移住に新たな可能性。ムーバブル住居・トレーラーハウスという選択。
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移住地さがし

先代の車はエブリイバン2WD。狩猟のために細い農道なんかを走れるように買った軽バンです。結局、4WD車が必要になって今のサンバーバン4WDに買い換えた。というのは、今から2年ほど前のブログ記事で散々取り上げたとおりです。(^∇^;)ゞ
関連記事:サンバー買うならここ!名古屋のサンバー専門店・よもぎ商会
狩猟といえばジムニーなどの選択肢もあったのに2台続けてバンタイプにしたのは、たとえ中古でもジムニーは高くて買えなかったというのもありますが、一番は引き続き車中泊がしたかったため。サンバーの前はエブリイ、そしてエブリイのその前はモビリオスパイクに乗っていました。この車も有名な車中泊カーです。

これは先代のエブリイを車中泊仕様にしたもの。今のサンバーもだいたいこんな感じです。なんかこう、車で寝起きしながら移動する、というのが楽しいのです。
そしてこの世には、こういった発想を住居寄りに発展させたものが存在します。それがトレーラーハウスなるものです!
トレーラーハウスとは!
その前に。
まず、キャンピングカーというものがあります。車中泊カーの豪華版みたいなもの。

https://insurance.rakuten.co.jp/inlife/daily/camper-20160802/より
これは自走も居留も可能ですが、居住となるとちょっと無理があるかなー。という感じ。
それに対し、トレーラーハウスは自走できる設計にはなっていません。トレーラーに牽引されるような形。でもそのかわりスペースは広く大きく、これなら居住もできる! というサイズになっています。だから「ハウス」なのです。
画像はこちら。

https://www.digimonostation.jp/0000110682/より

https://peraichi.com/landing_pages/view/trailerhouse1より

www.parkhomes-okinawa.comより

http://www.thno1.com/inaka/inakagurashi.htmlより
なにこれ住みたい。
…いやいや、やっぱり家は外より内。中がしょぼいとねぇ?

http://nakanoauto.exblog.jp/8066913/より
なにこれやっぱり住みたい。(゚∀゚)
住宅を買うとなれば僕の年齢と収入だとそれこそ地方の古民家ぐらいになるだろうけど、トレーラーハウスだとグレード次第で250~700万円ぐらい、あと諸経費とか。中古だとその半額ぐらいでの販売もあり。そ、それなら古民家と変わらないし、なんとか…。(゚∀゚;)
サイズによって内装はさまざまなようで、

http://hiroron-affilidream.com/2017/01/22/trailer-house/より
うむ。このあたりはゴージャスっぽい。こういうのもいいけど、

http://www.trailer-house.biz/より
こういったスケルトンタイプのものを調達して自分好みの内装にするのもいいなぁ。

http://www.thno1.com/jtokuchu/jspeshal.htmより
和風な内装にもできるようです。

http://www.ecolasjapan.co.jp/produts/より
間取りの一例。ベッドをセミダブル1台にして空いたスペースにPCデスクを置いたら…一人暮らしにぴったり! (・∀・)
家を持つことを考えたら、トレーラーハウスに行き着いた。greenz.jp編集長・鈴木菜央さんに聞く「小さくて大きな暮らし方」

http://www.thno1.com/inaka/inakagurashi.htmlより
こういう感じで土地を用意する必要はありますが、自分の好きなところへ設置して、その場所で暮らすことが可能。やろうと思えば家具そのままで家まるごと引っ越しもできます。牽引すればいいのです。人間かたつむり! (・∀・)
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銃猟ハンターとトレーラーハウス注意事項

http://greenz.jp/2014/10/05/trailerhouse/より
牽引車両なのか住居なのかややこしいっちゃややこしい性質のものなので、一般住宅に住む場合には気にしなくていい法律や決まりごとがたくさんあります。搬送に警察の道路使用許可が必要になったり、そのために特殊機材がいるので搬送費だけで数十万~かかったり、ライフラインの接続方法次第では車両とは認められず建築物扱いになってしまったり。
そういうところは上記の四つのリンク先が詳しいのでそちらに譲るとして、やはり銃を所持している者としては、そのへんがどう関わってくるかが気になるところです。
まずは所轄の判断ですが…。たとえ住居と判断されても、ここへ銃を保管するとなると、あまりいい顔をされないであろうということは容易に想像できます。担当官の判断次第だろうけど、警察もお役所ですからねぇ。
そもそもトレーラーハウスの設置そのものを自治体に断られた、というケースもあるぐらい、施政の現場でも対応に迷っている地域もあるそうで。いわゆる「前例がない」というやつですかね。(´・ω・`)

そして何より、トレーラーハウスを「車両」として運用する場合。猟銃の保管は絶望的でしょう。猟銃等初心者講習会の勉強で散々出てきましたね。
「車両に銃の保管はできるかできないか」
ってやつが。車両として運用するってんなら、これはまぁ…アウトでしょう。orz
車両←→建築物 の間を運用次第で行ったり来たりできるのなら可能性はあるかもしれないけど、そのへんは未知数。でも銃猟ハンターはトレーラーハウス住まいは難しい、と思っていて間違いなさそう。
銃の絡まない罠猟師であれば問題ないでしょうね。トレーラーハウスで日本各地の獲物を求めて回りつつ、土地の人との交流を楽しむ「さすらい猟師 旅情編」みたいな生活ができそうです。
残念ですが、田舎暮らしはあきらめないとしても、トレーラーハウスでの移住はあきらめることにします。古民家をDIY改装というのも魅力あるし、何より銃猟に没頭したいがための移住なもので。
移住できたらもっと銃猟の腕を磨いて、今みたいに行き当たりばったりで獲物に出くわしてたまたま射獲できました、みたいな「まぐれ猟師 偶然派」から脱却したいと思います!(・∀・)
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Comment
プレハブなら、4tユニック付きトラックで簡単に吊り上げて移動できるので現実的だと思います。これなら、資格的には中型免許と、玉掛けと移動式クレーン特別教育があれば何とか移動出来るかな。2つつなげれば、10畳ぐらいの広さになるのではないでしょうか。それに、頑張れば一人で移動できます。
(トラックは、リース屋で1日借りて4万ぐらいで手配出来ると思います。)
後は、電気と水道と下水の接続と、風呂とトイレをどうするかが問題ですね。
トレーラーハウスは断熱とかライフラインとの接続とかがきっちりできるようになっているそうだけど、その分高いんでしょうね。プレハブでも断熱、ライフライン接続はやりようがありそうだし、なんとかなるかもしれませんね。放浪癖のある人間には移動住居は魅力的なもので…(^∇^;)ゞ
私的には、良いアイデアだと思います。
車両としての運用になりますと、住所として登録することが出来ませんので、結果的に住所不定で銃の保管以前の問題となってしまいますね。
住居としての登録で運用すれば、それは車両では無く「家」ですから、固定資産税とか云々あって、別の部分で費用がかさむかも。
銃は銃砲店に預けることにして、軽規格の牽引キャンパーに住んではいかがですか?牽引免許無しで引けますが。
牽引免許いらないというのは魅力ですが、広さ的にちょっと難しそうですね…orz
素直に古民家に移住することにします! アイディアとしては面白いので、銃猟をしない人にはいいかもですけどね。