ハンターは珍しい食べ物が好き。南国タイで見つけてきた珍しい食べ物
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最終更新日:2016/09/21
BC級グルメ
16日から20日までちょっと旅に出てました。今まで行った国で一番メシのうまい国、タイ。
メシもそうですが、東南アジアの方って「なんでそうなるねん」「なんじゃこりゃ」というものが多くて、いつ行ってもおもしろいんですよねー。
今回は、以前旅に出るときに使っていた財布から3000バーツ≒9000円が発掘されたこと(けっこう大金)、LCCの値段を調べてみると思いの外安かった(レガシーキャリアだと4~5万ぐらいだけどLCCだとその半分ぐらい)ことなどが重なり、ちょっと行ってこようかと。
最後に行ったのがまだハンターになる前だから・・・5年か6年ぐらい前。かなり間開いたなぁ。もっと行きたいけど金がなぁ。(´・ω・`)
このブログに来るような人はハンターorその予備軍であろうかと考えています。そしてハンターは珍しい食べ物大好きな人が多い!
ということで、今日は「タイで見かけた珍しい食べ物」を紹介していきたいと思います!
タイ果物
このあたりの国は観光地よりローカル向けの市場の方がよっぽどおもろかったりします。これは果物屋台。果物好きな僕からすれば宝の山です!
だいたいの果物は制覇したんだけど、時期的な問題もあって中にはまだ食べたことないものもあり。これから先の楽しみに残してる、ってこともあるんですけどね。
今回新たに試してみたものは・・・うまいらしいとは聞いていたものの、同時に臭いが強烈だということで敬遠していた「果物の王様」、ドリアンッ! 向かって右のクリーム色っぽいヤツです。
ご存じの方も多いでしょうが、ドリアンはこういう人を殴るためにあるような形をしていて、このガワの中に上の画像みたいなクリーム色っぽいのが入っているという寸法。鈍器系果物。
そして、左のやつがフツーに日本で暮らしていればまず見ることがないであろう、サラクヤシという果物。サラカヤシとも言うようですね。こう見えてもヤシの実なのです。
サラクヤシ試食
まずはサラクヤシから試食。パックひとつ25バーツ(≒75円)。
こいつは外皮に細かなトゲが密に生えていて、手の皮の薄い人はちょっと苦労するかもしれません。食べ終わったあと手を見てみると1本や2本はたいていトゲが刺さっています。(´・ω・`)
トゲに負けず皮をむいていくと、中からこんな実が現れます。甘酸っぱくておいしい! (・∀・)
種がでかいのでちょっと損した気になりますが、考えてみるとトロピカルフルーツって種でかいのが多いような気がする。
外皮が見ようによってはウロコっぽく見えないこともないことと、こんなふうにむけるということもあって「スネークフルーツ」という二つ名もあるようです。
ドリアン試食
ではいよいよ今回のメインイベント、ドリアンの試食に入ります! ドリアン高いなー。(145バーツ≒435円)
件のニオイはというと・・・ばっちりパックされているはずなのに不穏なスメルが漏れ出でてあたりに漂っております。噂どおりだ、ハンパねぇ! (; ・`д・´)…ゴクリ
意を決して封印を解いてみると・・・ううっ! くせぇ! 腐敗臭とかび臭さを足して2で割ったような・・・。
ただ、生ゴミ臭とかも聞いたことあるけど、そこまでは行かない。こういうニオイの食べ物だと言われればなんとかなる。味はいいって噂なんだ、いけっ!(ぱくっ)
・・・・・(´・ω・`)
これは・・・。うまい? 生臭い? いや、甘い? 香り? 食感はべっとりもっちり。
いろんなテイストが押し寄せてきて情報の整理に時間がかかる。今まで体験したことのないような系統であるのはまちがいない・・・!
