【朗報】エースハンター、近江屋でまだまだぜんぜん余裕で修理可能だった!!
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最終更新日:2019/11/08
銃一般
「猟期終了間際の脂がよく乗ったヒヨドリは狩猟鳥のなかでもトップクラスのお味である!」
・・・ということは、鳥撃ちをよくする空気銃ハンターであればけっこう賛同してもらえるんじゃないかと思います。
実際、その時期は僕もよく狙います。そういえばストックはもう8羽しかなかったな。焼き鳥2回分あるなしか。来期はもっと獲ろう。(`・ω・´)
このヒヨドリ、狩猟鳥のなかではスズメの次ぐらいに小さい鳥。この小さい鳥を僕の愛用空気銃、レインストーム5.5ミリで撃つと、けっこう大きな風穴が開いて可食部が減ってしまいます。体に対して弾が大きすぎるのです。(´・ω・`)
ヒヨドリ専用の4.5ミリ口径の空気銃、ヒヨ撃ちに二の矢の出番なんかないので単発式の安いやつ。エースハンターの4.5ミリとか最適だな、そのうち買えたらいいな。
と考えていたときに、例のシャープチバ社の営業停止騒動。。。部品とか修理とかはどうなるのだろうか。
そういえば、シャープチバ製空気銃のカスタムで有名な近江屋さんはシャープチバの件で特にコメントも出してなかったはず。アナウンスの必要がないほど部品の在庫があるってことだろうけど、実際のところどうなんだろうか?
おいしいヒヨドリをゲットする未来に関わってくるかもしれないことなので、近江屋さんに直接メールで問い合わせしてみました。今回、メール内容掲載の許可をいただいたので、エースハンター(イノバなんかもですが)修理の現状をご紹介します!
私共は、既に存在しないメーカーの空気銃や、メーカーは健在でも生産終了(部品供給打ち切り)になった空気銃の整備や改造を得意としており、今回のメーカー廃業は「イノバやエースハンターがオールド銃の範疇に入った」だけで、業務への影響はそれほど深刻なものではありません。シャープ銃の整備や改造は従来同様に今後も継続していきますので、ご安心ください。
一例を挙げれば、ポンプ体(ピストンの圧縮部品でポンプ銃のパワーの源)は随分前から私共謹製のチューンナップ用パーツに切り替えておりますので、「ポンプがへたった → 部品が手に入らない → 代用品も無い → 廃銃」というようなことにはならないでしょう。
猟場での転倒等で銃口を岩にぶつけて潰してしまった場合も大丈夫です。損傷部分を少し切断、銃口をイレブン(狙撃銃の定番)にリクラウン(イノバは私共独自のインプステップでリクラウン)してご好評を得ております。
ただし、メーカー廃業が全く影響無いかといえばそうではなく、樹脂製部品は金型での量産あってこそ複雑な形状を安価に作れるものなので、ABS樹脂が多用されているイノバなどは、純正部品の手持ちが尽きれば、次回からの修理は削り出し加工等によらざるを得なくなります。
以上、ご参考まで。
(・∀・)!
メールの後半部分はwebサイトにも書いてあったところですが、前半部分はおそらくサイトのどこにもなかったように思います。その言葉が聞きたかった! (^o^)
修理用パーツそのものも改造、または自作しておられるそうで、これなら問題なさそう!
しいて言うなら、修理の依頼は早めに、といったところですかね。製造元があの状況ということで、最近はとてもお忙しいようです。
なんでも自分でやってしまう人は空気銃の整備や修理なんかも自分でされるようですが、自分の不器用さを自覚している僕は高圧空気をためておく構造の機械なんかはとてもじゃないけどいじれません。(x_x)
そんな空気銃ハンターは僕だけではないはず。そういったエースハンターオーナーさんのためにも、近江屋さんのような銃砲店にはがんばっていただきたいものです。
これで僕も安心して中古エースハンター4.5ミリを購入・・・する前にまずこの貧乏をなんとかしないとな。orz
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Comment
シャープ製エースハンターとか、兵林館などはわたしが中学時代から知っているブランドですから、相当長い歴史を刻んでいますよね。
中学に上がった頃(昭和40年代半ば)なんて、同級生は親の空気銃を持ちだして鳥を住宅街でも撃っていましたよ!
