生々しい記録。ヤマレコで見る六日間の遭難体験記で山の怖さを知る。

公開日: : 最終更新日:2018/06/04 登山よもやま話

日本で大物猟をやろうと思ったら、ほとんどと言っていいほど、山へ入ることになるかと思います。海外の狩猟動画を見てると、だだっぴろい平原みたいなとこでやってるケースも多いみたいですけどね。日本だと北海道の一部とか以外ではやはり山メインでしょう。

もちろん当地の大物猟場も深山です。もう何年も通っているので感覚が麻痺してるけど、初めて猟場の山を見た時は「こんなとこまともに歩けるのか…?」と思ったものです。

改めて振り返ってみると、谷も沢もけっこう急峻なところがあって、ひとつボタンの掛け違いがあれば、一気に牙を剥いて襲って来かねない。ただ幸いにも、今のところそうはなっていないだけで。

といったことを、日本で最大手の登山情報サイト、ヤマレコのとある登山体験記が教えてくれました。

決して高山というわけではない、標高1200mほどの山への登山で遭難。六日間のサバイバルの末に九死に一生を得て生還した方の体験記。大物猟師なら見ておいても損はない、どころか、見ておくべき刮目の内容が盛りだくさんです。普段なら簡単にできることが心身が摩耗しているとできなくなってくる、ということが非常によくわかる、出色の体験記です。

“まだ見てない人への魅力の伝え方”としては、あまり好きな表現じゃないんですけどね。でも言おう。見ればわかる。

~山岳遭難顛末記~ 御池岳ゴロ谷での6日間

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ちょっとした行き違いから始まる地獄

一日目

画像や引用を交えて話を進めていきます。

体験者はハンドルネームyuconさん。深刻な結果に陥った自分の失敗談を包み隠さず、後進のために微に入り細を穿って公開する姿勢は頭が下がります。

鈴鹿山脈御池岳の谷筋で6日間にわたり遭難を体験したレコです。
公開することに抵抗はありません。ご批判やご意見は甘んじて受け入れ致します。

 記載されている情報全てが役立つものと思えませんし、一部オカルト的な内容も含まれています。しかし、私の体験を多くの方々に知っていただくことが悲惨な山岳事故を減らすことにお役に立てるのではないかと信じております。

【当日の装備】
・食糧(カップ麺、マッシュポテト2人前、パワーバランス4本)
・飲料水(ハイドレーション2ℓ、炭酸ジュース500ml、水500ml)
・野球帽(カーキ色)モンベル半袖ジップアップシャツの下にナイキドライフィット長袖Tシャツ、モンベルパンツ、アンダーにメンズタイツ。
・バーナー、コッヘル、ガスボンベ、
・25,000分の1地図、山と高原地図、コンパス、ホイッスル

【なかったもの】
・雨具、ビニールシート、ツエルト、バックライト付きリストウォッチ、ヘッデンン、GPS、

とのこと。
ただ、「一部オカルト的な要素」とありますが、僕はあれはオカルトじゃないと思いますけどねぇ。でも山の怪談って、ああいった話が原型なのかなとも思います。

さて、登山を開始したyuconさん。最初のうちは大過なく山登りを楽しんでおられたようですが、下山路で雲行きが怪しくなってきます。

 順調に下山が進み後はTの突きあたりを左へ折れて林道への取付きを下りれば今回の山行は終了であった。しかし、ここからが私の地獄の始まりであった。

一撃で大トラブルに陥るような可能性のある時は十分に警戒してるから、それはなかなかないんですよね…。たいていの場合、まず小トラブルが発生して、雪玉が雪の下り坂を転げ落ちつつ大きくなっていくように、途中でいろんな要素がまとわりついた結果、もう止めることができないぐらいの大トラブルに成長するわけで。

yuconさんはひょんなことから、見るからに山経験豊富そうなRさんという方と同道することになります。

ベテランのように振る舞うRさんに判断を任せて歩いているうちに、

R氏「迷ったねぇ、もう時間もないし この先に沢の音がするンで沢へ下りて川を下ろう、ちょっと急だけど・・・」力強く言われ 私は付いて行くしかなかった。

ということに。道に迷ってしまいます。負の連鎖の開始です。どうやらRさんは見かけ倒しだったのかも?

