猪のメンチカツを作ってみた。
公開日:
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最終更新日:2016/04/20
ジビエ料理レシピ・猪
本サイトの方にもレシピページはあるのですがモバイル対応ができていない状態なので、移行できるメニューはモバイル対応済みのブログの方に移行していこうかと思います。stinger3つよい。orz
さて、ブログの方で再スタートを切ることになったジビエ料理レシピシリーズ。記念すべき第一回は「猪のメンチカツ」です!
こうして完成品の画像を見てみると・・・我ながらいびつな形状。小惑星に衣をまぶしたような外観になってますが、そのへんは大ざっぱな猟師が作った物だということでひとつ多目に見ていただけたらと。味はよかったですよ!
猪のメンチカツ 材料(3~4人前)
- 猪肉 250g
- 玉ねぎ 肉と同量
- 卵 大1個
- ☆お好み焼きソース 大さじ2
- ☆ケチャップ 大さじ1
- ☆塩 小さじ1
- ☆こしょう 少々
- ☆ナツメグ 少々
- パン粉 適量(固さ調整用)
- 揚げ油 適量
卵液
- 卵 大1個
- 水 大さじ3
- 小麦粉(薄力粉) 大さじ3
衣
- 小麦粉(薄力粉) 適量
- パン粉 適量
猪のメンチカツ 作り方
猪肉と玉ねぎをフードプロセッサにかけてほどよいミンチにします。よく脂の乗った柔らかい部位と、ミンチにでもしないと硬くて食べにくい部位を半々ぐらいにするといい感じ。
(後日、ごろっと感を出したくてミンチと玉ねぎを粗挽きな感じで作ってみたところ、こねる行程でボロボロに崩れました。ある程度は細かく挽いた方がよさそうです orz)
ミンチと玉ねぎ、卵、そして☆印の調味料をボウルに放り込んだら・・・。
本能のままにこねくり回します。最初は手が気持ち悪いですが、そのうちこの気持ち悪さがやみつきになります! (゚∀゚)
おそらくそのままだとゆるっゆるのはずなので、パン粉で固さを調整します。パン粉が水分を吸って全体をひきしめてくれます。
卵液材料を器に入れてよく混ぜ、衣材料の薄力粉、パン粉をそれぞれ大きめの皿やバットなどの面積の広い入れ物へ敷き詰めるようにあけて衣をつけます。
薄力粉を全体にまぶす→卵液に浸す→パン粉をまぶす の順で衣レイヤーを生成します。
※見ての通り、衣をつける行程は手がべとべとになります。衣材料は先に準備しておくことをおすすめします。僕はよく忘れます。orz
揚げる準備ができたら、玉ねぎの甘みを引き出すために低温でじっくり揚げていきます。揚げ物はこの油の揚がるピチピチって音が最高っすね!
猪のメンチカツ小惑星仕立て、完成! これはまずいはずがねぇ! 形はまずいけど! (゚∀゚;)
ただ・・・揚げ物は後かたづけがねぇ。。。もう明日でいいや。orz
そうと決まれば、食うべし食うべし!
猪のメンチカツ 食後の感想
最高。ジビエはどうしても肉の固さが気になるものですが、フードプロセッサでミンチにすることでその点がうまく解消できています!
これは繁殖期が終わったぐらいのオスの猪を使ってまして脂は少なめでしたが、半量はバラ周りのいいところを使っていたことで肉の質そのものがかなり良かったので、臭みなどもまったく気になりませんでした。ナツメグを多めに入れたのもよかったのかも。
混ぜる調味料にめんつゆとかだしの素なんかを入れて和風にして、とかもそのうちやってみようかな!(・∀・)
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猟期が終わってはや1ヶ月。本格的なジビエ料理シーズンの到来です。猟期中は獲るのに夢中であんま
Comment
これはおいしそうですね。僕も大物を捕りたくなりました!
そういえば以前、脂身のトンカツというのを聞いたことがあります。肉ではなく、脂身だと。。。
あるいはイノシシの脂身のカツ、、、おいしいでしょうか?
脂身のトンカツ・・・。食ってみたいような、考えただけでウッとなるような。。。
シシの脂はあっさりしてるように思います、なんとなく。脂の乗ったシシ肉はまだまだいっぱいあるので、今度意識して食べてみます。(・∀・)
先週、駆除のお手伝いで30kメス1歳(処女)を解体しました。バラ肉は骨付きのままスペアリブで食べましたが、この時期でも美味しかったです。魯山人が「シシ肉は当代に限る」と言ってるそうですが、私もそう思います。猟師の中には子シシは解体が面倒くさいので廃棄の人が多いですが、勿体ないですね。夏場の肉はミンチカツが良いですね。ただし解体時にハエ追い担当が必要です。
産まずの30キロ! 聞いただけでもうヨダレ出そう。そういうのを単独忍び猟で獲れたらもう言うことないっす。(・∀・)
バラが一番質が安定してるんでしょうかね。メンチカツにしたやつもバラではあったもののあまり状態よくなさそうだと覚悟してましたが、ぜんぜんそんなことありませんでした。