古くても愛着があればいつまでも現役で使いたいもの、車と同じでリストアしていただける工房があると助かりますね。
とは言え、やはりメンテナンスを考えるとどうかなと、近くに銃砲店がないわたしには辛い部分もあります。
いよいよ3挺めを計画中ですか?
そんなにあっても使い切れないなんていう話は、また別次元のことですね。
父も僕が生まれる以前ハンターをやってたそうで、昔は空気銃には特に寛容だったと聞いています。どこかから持ち出してきてスズメを撃って売りに行ったとかw
でも考えてみれば、シャープ(チバ)って会社は昔から空気銃を作ってたんですね。そんな会社が廃業するのはやはり寂しい気がします。エースハンターもイノバも持ってないんですけど。。。
エースハンターの4.5ミリ、ヒヨドリ撃ちに欲しいですねえ。でも大阪は同一目的で同種の銃を所持するのはなかなか骨が折れるので、現状ではちょっと難しいです。(´・ω・`)
さすが、職人の近江屋さんですね!どなたかから、「日本でエアライフルのガンスミスと呼べるのは近江屋さんくらいだ」と聞いたことがあります。
パーツを作る技術、すごいですね!
大阪では、そんなに大変なのですか?こちら、3丁目なんなくクリアーです。個人輸入という点で確認に時間がかかりましたが、それ以外のツッコミや引き留め、身辺調査等々、何も全くありませんでした。
「7.62はカワウなどの大型鳥類や罠の止め差し、6.35ミリはマガモやカラスなどの中型用で希望です。ついでに将来的には5.5か4.5をスズメやヒヨドリのような小型鳥類用に欲しいです。。。」
「ぢゃぁ、その時になったら、さらに追加申請してくださいね~」
これ以上数を増やすと管理が大変なので、競技用のワルサーでヒヨドリとかスズメとかいけないのかなぁ。。。と思ったりしちゃったりしてます。
大阪はたしかに厳しいですが、担当官さんの裁量次第という面もあるようです。担当官さんを根気よく説得できれば、同一目的(その方は射撃目的の空気銃でした)で同種銃の2挺目も許可が下りることもある、と聞いています。
が・・・とても面倒だそうです。(x_x)
競技銃でも、狩猟免許を提示しつつ狩猟用に変更申請して受理されればOKなんじゃないかという気もしますね。( ・з・)
著者は忘れましたが、主人公の部屋に狙撃があり、外へ行くと、狩猟中の中学生が持っていた空気銃が暴発していた、警察に行くか悩む、という小説を読んだ覚えがあります。
昔はそれほどまで、空気銃は身近に存在していたのでしょう。
トキハさんのコメントを見て、ふと思い出しました。
羨ましい時代です、今では絶対ムリだと思いますけどね^^;
兎にも角にも、近江屋さんが頑張って頂けるのは助かります。
ぴよもスコープ関係でお世話になったことがあるので、この記事を見て、ぴよのエースハンターもまだまだイケる!と思いました。お金が貯まったら近江屋チューンもしたいです(>_<)
僕はエースハンターは持ってないですが、近江屋さんは僕が使っている空気銃の弾が(おそらく)一番安いのでお世話になってます。
HPのコラムとかの文章から近江屋さんの人柄がにじみ出てるようで、好感を持っています。がんばって欲しいお店です。(^-^)
ABSなら3Dプリントという手もありますね
削り出し加工の手間と新しいスキルの習得の手間、
どっちが大変でしょうか
習得してしまえば今後が楽になるような気もしますが…
なんにせよサポートしていただけるのはありがたいことです
はじめまして! (・∀・)
そういえば3Dプリンターで拳銃も作れるとかニュースで言ってましたね。なら銃の部品ぐらい何でもないんでしょうね、近江屋さんならなおさら。
それにしても、シャープチバの廃業は残念です。僕自身シャープ銃は持ってないのですが、周囲のシャープ銃オーナーがものすごく嘆いているので・・・ (´・ω・`)