そして第二のトラブル。yuconさんは、沢へ下っている最中に5mほど滑落して両膝を負傷してしまいます。しかし先行していたRさんは後ろを気にすることもなく、そのまま前進。そして…

R氏「出口は滝でダメだこりゃ、一旦稜線に出よう」。

おいこら。

山で迷った場合、沢に下るのは悪手だと言いますね。僕の数少ない経験でもそうだけど、水が流れるところなんで、苔が生えててよく滑ったり、大水が出た時に地面が削られたり倒木が折り重なってたりで、沢とか沢の周辺とかって普段でも歩きにくいわけですよ。

この場合は滝になってたということだけど、滝とまではいかなくても数メートルの段差がついてることはままあること。先述のとおり沢は歩きにくいし。陽が落ちかけとかだとさらに倍。やっぱり尾根沿いに上るのが一番なのかな。

山怪

yuconさんもさすがに不信感を抱き始めたようですが、とりあえずついていきます。が、不信感のせいなのか、まったく同じルートではなく、やや離れることに。

結果、二人は離ればなれの状態で野宿することになってしまいます。

二日目

朝一番にそう遠くないであろう場所で野宿していたRさんと合流、山頂へ到達。これで現在地もわかるわけです。危機的な状況は去ったように思えます。

yuconさんも、Rさんの携帯を借りて「これから帰る」と家に連絡を入れます。

しかし、またもここで陥穽がぽっかりと口を開けていたのでした。

二人とも今日は会社の出勤日であり下山を急ぐ、しかしその焦りがミスを誘発していく、この時点で二人が持っている水分はなし。

体調がすぐれないので休みます、と言えない二人。ある意味社会の犠牲者なのかも。(´・ω・`)

いそぎの下山時、ルート選定や連携がスムーズにいかず、Rさんとはぐれる羽目に。そして。

既に自分の思考能力が落ちているのがわかる。ようやくT字尾根の最終分岐手前まで来てどちらへ進めばよいか分からなくなり、登山道脇に倒れ込む だれか通りかかったら水をもらおうとひたすら待つが誰も来ない、気のせいか自分のいるところを気がつかれないように迂回して逃げていく登山者がいるように感じた。
 ホイッスルを何度も吹き「誰か助けて下さい!」と呼びかけるが反応は無し、遠くの物陰からこちらの様子を窺がう気配だけがする。

遭難死のニュースなどを耳にすると「なんでそんなことをしたんだ…」という感想を抱いたりするけど、これが答えなんでしょうね。追い詰められていくうちに正常な判断力が失われる。

こちらをうかがう気配というのも、脳内物質の影響で出現した…ように思えただけの幻覚というか気の迷いというか、そういったものなんじゃないかなぁ。まったく同じじゃないかもしれんけど、金縛りの最中ってすっごい周囲に人の気配がするし。それになんかちょっと似てるような。

試練は続きます。

乾きに苦しむyuconさん。下に沢が流れていることに気づきます。

少々急だが下に沢があり水が飲めそうだ!川のほとりには水量を計測する機械の制御盤のようなものもあり、今も係員のような人が機械を触っている。「急な沢だが下りて水を飲みその後係員に自分の存在を知らせて助けを呼んでもらおう」自分の中ではそういうストーリーが出来上がり斜面を沢へ降りていく。

苦労の甲斐あって水にありつき、やや冷静になったのか、現状では動くのは難しいと判断します。今夜はこの沢のほとりで休んで明日から動こうと考え、先ほどの水量計のことを思い出し…

水量計の係員が来るかもしれないしと思いながら辺りを見回すとさっき機械があったところはただの木が生えていた、幻覚だったんだ・・

幻覚に気付きました。

この後は幻覚、そして自然との戦いです。

深夜に自分を探しに来た(幻覚の)救助隊に向けてガスバーナーの炎で合図したyuconさん。

そしてここで大きなミス、バーナーとボンベをつないだままコックが少し開いていたようだ、ガス臭いと気がついたときは既に遅くガスボンベは空になっていた。唯一の火をコントロールする方法を失った。

