ひさびさに値引きされていたので今さらながらパンガシウスを食べてみた。
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BC級グルメ

画像はhttp://www.scotcat.com/より
以前に「最近ぼちぼち見かける白身魚「パンガシウス」の正体とは!? 」というのを書いて、早1年ぐらい。もうちょっと最近だったような気がしますが、時の経つのは早い。この調子で次の猟期までお願いしたいところなんですがね。(-_-)
該当記事では件のナマズを食べたことがある、と書いてますが、考えてみればレビューというか感想を記事にはしてなかったですね。仏作ってまなこ入れず!

買ってきました、こちらパンガシウス。この小さな切り身2枚で税込み429円。なかなか強気な値段設定です、養殖ナマズ。orz
そんな値段では買えないのでおつとめ品を買ってきました。税込み298円。これでも安いとは思いませんが、これぐらいならまぁ、なんとか。なぜかあまりパンガシウスのおつとめ品は見かけないので意外とレアです。
これで250円ぐらいならもっとお手軽に買えるんだけど・・・。海より手間のかからん淡水域で養殖してるんならもうちょっとコスト下げろよなぁ! ヽ(`Д´)ノ

文句を言ってもはじまらないので料理してしまいます。下ごしらえの済んだムニエル用なので、バターを引いて、

表裏こんがりソテーするだけの簡単なお仕事です。
パンガシウスのムニエルお味

ポテチがあったのでなんちゃってフィッシュ&チップスにしてみました。見た目だけ。(^∇^;)
肝心の感想はというと、まず気がつくのは食感。素晴らしい!
ほろっとした身ばなれの良さは同じ白身魚のタラ類と似ているものの、タラの身は時に柔らかすぎて崩れたりするのが気になることもありますが、パンガシウスの身は火を通した後でもほどよいプリプリ感が楽しめます!
べたっとした印象が残るタラとくらべるとメリハリの利いた食感で、胃がよろこぶ前に口腔内をよろこばせることができます。
しかし味には、旅先で食べた時には気にならなかったポイントが一点。
後味の最後の最後にほんのりと土の香りがします。 (´・ω・`)
泥臭いというより土っぽい香りと言った方がしっくりくる、そっち系の風味があります。僕はそこまで気にならないんだけど、この風味、どこかで体験したことがある。
・・・そうか、ウナギか! あの後味の系統だ。うな丼なんかは山椒でこの風味を中和してるんだな。
(もっとも僕はうな丼となると数年に一度安物をスーパーで買う程度なので、もっといいものだとあの土系の後味はしないのかもしれませんが。orz)
今回のムニエルはいちおうハーブで臭い消ししてあるみたいだけど、おつとめ品ということで古くなって効果が落ちてるのか、もともと不十分だったのかはわからないけど、そのせいで土の香りが消しきれてなかった、と。
以前に食べた時は気にならなかったので個体差もあるかもしれませんが、トンレサップで食べたものはアモックだったからな、たぶんスパイスで消えてたんだろうな。
ということで今回のパンガシウス試食はこういった結果となりました。
うちの最寄りスーパーであるイ○ンでは、パンガシウスはオイル漬けだったりムニエル用とかフライ用なんかに下処理されて販売されているのがほとんどなので、一度プレーンなものを買ってきて自分で味付けしてみたいところです。香草焼きとか、かば焼きなんかもよさそう。
そう考えると、クロマグロの完全養殖に成功した近大がウナギ味の養殖ナマズを開発したという点はさすが。早く近大ナマズのかば焼きなんかも食べてみたいところです。
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Comment
ちょっと高いですね。旬のサンマの方なら、4匹は買えそうです。イオンは、半分調理済みの食材は、なかなか安くなりませんよね。
おそらく、ほとんどに人は、どんな魚か分からずに食べているのでしょう。私は安全で美味しかったら、気になりません。ちゃんと魚の名前を書いているところはイオンらしいですね。
のり弁の上にのってるフライとか、某フィレオフィッシュなんかも、この魚なのかなと気にはなります。
銃の件ですが、初めて所持する時は、狩猟用途の許可は出してくれないとの事です。師匠からは、射撃場にてたくさん撃って、なおかつ先輩が指導してくれると確約が無いと、すぐには無理と言われました。私の場合、1種銃猟免許は初心者講習を受けるための条件にされました。
とりあえず、所持から猟期まで時間が無いので、担当官には猟期前までに1000発撃って、OHAに参加しますと言っています。
高いですよねー。骨を取ってくれてるのはありがたいですが、そのせいで値段が上がるのは本末転倒です。(-_-)
始めてでも狩猟で出してくれるところは出してくれますが、このへんは担当官によってかなりちがうようです。うちでは狩猟免許があれば最初の一挺から狩猟で許可が下りるとのことでした。
「法律にそんな決まりないですよ」と言いたくもなりますが、あまり波風は立てたくないし、難しいところです。
昔、荒磯釣りをやってた頃に「フライか蒲焼にすればなんでも食える」との事で、南海の赤青ブダイをフライにして食べましたが、結構イケます。シシの蒲焼も試してください。スーパーでウナギのタレを買って来て、5mm厚位の大判シシ肉をタレをハケで塗りながら炭火で焼きます。
僕ももらいものですがブダイはおいしかった記憶があります。のちにブダイはブダイでもアオブダイは毒があると聞いてまっさおになりましたが。( ̄∇ ̄;)
シシのかば焼きもよさそうですね。猟期がおわったばっかりで冷凍庫は各種ジビエがぎっしり、シシ肉のいいのもあるのでやってみます! (・∀・)