クロスカブの林道走行で多い、ちょっとしたトラブル。と、修復方法。
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クロスカブ全般
クロスカブというバイクは、さすがカブの名前を冠しているだけあって、トラブルの少ないバイクであるようです。
カブをベースにモディファイしたものなので生粋のオフロードバイクにはかなわないものの、これまでの猟場開拓での林道走行もしっかりこなしてくれています。
が…。実は過去に3度ほど、車高の低さに起因する、同じ小トラブルに遭遇していまして…
サイドスタンドトラブル!
機嫌よく林道を流していた時。
クロスカブ「カッカッカカラカラカラ」
下の方からの異音が耳に入りました。
見ると、本来は格納されているべきサイドスタンドがぷらんぷらんになって地面に接触しています。足で戻そうとしても戻りません。このままで走るのはちょっと危険。
サイドスタンドとは、こんな感じで二輪車を立てておくためのパーツ。カブにはまっすぐに立てておくためのセンタースタンドというものもついています。
おかしいことには気づいたものの、バイクに乗って間もない僕はなぜこうなったかわからず、とりあえず緊急用として持っていた結束バンド(タイラップ)で適当にしばって応急処置し、帰ってきました。
そういやこないだアンダーフレーム取り付けた時、邪魔なのでどけておいたホーンの再設置でボルトねじ切ってしまって、いまだに結束バンドの応急処置のままだったっけ。
結束バンドって、カモの逆さ吊りにも使ってるし、便利でいいけど…便利すぎてそのまんまだ。( ̄∇ ̄;)
うちへ戻って調べてみると、どうやらここについているスプリングが林道の枯れ枝かなんかに接触、飛んでしまったことで、元の位置でホールドできなくなったのが原因である様子。車高低いからなぁ…orz
カブ好きのカブ好きによるカブ好きの為のナナカンパニーという会社の通販でクロスカブ用のサイドスタンドスプリングを注文、取り付けます。1本378円也。またなくすと困るので2本買っておきました。
サイドスタンドには赤○と黄○の二つのちょぼがついていて、ここにスプリング端のフックをひっかけます。バネの張力でひっかかっているだけです。そりゃ外れるわけだ…
その分装着も簡単。フックをひっぱってひっかけるだけです。格納状態でやった方がひっぱる量も少なくて楽。ただ、ある程度の力が必要になってくるので、手でやると痛いです。(´;ω;`)
専用の工具もあるそうですが、僕はコンビレンチのメガネの方でひっぱってひっかけてます。これなら携帯工具としていつも積んでいるので、ブツさえあれば出先でも装着できます。
んん…? 今気づいたけど、このつけ方だとスプリングの上下が逆か? まぁいいや、機能してるし、またすぐ外れるだろうからその時直せば。(´・ω・`)
その後も2度ほど林道を走っている最中にサイドスタンドスプリングが外れることはありましたが、何が起こったかすぐに気づけるようになったので、即停車して地面を探しながら戻って回収できています。
猟場探索の相棒として林道をとことこ走るだけなら十分に使えるけど、そこはカブベースなだけあって、こんな感じで車高の低さが影響する局面が出てくるのがクロスカブ。
そこさえケアできれば、タフなバイクではあるし、使い勝手のいい乗り物。これからも活躍してくれることでしょう! (・∀・)
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Comment
何かと結束バンドは役にたちますね。車にも積んでます。
山にカブで行くと枝がそこら中に挟まって、結構大変ですね。でも、サイドステップのバネが外れた事は無いですね。
僕のC50改での最大のトラブルは、クランクシャフトのメタルが焼き付いて、走行中にエンジンが停止して、タイヤがロックした事ですね。
シフトペダルを思いっきり踏んづけて、ニュートラルにしたおかげで転倒は回避出来ましたが。
家を出て300mぐらい走った所だったので、まだ助かりましたが。
原因は、オイル交換をサボった事。ガンガン回すなら、1000kmぐらいで交換した方がいいみたいですね。
結束バンド様々です。いろんなところで活躍してます。(・∀・)
焼き付きって本当に焼き付くんですね…。話には聞いたことあるけどなったことないので…おそろしい。
僕はエンジン系はノーマルでいくつもりなのでリスクは少ないだろうけど、オイルはまめに見ることにします。(゚д゚;)
私の経験上、林道走るときに関わらず、サイドスタンド、センタースタンドのスプリングはロックタイで縛ってます。よく振動で外れて落とすので必須ですね。
後、ボルト関係も緩んできますので注意ですね。
空気圧は低い方がグリップしますが、パンクしやすくなるので規定値が良いと思います。
私は予備チューブとタイヤレバー、携帯空気入れは常備してます。
走行不能にならないように最小限のモノは用意して山に入る様にします。
昔、何も知識や経験無いときに山の中で途方に暮れた事があったからなぁ。
林道走るのはやっぱり舗装路走るのと同じようにはいかないですね。空気圧はちょっとだけ下げて1.5ぐらいにしてます。
僕もパンクがこわいので、某オクでチューブ交換練習用の中のカブホイール&タイヤを落札しました。これから練習して不測の事態に備えようと思います。(・∀・)
結束バンド、便利でいいですよね。
林道走行での体験談はとても参考になるので助かります。
今月から中型免許取得に向けて教習所に行ってるので、
バイクを買ったら、まずは結束バンドをバイクに乗せところからですね。
おお。もうすぐバイカー仲間ですね! 僕も今思えばMT中型にしておけばよかったと後悔してます…。orz
バイクはオフ車買うんですか? 楽しみですね。結束バンドはお忘れなく!(・∀・)
非舗装路あるあるですね(^_^;)
僕は過去に僻地に軽トラで仕事に行って、オイルパンヒットしてえらいことになりました…
焼き付き覚悟で脱出して、ふもとのGSまでエンジンオフのニュートラル走行で下りました…
田舎で良かった
数種類の木ビスとシールテープとドライバー積んどくと、ラジエターに穴空いたとか軽微な水や油漏れなら、漏れた所にシールテープ巻いた木ビスぶっさして急場しのげます(゜_゜;)
無理なときのほうが多いですが…
通勤中に国道で原付焼き付いて遅刻しそうになり、300mほど歩道を押してダッシュした時が一番パニックになりましたがw
ちなみに今セローとか、オフ車買おうかと品定め中です(*^。^*)
シールテープとか、怪しい伝説でよく使ってるダクトテープは使い勝手よさげですね。オイルパンといえば、昔僕も普通車で河原を走って見事に割ったことがありましたw
林道を走れば走るほど、僕もセローとか欲しくなってきてます。クロスカブはとことこと走るにはいいけど、スカッとかっ飛ばすわけにいかないからなぁ。お金ないので無理ですけどね。(´・ω・`)
スプリングの両端の輪を車体に取り付けた状態でプライヤー等を使って挟んで小さくしてやれば脱落しづらくなると思います。
確かにゆるゆるですもんねあれ。そりゃ走ってる途中に下から何か当たったら落ちるわってぐらいに。僕もなんか対策することにします。。。m(_ _)m