こういう、普段ならやらかさないであろうこともやらかしてしまいます。

四日目

~7月19日(木)~

 朝から起きた時から頭の中で今日は救助隊が来る日と言うイメージが出来上がっており自分はただ待てばいいだけというモードになっていた、行動もそのとおり制御される。いつでも救助されるよう荷物をまとめてスタンバイしておく。上流の方で声が聞こえてどうやら私の救出部隊が来たような気配がする。「名前を尋ねられるのかなぁ」「後何時間ぐらいだろう」「救出されたらどう弁解しようか」「何を食べようか?」などと思いを巡らせるも一向に救出活動が具体的に進まない。さっき気配のした上流の方ではまだざわざわしている。15:00になりさすがに痺れを切らして上流のざわついた所へ行くと何も無かった「しまった!また幻覚だ!」と気付いた時さっきまで自分がいた場所の真上をへりがホバリングしている。「お~い」と近づこうとした時にはヘリは上空へ消えていった。

五日目

~7月20日(金)~

10:00を過ぎ特に変化がないので沢を下っていく程なく谷の出口に近ずく、すると出口は滝であった。しかも直下50mはあろうかという滝・・・。愕然としているところへ雨が降り出す。滝壺へ飛び込もうかと言うぐらい落胆していたが雨がひどくなり我に返る。谷の中心へ戻ったころには大雨、雷が一日中続き更には日没後も夜中ずっと降り続ける。

(中略)

 雨粒で自分の体に穴が開くのではないかと思えるほどの激しい雨が一晩中続いた

すでに体力も気力も限界に近い、雨をしのぐ手段もないという極限時、それに加えて一晩中雷雨にさらされる…。僕だとこのあたりでもうなんか諦めるような気が。yuconさんつよい。

六日目

~7月21日(土)~

目を覚ましたのは10:00頃、地図を準備し再度自分のいる地点、脱出方法を検討する。あまり信じたくないが現在地は「ゴロ谷」だ。R氏とゴロ谷からテーブルランドに乗りT字尾根からまたゴロ谷に落ちていることになる。背筋が凍りついた、「ゴロ谷からは脱出できないようになっているのか?」出ようとするたびに幻覚や雷雨に阻まれて自分がゴロ谷から生きて出ることは許されないのだろうか?

山怪

そりゃそういう気にもなりますよね…。しかしほんと強いなyuconさん。

 昨日作ったマッシュポテトの残りを腐っているとわかりながらも食べる。
そういえば最近股間がむずむずしている。恐る恐る肛門付近を見ると自分の肛門から次から次へとウジ虫が出てきている。どうやら自分の腸内で卵からかえり肛門から出ていくようだ、出口がないと気に入らないのか股間の皮膚に噛みついて痛い、沢の水の中に卵がありそれを飲むことにより体内でふ化するようだ。

…orz

もう少し体力が残っていれば人体の免疫力で阻止できていたかも、あるいはバーナーの燃料さえあれば…。言っても詮無いことではあっても、考えずにはいられない。

しかし、yuconさんはこの未曾有の危機に打ち克ったのです!
クライマックスの最終日は快哉を叫びたくなったので全文引用です!

