください。
>まさみちさん
流石はハーレーに乗る漢ですね!
エンデューロもやっていらっしゃったとは!
自分も昔、WR200Rに乗ってましたが通勤&ツーリング用でした。(笑)
FZRもRZも通勤&ツーリング用でした・・・
>spinickerさん
こういうスクールに参加したことは無いですけど、オフロードの基礎が学べるのはとても重要で必要なことだと思います。
林道走行お気をつけて!
ちょっと慣れてきたころが危ないように感じています。トロトロ走行だとその場でポテッと倒れるぐらいで済むだろうけど、スピードが出てると危険も増大するだろうし。「好事魔多し」の精神で走ります。( ̄∇ ̄;)
いえいえ。銃で案外ばれるんだなとびっくりしています。以前にも新家で撃ってる時に、銃でspinickerだと見抜かれたことがあるのでw
モトクロスの方は絶対無理だけど、エンデューロのコースなら…とも思いましたが、あの高低差をクロスカブで乗り越えられるかなぁ。非力だからなぁ。orz
南河内にこんなに楽しそうな所があったとは。
ジャンルは違いますが、奈良トライアルマウンテンなら、1回見に行った事がありますが、あそこは、車を潰しに行く所ですね。
林道で、まだいける、まだ大丈夫と無理をすると、山賊ダイアリーの岡本さんみたいに、バイクを置いて帰るハメになりますので、気をつけて下さい。あの方は、カブを谷底に飛ばした様な記憶が…。
実際に、僕はそれをやって、くじけそうになりましたし。2人で行ってたので、なんとか踏ん張りましたが…。
カブでも結構行けるのです。実際、車体も軽いので、ちょっとした倒木ぐらいなら、持ち上げて乗り越えれるので。
引き返す勇気も必要ですね。
プラザ阪下は河内長野駅のすぐ裏にあります。あとは生駒とかちょっと遠いけど下市にもありますね。案外大阪南部はオフロード好きには恵まれたところみたいで。
なんかそんな描写があったような。バイクで落ちて一晩山で過ごしたとかでしたっけ。やっぱりどんな道でもスピード注意ですね…。順調に走れてるときほど危ないのかもしれません。
懐かしいですね、坂下。やっぱり狩猟する人ってバイク乗り多いとおもいます。
講習の時もいましたし。
モトクロスのテクニックもいざという時必要ですが、
林道ならトライアルテクニック練習した方が、かなり有意義だと思いますよ。
林道はコースじゃないから崩れてたり倒木とかガレ場等、安全に走りきる、
無事に帰ってくる事に重点を置きますので。
久しぶりに走りたくなったなぁ。
バイク乗り多いですね。うちの猟隊でも乗ってる人、乗ってた人は半分以上います。
モトクロスのような跳んだり跳ねたりはクロスカブでは無理なので、ひたすら安全運転を心がけたいと思います。でも慣れてきたらスピード出したくなるんだろうなぁ。お土産は 無事故でいいの spinicker。(´・ω・`)