もっと味を知りたくてさらに一口食べ、吟味しては後悔し、でもやっぱりまだよくわからないのでさらにもう一口食べてはやはり後悔するといったことを何度かくり返し、一つの結論に到達しました。
めっちゃニンニクを利かせた餃子を生クリームあえにして食べたらたぶん似たような感じになるだろうな。(´・ω・`)
これもやっぱり種がでっかいのですが、種の周りの繊維質のところは臭いだけではない、なんとなく高貴な香りを合わせ持っていて、果物の王様というのはここから来たのかな、という気もしますが、トータルでいえば二度と食わねぇ。
ずっと食べ続けるとしまいに慣れそうだなという気はするのでその点ではパクチーに近い気がしますが、慣れたいと思わないし。パクチーはよくタイ料理に入ってるのでいつのまにやら慣れてしまったけど、ドリアンはそういうものじゃないしなー。
ただ、人によっては虜になってしまう果物だそうなので、南国へ旅に出て街角で見つけた際には一度おためしあれ。嘔吐しても知りませんけどね。
珍しいマンゴーの食べ方
マンゴー自体は最近うちの近くのスーパーでもしょっちゅう見かけるので、認知度は高くなってきたなと実感します。台湾のマンゴーかき氷が火付け役かな。
しかしタイにはかき氷を上回る奇想天外なマンゴーの食べ方があるのです!
それがこれ。「カオニャオマムアン」。という南国スウィーツ。
おやつのわりに案外高くて、安食堂のメシが一食30~40B(100円前後)で食べれるのに対して、こいつは60Bとか70B(200円前後)もするんですよねー。
どういうものかというと、ココナッツミルクで炊いたもち米の上に完熟マンゴーをのせていただくという、ものっそい重量級の甘味。どういう経緯でこんな食品ができたのか興味がありますが、それは僕が日本人だからなんでしょうね。
食べてみると、少々頭が混乱しますが、決してまずくはない。というかうまい。ココナッツミルク好きにはおすすめできる味です。もち米にほんのり塩味がついてるのがいいアクセントになっています。
横の袋は、自動的についてくる追加のココナッツミルク。お好み次第でさらにこれをかけて食べることもできますが、よほどの剛の者でないかぎりやめておいた方がいいかと。さすがにしつこくなりすぎた。orz
その他果物
こちら本家本元?のヤシの実。観光地なんかで外人相手にもよく売られています。
買うと兄ちゃんがその場でガッツンガッツンと鉈で穴を開けて、ストローとスプーンを沿えて渡してくれます。中にはヤシ汁とヤシ果肉がたっぷり!
ヤシ汁はやや青臭いですが、僕は気になりません。ヤシ果肉はココナッツミルクの原料なので、お好きな方はスプーンでこそぎ取って食べましょう。
マンゴスチン。日本でもよく見ますが、あんまり記憶に残ってません。特徴のない味だったんだろうな。(´・ω・`)
初訪タイで一番びびった果物、ランブータン。中にはライチに似てるけどライチよりはくせのない実が入っています。触手の生えた禍々しい外見から悪魔の実と呼んでました。
ざくろジュース。何度も訪タイしてるのに初見です。時期的なものもあるのかな。
ただ、街角のジューススタンドで売ってるフレッシュジュースといえばみかんジュースもあるのですが、僕はそちらの方が好みです。超甘い! ざくろは酸味が中途半端でした。(´・ω・`)
タイ昆虫食
東南アジアでは昆虫食も広く普及しています。こんな感じで虫屋台も出てますが、一昔前にくらべると減ってきた印象。それでも半日歩けば一軒や二軒は見つかるかと。
今回この屋台で扱ってたのはでっかいコオロギ(キリギリス系かも)、普通サイズのコオロギ、なんらかのサナギ、カエル、エビ。
このラインナップにエビが入ってるのが不思議な感じですが、まぁ味の系統では似てるっちゃ似てるのか。
今回はサナギにチャレンジしてみました。食べたことのないものを口に入れると、先入観と実際の味のギャップからか少しの時間混乱が生じるのがなんか楽しいwww
サナギはなんというか、コンビーフをサクサクにしたようなイメージ。一口では言い表せないようなテイストでした。あえていうならコンビーフですが、それほど近くはないかも。他に似てるものがなければ表現のしようがないなぁ。
ちなみに、いっしょに入ってるネギのような植物は非常に体にいいということで、残さず食べるといい。と、屋台の兄ちゃんが教えてくれました。
あと、東南アジアの奇妙なものといえば、知る人ぞ知る「甘い緑茶」。暑い国の生活の知恵なのか、砂糖がたっぷり入った摩訶不思議飲料です。
しかし、僕は今回、それを上回る不思議な緑茶を発見してきました!