~7月22日(日)~

 朝目覚めると木の上だった。 しかし頭の中では救助隊が既にこちらに向かっているという状況が出来上がっている。ほんの少し上の尾根の方からもいろんな人の声が聞こえ辺りがざわついていた。近所のおじさんの声、飼っている犬の声聞き慣れた声がたくさん聞こえる。
 そんな雰囲気の中自分は木の上で安心して待っている。昼頃のどの渇きを訴えるとお茶を用意してくれるという。楽しみにして待っている。
 しかし、いつまで経ってもお茶も出ない救助も来ない「「はっ!」と気がつくと時刻は13:30「しまった!また幻覚にやられた!」「どうしよう、この時間からでは上を目指すしか」と考えたが水の量が0になっている。
 万事休す。「もう終わりか」とそう思った時、下の沢から声が聞こえる。しかも自分の名前を呼んでいる。こちらからもあらん限りの声で叫ぶが届かない。意を決して「降りよう、出来るだけ早く」思いきって落ちるように下りる。落ちて死ねば死んだ時だ!!全身打撲とすり傷になりながら落ちる。 半分程下りたところでコッヘルを投げ落とす。一眼レフを投げる。望遠レンズを投げる。それでも下の人に気付いてもらえない(当然ながら下の人も幻覚)残り3分の1のところでザックも投げ落とす。
 ついに丸腰だ、会社からも捜索に来てくれているのか会社の同僚の女性の声がする。「川崎さんのためにここにジュースを置いて行こう」この様な会話が聞こえた(これも幻覚です)しかしこの会話を聞いたとたん、自分のやけくそ気味の下降にブレーキがかかった。「死ぬまでにあのジュースを飲もう!」それまで死んでも仕方ないと思ってギャンブルで下降していたが急に慎重になった。やっとの思いで川辺に下り立ったがジュースはない、しかも極端に体力が低下している。沢の水を何とか口に含みフラフラと立上がるが一歩進むのがやっと川べりから何とか中洲に這い上がろうとするが全く力が入らない。中洲の高さは1mぐらいだろうか、50cm程までに這い上がった時中洲の反対側に小川が流れており その川の向こうに親子の3人連れと中年男性がいる。ラジオ放送が流れていて野球中継を放送していた。「三途の川」かと呟く。その川の岸辺に先程のジュースらしきものが冷えていた。履いている靴が重くて片足の靴を脱ぐももう片足を脱ぐ力がない、少しでもジュースに近ずこうとするが5cmが進まない。
 川の向こうの人たちはたのしそうにしている。ラジオ放送は霊会の放送か?変な響きがある。
 しばらくその場に倒れ込んだ、ヘリが2度上空を通るが手を振る力もない。肛門からはウジ虫が誕生し続けている。全身山ヒルの噛み跡だらけだ。ムカデにも脇腹をやられている。「このままのたれ死んで虫のエサかぁ」

 その時は突然やって来た・・・ 人の気配がする。久々に人間の気配だ!2人程の人影が見える。最後の力を振り絞り手を振る、一人が近づいてくる 女性だ、「遭難してます、川﨑と言います」「生きてる!よかった!」歓喜の声と一緒に複数の人が来るのがわかった。「水を!」と言うとアクエリアスを一口いただく 今まで飲んだ中で最もおいしい飲み物だった。口の中でアクエリアスはきらきらと輝いていた。さっきまでいた川の向こうの人たちの姿は既に消えていた。リーダーらしき人が無線で報告していた。みんな「良かった」「よかった」を連呼していた。ジュースを探してもらったがそんなものはなかった。

 自分の中ではまだ半信半疑だった。もしかすると幻覚かもという疑念が振り払えなかったが「川崎さん!」と呼ぶ声に目をやると色黒の精悍な男性がおられた。「Toshiです」「エッ!Toshiさん」ヤマレコユーザーで私が師匠と勝手に思い込んでいる「Toshi42」さんだった。「初めましてこんな形で・・・・でも会いたかった」涙が止まらなかった。そして涙の暖かさでそれを現実と認めることができた。
 ギリギリでヘリを飛ばして搬送いただけるとのことでヘリに引き上げられていくヘリに乗り込んだとたん全ての緊張が消えていった。「助かった」と言うより「終わった」と言う気持ちの方が大きかった。

生々しい記録。ヤマレコで見る六日間の遭難体験記で山の怖さを知る。
生々しい記録。ヤマレコで見る六日間の遭難体験記で山の怖さを知る。

生来の天の邪鬼のせいもあって、ヤマレコってなんか好きじゃなかったんですけどね。

でもこのレコードは、登山者であってもハンターであっても、好きでも嫌いでも、山へ入る者であればこの一編だけで読む価値がある。

できることがどんどん減っていくんですね、遭難すると。思い切った行動をとるなら体力のある、日の浅いうちに。ということか。

幻覚も怖い。幻覚から抜け出てもまた幻覚みたいな、夢の中で夢を見ているというか、何が正しいのかわからなくなってくる。そりゃ精神やられますわ。(´・ω・`)

