温暖な地域在住だからこそ。猟場での雪道・氷盤路について考える。
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狩猟車・猟用車
昨今では大物猟は3月15日までという地域が多いかと思われますが、そうだとすると、まもなく猟期は折り返し地点。そして一年で一番寒いという時期に入りつつあります。日本海側では大雪に注意、なんていうニュースを目にする機会も増え、いろいろと物思いにふける今日この頃。
雪の深い地域に居住、あるいは出猟するハンターであれば雪道や氷盤路(アイスバーン)のおそろしさは重々承知でしょうが、僕のように普段積雪のない地域に住んで猟場にもそう積もらないとなると、この時期、どこかで雪を待ち望んでいるようなところもあるのです。まるで子供のように!(・∀・)
それというのも、悪路に強いというサンバーの四駆にスタッドレスをはかせて調子に乗ってるから、ってこともあるのでしょう。これならたいていの雪道は走れると。
実際、今までの雪道走行ではトラブルらしいトラブルはありませんでした。いい仕事してくれています、サンバー&ダンロップ製スタッドレス。ヒヤッとした記憶すらありません。臆病者なのでゆっくり走ってますけどね。
しかし、事故ってのは今の僕のようにちょっと慣れてきて調子に乗りはじめた頃に起こるもの。ここで一度初心に戻って、youtube先生に雪道のこわさを再度思い起こさせていただくことにしましょう。
これ系の動画はいっぱいありますけどね、とりあえず二つほど見つくろってきました。
まずはこちら。完全にスピード出し過ぎですね! ブレーキもハンドルもまったく意味をなさない状態になっています。最後音量注意。
これだけスピード出してるってことはたぶんちゃんとスタッドレスはいてるんだろうけど、こうなる時はこうなると。
こちらは街中の様子。先ほどの動画とは違い、前走車は雪に対してまったくのノーガードのようです。
めったに積もらない我らが南河内も、何年かに一度、積雪があるとこんな車ばっかりになってますね。朝の通勤ラッシュ時とかひどかったなぁ。100mおきぐらいに脱輪やら放置車両やらを見かけた記憶。
天下のJAFが興味深い動画をあげてました。圧雪路と氷盤路(いわゆるアイスバーン)におけるいろんな状態のタイヤでの停止実験です。これを見てると、スタッドレスであっても過信は禁物というのがよくわかります。
上の動画のスクリーンショット。車両は時速40キロで走行、赤のラインでブレーキを踏んで、どこで止まれるか。という実験です。ちなみに実験車両の駆動方式はFF。
雪を踏み固めただけの圧雪路であればスタッドレスはかなり有効。意外なのがノーマルタイヤ+チェーンの制動距離の長さ。ノーマルタイヤのみとほとんど変わらず。
しかしアイスバーンとなると、スタッドレスもそれほど頼りにはならないようです。ノーマルタイヤと比べるとさすがに差はありますけどね。動画見てると面白いですよ。ぜんぜんブレーキかけてるように見えない。( ̄∇ ̄;)
ここで存在感を発揮したのが、圧雪路ではいまいち存在感のなかったチェーン。ノーマルタイヤとの組み合わせですが、スタッドレスよりかなり短い距離での停止に成功しています。チェーンは氷に強かった!
