僕が首都圏在住の猟師予備軍なら埼玉の「猟師工房」の門を叩いてみる

公開日: : 狩猟・射撃団体

猟師工房

最近、サイトに届く「狩猟に興味あるんだけど、どこへ行けばいいですか?」という内容のメールが増加しつつあります。

stingerの強力なSEO対策パワーのおかげでこのブログも『ネットの片隅で細々とやってます』なんて規模ではなくなってきたので、そういうことにもなるのでしょう。

たいていはまず地元の猟友会に連絡してみることをすすめているのですが、そういう悩みを抱えているのは若い人が多いようで、選択肢として猟友会は頭に浮かびはしたけれど、なんとなく古臭そうな感じでなじめなさそうな印象があってそれ以外の方法を知りたかったのかもしれません。

事実、以前の僕はそうだったし、今も猟友会の体制にはもやっとしたものを抱えてもいます。会員ひとりひとりをは親切な人が多いので余計もやっとします。(´・ω・`)

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猟師工房

そういったことから、もし関東方面から同様のメールが来た場合、これからは「猟師工房」さんの存在を伝えることになるかもしれません。

こちらの「猟師工房について」のページにもあるように、猟師工房は株式会社プロットという会社の一部門。というか、猟師工房をやりたいためにプロットという会社を立ち上げた、という形の様子。
同じようなことを考えたハンターはたくさんいるだろうけど、それを実行に移して形にしてしまった人たちです。(゚∀゚)

とても狩猟関係とは思えない、先進的なレスポンシブデザインのウェブサイトを見るに、活動内容としては大きく分けて

  1. 狩猟車をより使えるようカスタムする、その名も”ハントラ”部門
  2. 有料で狩猟体験・解体等のレクチャーを行うイベント部門
  3. ジビエ販売部門

の3つ。これから狩猟を始めたい人には気になるものばかりでしょう!

鹿の解体教室

猟師工房

今回紹介したかったのはおもにこちら。鹿の解体教室。大物のバラシは猟をやるうえで避けては通れませんからね。

猟師工房

スケジュールはこんなふうになっています。犬を使ったプチ狩猟体験もあるというのがいいですね。
(残念ながら募集が締め切られているものもありますが、またそう遠くないうちに開催されるでしょう!)

12時半に始まって17時半には終わる、5時間の狩猟体験。短いようにも思いますが、受講してみたもののもし性に合わなければ苦痛にしかならないだろうから、5時間というのは最初にしてはまあ妥当かな。(´・ω・`)

料金は基本7000円。友人といっしょに参加すると1000円、リピーターだと2000円のディスカウント(両方に該当する場合どちらか安くなる方)があるので、もっと知りたいからまた来たい、というのもアリだろうし。

女性向けの解体イベント「女子解」は女性であれば3000円+原田という人へのプレゼント1個という本気なのかどうか判別しかねる条件でだいたい同じ内容のものを受講できるようですが、なんと男性も1万円出せば女子解に参加できるようです! ( ̄∇ ̄;)

女性からするとどうなんでしょうね。「女子しかいないと思って安心して参加したのになんで男子が! キャー!」とかならなかったらいいんですけど。

まぁ『特別に家来として女性に従事することができます』とあるので、ちょっと男子ぃ~とか言われながら参加すればいいのかもしれませんね。

ただ残念ながら、保健所の指導により解体した肉は持ち帰れない。となっています。

たしかに、食品衛生法の諸条件を満たさないとジビエの販売はできないのですが、猟師工房にはそのための設備があるはずだけどなぁ。そこで解体するわけじゃないのかな。

ハンタートラック、略してハントラ

ハントラ

狩猟車の軽トラをさらに林道向けにカスタムする「ハントラ」という部門もあります。

ハントラ

かなり高度なカスタムにも対応してくれるようです。たぶんこういった会社を始めようといった時に、すでにそういう職業の猟友がいたんだろうなぁ。「俺できるで!」「よっしゃやろうぜ!」みたいなノリで。

軽トラのカスタムについては以前にも「これはすごい!( ;゚Д゚) 狩猟車にピッタリなカスタム軽トラの実力」で紹介していますが、あんまりやりすぎると林道にはよくても日常使いで不便になってくるので要注意。非改造車をノーマルとかいって見くびりがちだけど、開発に莫大な資金を投じている自動車メーカーの設計をバカになんかできません。

ここまでやるのはセカンドカー向けですかね。狩猟専用車としては申し分なさそう。

ジビエ販売

猟師工房

ジビエについてはご多分にもれず結構なお値段がついているのですが、これ。猪ソーセージ。

端肉で作ったからこの値段なんだろうけど、この画像のとおりの量であれば1080円はわりとお値打ち感あり。僕もちょっと気になってます。

これは…酒に合いそう。(; ・`д・´)…ゴクリ

最近はこういうお店とかイベントが増えてきて紹介のしがいがあります。

埼玉県というとこれも以前に紹介した「狩猟クラブ紹介!その1.奥武蔵大物猟クラブ(埼玉県飯能市)」もそうですが、やはり人口の多い都市部周辺が有利ですね、こういった面では。

猟師工房さんは他にも骨や皮、角などでアクセサリーも作ったり、TwitterFacebookでも情報発信したりとなかなか活動的なので、気になった方はチェック&フォローしてみてください!

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Comment

  1. ltchughes より:

     すごいですね!これが近所だったら、女子からの冷たい視線を気にせず参加したいところです。男子OKと言われる以上、冷たい視線なんぞ跳ね返しますよ!

     林道軽トラ、イイですね!昨日、愛車で林道に入りましたが、大きすぎてかなり危険でした。以前プア様が記載されたように、林道は軽規格を基準に作られているのですね。

     ただ、映像のリアキャリアは微妙です。ナンバープレートが隠れています。林道限定になっちゃいますね。
     軽のナンバープレートは封印がありませんから、照明と一緒にスペアタイヤの横辺りに移設すると完璧だと思います。封印が無いのを良い事に、場所を複数にして使い分けられるようにするとか?
     よくキャンピングのサイトで、プラ板などでナンバープレートのようなものを複製して設置すれば良いとか記載されていますが、警察庁の公式な見解ではNGと出ていました。せっかくなのでナンバープレート移設してしまいましょう!!

    • spinicker より:

      僕もあのヒッチキャリアはどうなのかな、と思って見てました。広い荷台のある軽トラにはたしてあれが必要なのかどうか。ちょっとでも低いところにあると一人で重い獲物をのせる時にいいのかな?

      大阪府猟友会の狩猟学校もいいけど、費用が4万しますからねえ。どんなもんかちょっと体験してみたい、という時にぽんと出せる額じゃないし。7千円ならまだ敷居が低いですよね。

  2. zam より:

    問い合わせてみたところ、腸詰は一袋400グラムの値段らしいです。
    一本80グラム200円、加工する手間を考えれば安いといえば安い部類かなぁと。
    普通の飲食店で売るならジビエという付加価値をつけても一本400円が限界なので、小洒落た店向けですかね(笑)

    • spinicker より:

      僕は特にソーセージが好物なもので。もう古い話ですが、初めてシャウエッセンを食べた時は感動ものでした。

      1080円。ううむ。臨時収入でもあれば買ってみようかな…(´・ω・`)

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