 山岳トラブルは残り4分の1の行程での発生率が極めて高いと言うが今回も同じことが当てはまった。

といった言葉などもあわせて、いろいろと学ぶことができました。

あえて載せてませんが、この体験記にはあとがきがあります。当然、そこも教訓に充ち満ちています。

山登りをする方は、ぜひ一度、あとがきも含めた全文を読んでみてください。m(_ _)m

~山岳遭難顛末記~ 御池岳ゴロ谷での6日間 

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Comment

  1. you より:

    ヤマレコ読んできました、すさまじい
    水量計のところ、順番、順番逆って思いながら読んでました
    「下りて水を飲みその後係員に自分の存在を知らせて」

    渇きで先に水を求めたのか
    ・・・それとも「脳」は人のいないことを認識していて
    人のいないことをわざわざ確認して絶望しないために、
    (無意識に)先に水を飲みにいかせるのか?

    山の話ってこうやってできるのかな、なんて考えてみたり

    • spinicker より:

      判断力が落ちるようなので、まず水が欲しかったんでしょうね…。眼前の生命維持を第一に、ということだったのでは。

      今までの人生で幻覚見るほど追い詰められたことはないですけど、誰しもがなりうることなのかもしれませんね。そうならないように注意して、備えて山へ入るのが、体験記を寄せてくれたyuconさんに報いることになるのでしょう。(´・ω・`)s

  2. こかこ より:

    このお方結局山でお亡くなりになってますよね
    一時せっかく救助されたのにまったく反省してなかったとネットで批判されてましたね

    あっこのブログの批判じゃありません
    いつも楽しく拝見させていただいてます

    • spinicker より:

      そうだったんですか…。知りませんでした。

      ただ、この方はパーキンソン病を患っていたそうですね。ヤマレコのプロフィールにありました。どちらにせよ、残念なことです。

      申し遅れましたが、はじめまして!
      またよろしければ見に来てやってください!(・∀・)

  3. n より:

    狩猟や山菜採りだったら、そもそも「予定ルート」も「登山届け」もへったくれもないので
    ちょっとした滑落か何かで歩けない怪我を負い、携帯電話圏外だったらそれでもうほぼお手上げですね。
    サクっと死ねるならまだいいが、何日も何日も飢えと渇きと幻覚に苛まれ、苦しみ抜いて死ぬのはイヤですね。

    うーん、でも里山に毛の生えたようなそこらの低山に入る際に
    何があっても生還できるようにいちいちザック一杯のフル装備で臨むのかというと…

    身軽さ・気軽さを優先したければ、万一の時はヒルまみれウジまみれでじわじわ死ぬ覚悟しろってことですかねえ。

    • spinicker より:

      険しい絶峰でももちろん遭難は起きているけど、そう厳しいわけでもない山でも死亡事故は時折ありますよね。そういうところでの事故はおそらく油断とか準備不足とかが原因として大きいのでしょう。

      ガッチガチに備えをもっていくと動きが制限されるので、僕はある程度のリスクは背負って最低限の備えだけで山へ入ってます。そう山奥へ行くわけじゃないので方向さえわかればなんとかなるかなと。GPSだけは二つ必ず携帯しています。( ・`ω・´)

  4. LONE-WOLF より:

    ご無沙汰です。
    私は単独猟では無線機(アマチュア無線)、BackTrack(GPS)そしてフラッシュバルブを持って行きます。
    BackTrackがあれば、とりあえずクルマへ戻ることが可能ですが、動作しなければ無線機で助けを呼べます。フラッシュバルブは海難事故の際に使用する、1秒間に2回発光し昼間でも10マイル先からその光が確認出来るという発光器です。カメラのフラッシュのようなものです。
    これがあれば、自身の位置を伝える際に重宝します。

    この装備でもダメなら・・・諦めましょうか?
     

    • spinicker より:

      バックトラックは以前僕も使ってましたけど、個体差があるのか、衛星をつかむのがものすごく遅くて、結局タンスの肥やしになっています…。衛星をつかむよりバッテリーセーフで自動オフになる方が早いことがほとんどでした。orz

      そのライトは支部の人が持ってたなぁ。いずれブログで紹介しようと思ってたやつです。あると安心ですね!(・∀・)

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