個人的にはここまでのテストになかった「スタッドレス+チェーン」のグリップ力が気になったのでちょっと調べてみると、JAFの他の動画で発見できました。
雪道登坂テスト動画の、スタッドレス装着車とスタッドレス+チェーン装着車で上り勾配9%のアイスバーンをのぼってみるというテスト。スタッドレスでは登りきれませんでしたが、チェーン装着車は難なく登坂に成功しています。
積雪の少ない地域に住む僕は雪がうれしいけど、豪雪地帯の人が雪を望まないことが多いのは、たいへんだったり危険だったりということを骨身に染みて知っているからに他ならないわけで。
雪道黒帯の人たちが難儀してるのに雪道白帯の僕がはしゃいでるのは、やはり考えにどこか甘いところがあるということなのでしょう。
スタッドレス用のホイールを悪路仕様にインチアップしてから買い直していなかったチェーンを先ほどポチってきました。数万円もする非金属チェーンはちょっと買えないけど、金属チェーンで軽サイズなら4000円ぐらいでした。安心代としては安いものでしょう。
動画や報道を肝に銘じ、転ばぬ先の杖を備えて残りの猟期にあたる所存です。m(_ _)m
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毎年、数日は豪雪地帯に好んで行くのですが、ノア(FF)に乗ってる時に、坂道で除雪待ちをさせられて、その後、滑って坂を登れなかったとか、今の車(AWD)でも、ハンドル左いっぱいに切って、ブレーキ踏んでるのに真っ直ぐそのままのスピードで、ガードレールに突っ込みそうになったり(逆にアクセル踏んだら曲がってくれました)とか、軽トラ(4WD)で坂道発進しようとしたら、スリップして、側面を土手に当てながら滑っていって、下にあった設備に当たって潰したり、色々なヒヤリハットは経験しました。(どれも、2年以内のスタッドレスタイヤ装着)
安全な所でわざと滑らして見たりして、危ない思いを経験しておくだけでだいぶ意識は変わると思います。
どちらにしても、雪道はスタッドレスやからと過信しない、坂道はチェーンを巻く、車間距離をいつも以上あける、ゆっくり走るで、なんとかなると思います。
実際に自分の車がどういう挙動をするか知っておくのは大事ですね。ボクのサンバーはきょうび珍しいABSのない車両なので、買ってすぐにどれぐらい踏んだらロックするのか広いところでチェックしてみました。
僕もなんかやはり心のどこかで雪道を走りたいという欲求があるようで、この時期になると雪降らないかなーと待ち望んでたりします。なんなんでしょうかねあの気持ち。なんか清々しいのよなあ雪道。(・∀・)
正直、雪道、凍結路では、ABSで衝突しそうになった経験が。
横滑り防止装置のように、簡単にキャンセルできればいいのですが。
私もスバルサンバー四駆に乗っています。因島の南側では凍結も積雪もありません。島の北側では雪が積もることがあるので、金属チェーンの購入を考えています。
今回の内容は、大変参考になりました。
スタッドレスの購入を考えていましたが、最悪を考えると金属チェーンという事で、安く上がるし、車に積んでおけば、脱出に使えそうなので決心がつきました。
ありがとうございました。
いいですよねえサンバー。ABSと集中ドアロックとキーレスがついてるのを新車で買いたかったです。(´・ω・`)
因島は瀬戸内の島ということで、温暖なイメージがありました。積もるんですね。こっちも場所によってはぼちぼち積もるので、「脱出マット」で検索すれば出てくる、はまったタイヤの前にかますマットを載せています。手軽で楽できるのでぼちぼち出番のあるアイテムです。
あっはっは!豪雪地域の福井県人ドライバーで、スタッドレスタイヤを持っていない人はいません。そのために、記事中の動画程度の降雪で、あそこまでスタックする乗用車はまず福井県内で見ません。
ただ、県外ナンバーの大型トラックが、国道の坂を上りきれずに立ち往生して大渋滞することはあります。
チェーンは舗装道路を削ってしまうために、雪国で
普段使いしている人をまず見ません。
でもいわゆるハンターは雪国でなくても、雪が積もる可能性のある山間部に近づくわけですから、駆動輪のチェーン2本くらいは最低限積んでいたほうがいいかもしれませんね。
福井県人となれば皆さん雪道黒帯であることでしょう。あのあたりはすごいですね。僕らなどは雪楽しみ!とか言ってられるけど、そちらではそんなこと言う人いないんでしょうね…。
誰も通らないような山中でスタックとか、まかり間違うと命に関わる可能性もある問題。チルホールとかウインチとかも持っておくべきなんでしょうが…。高いので僕はチェーンと「迷ったら退く」というヘタレ心で自衛することにします。(´・ω・`)
私も福井在住です。
今年は例年になく、ドカ雪が降りました。
県外ナンバーのトラックや乗用車が沢山スタックしています。
県内ナンバーでスタッドレスを履いていながらも、例年降らなくなり油断してるのか?シャコタンにした車がスタックしています。
雪国に住むなら、来るなら、車高は15センチ程度以上、スタッドレス装着、チェーン、スコップ、窓雪おろし、水分、3食分の非常食を持参されたし。です。
燃料は常に満タンが望ましいですね。
雪国とシャコタンは相性悪いですねこれ…。亀の子まっしぐら! 非常食等も、JRの立ち往生とか見てると納得です。
僕のサンバーは最低地上高18センチ、インチアップで+1センチ強、合わせて19.2センチぐらいはあるはずですが…それでも林道で底を擦ることはあります。どんな状況でも油断大敵というやつですね。(´・ω・`)