猟装ズボンが破れたので裁縫用の布ボンドで補修してみた。

お金はないけど楽しい、楽しいけどお金はない人生。猟期外に外出を控えたりしてこつこつ積み立てた猟用資金を取り崩しながら、今期もほそぼそと狩猟に励んでいます。

こういうスタイルで狩猟をやっていると、不意の出費ってのがとても痛いわけです。

先月に買ったばっかりの新品スタッドレスタイヤをパンクさせてしまいまして。orz

記事にはしてませんが、これが先の土曜日、12日に空気銃で鳥猟をしている最中のことでした。記事にするほどのことでもなかったですからね、見回りをはじめて二つめの池でパンクさせてそのまま終猟ですから。(´；ω；｀)

タイヤは命を預ける大事なパーツ。サイドウォールをやったので補修もできず、最寄りの○ートバックスまでスペアタイヤで自走してタイヤ交換。割高な一本買いを強いられ手痛い出費をくらった直後に

今度は愛用の猟用ズボンが力尽きました。股間部分に大きな穴が。もう笑うしかない。’`,､(‘∀`) ‘`,､

ただまぁ、このズボンはよくやってくれました。何の気なしにユニク○で買ってきた迷彩柄のカーゴパンツ。

たぶんハンターになった年、4年前に買ったんじゃなかったかな。その間の猟行、それに登山時には毎回これを着用してまして、なかなかハードな使い方にもかかわらず4年間がんばってくれました。

現状はイマイチな感じですが、ちょっと前のユ○クロは質がよかった気がします。このズボンもこの穴以外に問題はなく、これさえなんとかすればまだ当分はいけそうな感じ。

最近のカーゴパンツはポケット部の留め具がボタンになってるものが多いのに対して、こいつはがっちりしたスナップボタン。とても使い勝手がいいのです。

捨てたくないなぁ。お金もないし、補修で直せればなぁ。(´・ω・`)

一縷の望みを託して購入したのが布用ボンド「裁ほう上手」。布地同士を強力に接着することができる、今の僕には非常にありがたいボンドです。

こちらはズボンを裏返したところ。実は一度、靴下の補修用布で補修を試みています。

赤線部分のちょっと盛り上がった場所ではがっちりとくっついてくれたのですが、その両サイドでは接着が甘くてはがれてしまっていたのでした。生地そのものが薄くなっていて針と糸でつぎあてもできません。(´・ω・`)

補修布そのものは靴下用なので、足の爪攻撃にも耐える頑丈さがあります。これをそのまま利用する形で、布用ボンドを使うことできっちり接着できればなんとかなりそう！

というかなってくれ。少なくとも来月以降でないと新しいズボン買えるような金はないんだ。(´；ω；｀)

涙をぬぐいながら、くっつかずにでろーんとなっている両サイド部分に布用ボンドを薄く塗り、付属のへらで全体になじませます。

そのまま放置してもくっつくそうですが、アイロンを当てることでさらに強力に接着するとのことなので、当て布の上から500円のミニアイロンでしっかりと加熱。頼む、くっついてくれ！ おまえならできる！

よし。若干カピカピっぽいけど、なんせボンドだからある程度は仕方ないか。しっかりくっついているようには見える。あとは実際にはいてみてどうなるかだな。

･･･というのがおとといまでのことで、それから一度はいて一度洗濯してから、本日チェックしてみたところ！

ガッチリくっついてはがれなし。外から見てもあまり目立ってません。じっくり見られでもしない限りわからないでしょう。合格！ (≧▽≦)ｂ

最低でも来月まで、あわよくば今期いっぱいもってくれれば･･･などと考えていましたが、これならもうちょっと大きい布で生地のへたっている範囲全体を複数回補強すれば、ひょっとしたらあと何年かいけるかな･･･？

やはりボンドなのでやや接着面は硬くなってます。薄手の布地に使うにはちょっときびしいかもしれませんが、ある程度の厚みがあればごわごわ感は許容できそうな具合。

いやはや、これでなんとかフリチンで狩猟せずに済みそうです。そんなので捕まってもライセンス取り上げくらうかもしれませんからね、危ないところでした。

しかし「備えあれば憂いなし」というのは本当ですね。当分はこれでなんとかなるかもしれないけど、来月の給料が入ったら一本スペアの猟用ズボン買っておこうかな←今まで持ってなかった