これが最強狩猟車?デフロックつきで公道走行OKなRANGER XP 900
公開日:
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最終更新日:2016/11/15
狩猟車・猟用車
軽四輪自動車は日本独自の規格。しかし小さな車を作っているのは日本だけではありません。世界には小型で有用な自動車を製造している会社がいくつもあって、しかもそれらは日本ではあまり知られていなかったりします。
今回紹介するPolaris Industries(ポラリス・インダストリーズ)社もそのひとつ。アメリカではATV(All Terrain Vehicle:全地形対応車)の製造元としてシェアナンバーワンなのだとか。
![RANGER [ レンジャー ] XP 900 EPS](https://i2.wp.com/www.boy-meets-meats.com/contents/blog/wp-content/uploads/2016/11/ranger.jpg?resize=640%2C390&ssl=1)
そしてこの会社の製造するORV(Off Road Vehicle:オフロードビークル)「RANGER [ レンジャー ] XP 900」こそが、もしかしたら最強の狩猟車なのかもしれません!
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RANGER XP 900の狩猟車向けスペック
![RANGER [ レンジャー ] XP 900](https://i2.wp.com/www.boy-meets-meats.com/contents/blog/wp-content/uploads/2016/11/ranger02.jpg?resize=587%2C379&ssl=1)
まずは横から見てみましょう。
外観はミゼットⅡを「漢」みたいな感じでモディファイしたような印象。小さいながらも排気量は875cc、荷台の積載量は453.6kg。100キロの猪4頭積めます。小さな力持ち。
気になるサイズは全長2.96m・全幅1.52m・全高1.93mとなっています。
全長は軽トラがだいたい3.4mだから、約40センチのショート。小回りききそう! 幅はほんの少し、軽四より7cmほど大きいですが、これだけ見切りがよければ気にはならないでしょう。
![RANGER [ レンジャー ] XP 900](https://i0.wp.com/www.boy-meets-meats.com/contents/blog/wp-content/uploads/2016/11/ranger01.jpg?resize=443%2C379&ssl=1)
駆動方式はもちろん四駆。ボタンひとつでデフロックもできます。
足回りもスペシャルです。サスペンションの可動範囲は25.4センチ、そして最低地上高は驚愕の30.5センチ! こすれるものならこすってみろ! とでも言いたげですね!
![RANGER [ レンジャー ] XP 900](https://i0.wp.com/www.boy-meets-meats.com/contents/blog/wp-content/uploads/2016/11/ranger03.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
インパネまわりはドリンクホルダーなんかもあって案外快適性にも配慮されてるような感じです。まぁ、この車に豪華さを求める人もいないでしょうけど。( ̄∇ ̄;)
![RANGER [ レンジャー ] XP 900](https://i2.wp.com/www.boy-meets-meats.com/contents/blog/wp-content/uploads/2016/11/ranger04.jpg?resize=640%2C359&ssl=1)
ここまで紹介した形状が気に入らなくても大丈夫。屋根あり屋根なし、ドアありドアなし、フロントガラスまでもがオプションで選べます。こいつはすげぇや! U・S・A! U・S・A!
![RANGER [ レンジャー ] XP 900](https://i1.wp.com/www.boy-meets-meats.com/contents/blog/wp-content/uploads/2016/11/ranger05.jpg?resize=640%2C236&ssl=1)
そしてありがたいのが、大型特殊自動車としてナンバープレートの取得が可能な点。公道を走れます!
しかし、肝心のお値段は5,336,280円から…。BOOOOOOOOO!!!!!!! 高い、高すぎる! さっきのUSAコール返してくれ! ( ゚д゚)
この動画を見ると走りはスムーズだし、モノは良さそうなんですけどねえ。エンジンのスペックは軽トラより上みたいですからそれも納得です。小回りも利いてよさそうですけど、やっぱりナンバーつきとなるとお値段がねぇ。
お金持ちなハンターにならオススメできるRANGER XP 900。詳細なスペックはこちらに掲載されています。僕にはたぶん今生では買えないお値段ですけどね! たぶん2,3回生まれ変わらないと無理でしょう。orz
販売元は名古屋の株式会社ホワイトハウスという会社です。気になった方はお問い合わせを! (・∀・)
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Comment
以前、雑誌に紹介されていたのを見て欲しくなりましたが、値段をみてブチキレました。
(ノ`△´)ノ買えるか
軽トラ位の値段なら乗り換える時にでも、と思ったのですがムリです。
日本の整備された林道では、もったいない代物かと。
リフトアップした軽トラで十分です。(^^)d
安ければ選択肢に入れてもよさそうですけどね。セカンドカーを持てるぐらいであれば。
以前はヤマハが同じようなものを生産してたようですが、今はもうないそうです。orz
多分、某サバゲーショップにて実物?を見ましたが、こんな値段するんですね。100万までと思っていたのですが、検討違いでしたね。
私なら、この値段出すなら、ランクル70と、軽トラ買います。
多分、これだと思うのですが、やっぱり海外製だなと感じられる所がいろいろとありました。確か、エンジンはミッドシップで、エンジンからトランスミッションまではチェーン駆動だったような気がします。
暇が出来れば、いらない旧規格のサンバートラックがあるので、これのギアをELと1速、Rだけを生かし、めっちゃ車高をあげて、艤装をして小型特殊登録に挑戦してみようかと思ったりしています。私の猟場だけなら、これで十分遊べる気がします。
500万ポンと出せる人はなかなかいないでしょうね。お金持ちなら、とも思うけど、お金持ちは余計な出費をしないからこそお金持ちらしいし。(´・ω・`)
>いらない旧規格のサンバートラックがあるので、これのギアをELと1速、Rだけを生かし、めっちゃ車高をあげて、艤装をして小型特殊登録に挑戦
そんなことができるんですか! 本格的ですね、注目度抜群でしょう。
ATV というくくりならヤマハやカワサキのが現行機種でありますが,またいで乗るタイプで,日本では公道を走るのは無理っぽいですね.これがOKだったら軽自動車くらいの値段で買えそうですが.
同じような形のものはどうやら国内向けモデルとしては売ってないようですね。あんまり需要ないのかな。
ツイッターの方で、ヤマハのよく似た車両を所持している方がおられました。軽トラぐらいのお値段だったそうです。でもたぶん同じものはもう売ってないような。(´・ω・`)
ルーフ、ドア、フロントシールド付くのは解ったけど、後ろはどうなのかな?
リアもシールド無いと冬は寒いが。
動画を見る限りではリアウインドウも装着できるみたいですね。わかりやすいところでは12秒らへんで確認できます。ないと寒いですよねえ。