いずれは子供と共に狩猟を―。自然好きへの一歩はいい体験といい図鑑!

公開日: : 暮らしよもやま話

かぶと虫たち

30代半ばにしてハンターになった自分は昔、どんな子供だったかと思い返してみると、やはり自然大好きな子供でした。

独身なので今時の子供はどうやって日々過ごしているのか詳しくないですが、僕らの頃の娯楽となるとインターネットなんてものはまだ登場しておらず、黎明期のファミコンが世に出始めたぐらいのもので、遊ぶとなるとやはりそのへんの野原が多かったように思います。

バッタやらカマキリやらを夢中になってつかまえたものです。カナヘビも飼ったりしたなぁ。

で、今はレオパードゲッコーが気になる、と。あまり成長してないな。(^∇^;)ゞ

(考えてみればこの頃は草むらに突っ込んだりしてたな、コガネグモ恐怖症の発症は小学校以降か)

余島

画像はwikipediaより

そういった記憶の源流にあるのが、夏休みの家族キャンプ体験。

今でもやってるかはわかりませんが、瀬戸内海の余島というところでコテージのような設備に宿泊し、画像のとおり海も森もふんだんに楽しめる場所なので、一日中遊んだものです。生まれて初めてセミの羽化を見たのもここだった。

こういった体験も後にハンターになる後押しとして心のなかに埋もれていたのかもしれません。

好奇心を補足する図鑑の存在

本棚

興味の対象としてはどちらが先だったのかはもう思い出せませんが、物心ついた頃、うちにはいろいろな図鑑がありました。図鑑を読んで生き物に興味を持ったのか、または生き物を見てより詳細に知りたいと思ったのか。

あれから数十年がたち、あらためて今住んでいる部屋の本棚を見ると、子供の頃あれだけ心おどらせてくれた図鑑のたぐいは一冊もなし。僕の身体が昔より大人になったからなのか。(´・ω・`)

今まで特に意識はしなかったけど、こうしてみるとなんかさびしいものがある。

ということで、現代の図鑑あれこれをピックアップしてみました。

なんと言ってもやっぱり昆虫図鑑は外せない。原点です。

DVD付 新版 昆虫 (小学館の図鑑 NEO)

そうそう、こういうの。よく作ったなぁ。アリつかまえてきて土入れた瓶で巣を作らせたり。周りは黒い紙で覆って・・・

今ではもう思い出すこともないけどなぜか覚えている、という昆虫の知識は、昔読んだ図鑑から仕入れたものだったんだ。という発見があったりして、なんとも言えないなつかしい気持ちになります。セピア色の写真に色彩が戻ってきたような。。。

動物にも興味津々でした。学級文庫のシートン動物記なんかもよく読みました。

今となっては・・・やっぱり狩猟対象の動物が興味のどまんなかですかね。ハンターですから!(・∀・)

なんかこういうのを見ていると、どんどん昔のことを思い出してきます。

そういえば宝石の写真を見るのも好きでした。なんでだろう? 新聞に入っている宝石屋の折り込みチラシなんかもよく見てました。日曜に多かったんだよなー。

特に好きだったのがパライバトルマリン。リンクは画像検索の結果に貼ってありますのでご一覧を。鉱物学的にはただのトルマリンなのに、あまりの美しさのために頭に産地の名前がついて別種の宝石のような扱いになったんだとか。

パライバトルマリン

http://www.jewelleryterra.jp/loose/paraiba/paraiba1/index.htmlより

こちらが一例。ふぅ・・・。美しい。

一方で、男であれば大人も子供も愛好者の多い「乗り物」というジャンルにはそれほど興味はありませんでした。(・ω・ )

今、乗り物に対する興味というと狩猟車ぐらいのものです。それも超実用的な理由で。父などは鉄道大好き人間なんですけどね。

今、図鑑もいろいろあるんですねー。くらべる図鑑。子供の好奇心をくすぐりそうな図鑑ですね。

[新版]くらべる図鑑 (小学館の図鑑 NEO+プラス)

ネット全盛の昨今、こういった図鑑にのってるような情報は時間をかけてさがせばネットからでも拾ってこれるでしょうが、本なら開くだけでそのテーマに沿った内容を一気に見ることができて時間の節約になるし、所有する喜びというものもありますよね。捨てたもんじゃない。

うちには星座の本なんかもあって、今でもほとんどの星座のα星(一番明るい星)を言えたりします。

そこから宇宙という存在に興味を持つことにもつながりました。ひとことで言うと宇宙ヤバイ。広すぎ。デカすぎ。多すぎ。JAXAがんばれ。

ぐわあああ! こんな図鑑もあったのか! こんなのがもしうちにあったらもっと早くハンターになってたかも! orz

1985年の刊行だそうですが、今なお売れ続けているということはそれだけの良書だということなんでしょうね。

なかには1万円を超えるような大人向けのものであろう図鑑もあります。

僕の稼ぎでは図鑑1冊に1万円は出せませんが、気になる図鑑ではあります。読みたいなぁ、高いけど。(´・ω・`)

いろんな図鑑を見てきましたが、けっこういい値段しますね。でも子供たちに様々な好奇心を呼び起こすきっかけとなればそれほど高いことはないのかな。

子供のいない僕には教育費は無縁の存在ですが、自分が食うため遊ぶため、狩りに出るためのお金はやはり稼がないといけません。

それでは、昔好奇心旺盛な子供で現ナウいヤングのハンターである僕はお仕事に行ってきます。(´・ω・`)ノシ

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Comment

  1. 滋賀のくまさん より:

    冒険図鑑、在りましたね~。
    子供の頃図書室でよく読みました、懐かしいです。

    ハンターという人種は、自然、冒険、神秘が大好きな人種かも?
    あと、釣り好きな人も多いですよね( ^∀^)

    ウインディの報告はいずれまた。
    ( ̄∇ ̄*)ゞ

    • spinicker より:

      釣り、登山あたりは多いですねー。僕は最近あまり釣りは行かなくなりました。体力が落ちないように山歩きを増やしています。

      それではウインディシティのレポート楽しみにしてます。(・∀・)

  2. monndou_n より:

    子供が男の子なら、興味を示してくれたのでしょうが、うちは、女の子ですので、本屋で面白そうやから買ってやろうかと言っても一切興味は無いです。
    たまに本屋に行くと、自分が興味を持ってみたりしますが。乗り物図鑑は、ちょっと乗り物のチョイスがなと思ったりします。特に、電車部門。

    たまに、射撃場で出会う人で、10歳ぐらいの男の子供さんと、猟犬をを連れて来られていましたが、とても羨ましかったですね。うちの娘は、猟や、射撃については一切、興味無い様ですが…。将来、狩ガールなってくれればと思ったりしています。

    • spinicker より:

      図鑑系はなんか大人でも気になりますね。紹介する用のものを調べてたらいつの間にか夢中になってました。(^-^ゞ

      女の子だとなかなか興味を持ってくれないかもしれませんね。気長にいきましょう。

  3. 白熊 より:

    図書館に行けば結構ありますよ!!めちゃくちゃ重いので借りようとは思いませんがw
    私も子供の頃から図鑑を読み漁って動物の知識を沢山貰いました。
    あの動物は何て名前か、どこに生息してるのかとか。
    子供は自分の興味が湧くことに対してスポンジのごとく知識を吸収していきますからねぇ…(^^)

    • spinicker より:

      図鑑を図書館で、というのは頭になかったです。見てみよう。

      子供の頃覚えたことって案外忘れてないものですね。その点でも小さいうちから図鑑を読んでるといいかもしれません。

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