青りんご&白ぶどう味の緑茶です。
味は・・・なんとも言えません。まとまりもとりとめもない複雑怪奇な味でした。もう勝手にしてくれ。(´・ω・`)
東南アジア、というかタイは食べ物も魅力ですが、おおらかさ、いい加減さが非常に性に合ってます。食堂の厨房ににゃんこが入ってきてもマイペンライ(気にしない)。潔癖症の人には地獄かもしれませんけどね。
タイ料理まで扱うと際限がなくなるので扱ってませんが、食えるだけメシを食って食って食いまくって、
晩は、いや、なんなら昼間っからでもあちこち飲み歩く。というのを楽しみにして毎度訪タイしています。
ナンプラーが苦手だという人もいますが、火を通したナンプラーは例のニオイもほとんど消えるので、それほど気にならないかと。
和食と中華を足して2で割ったようなものが多いタイ料理は大多数の日本人にすすめられます。
まだ行ったことのない方、LCCを使えばヘタな国内旅行より安く上がりますよ! 機会があれば一度訪タイを検討してみてはいかがでしょうか? (・∀・)
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Comment
現地で言葉が通じて、コミュニケーションが取れれば、いろいろと楽しめそうで、面白そうですね。でも、結構チャレンジャーですね。私には真似は出来ません。
うちの会社は、タイにも工場があるので、先輩方はタイ出張や、向こうで駐在員として勤務している人が多いのですが、皆が言うのには、水で当たったとか、なまもので当たったと言う話をよく聞きますが、実際はどうなんでしょう。
私は、海外には行った事が無いので、よく分かっていませんが。
私は、ベトナムをスーパーカブで観光してみたいと思ったりしていますが、一生無理でしょうね。そんな勇気は私にはありません。
旅行者が集まるような場所ではたいてい英語わかってもらえますが、地方へ行くと英語からっきしだめだったりしますね。そういう場所で現地語しか書いてないメニューを勘を頼りに指さしで頼んでとんでもないのが出てきたのも一度や二度ではないです。タイ料理は7割ぐらいは「うまい」「超うまい」ですが、「クソまずい」も2~3割潜んでるイメージ。( ̄∇ ̄;)
僕は幸い胃腸が丈夫なので、食あたりの記憶はほとんどないです。1回か2回ぐらいかな。それでも長距離移動の前は警戒してます。
機会があれば一度旅に出られることをおすすめしますよ。現地の人に助けてもらったことは数限りないですが、ひどい目に合わされたことはほとんどないです(ちょっとしたぼったくりは日常茶飯事ですが)。
マンゴー丼、納得できます。私がタイに行ったときは、ドリアンをミルク粥に載せたモノをいただきました。美味しかったですよ~。
ココナツも、カンボジアで水より安かったと記憶しています。ご指摘のように青臭い感じですが、それほど気になりませんね。
さすがに昆虫類は食べませんでしたが、日本でイナゴの佃煮やハチの子を食べていますので、まぁ似たような感じなのでしょうか。オーストラリアの、カブトムシの幼虫みたいなの、食べてみたいですね(蛾の幼虫でしたっけ?)
また色々な食材の紹介、お願いいたします!!
カオニャオトゥリアンもあるのかー。いろんなバージョンがあるみたいですね。マンゴーのかわりにジャックフルーツを使ったバージョンも見たことあるし、ほんと食べ物に関してはバージョン豊富な国。
オーストラリアの虫・・・不勉強で知りません。テッポウムシみたいなやつかな? ベア師匠がなんか食べてそう。。。
おお~タイ行ってきたんですか!
なるほど。この前のコメントにも納得。。。
いいですね、タイのごはん。
なかでも昆虫食はかなり興味があるので一度食べてみたいです(*゚▽゚)ノ
・・・しかし緑茶は意味が解らないっすね。( ゚ ρ ゚ )
虫屋台はぼちぼち見かけますが、最初のうちはやはり小さい虫からはじめるのがおすすめです。でかいと食べにくい。日本でいうショウリョウバッタの佃煮みたいのに手を出したこともありますが、あれは苦かった・・・。orz
1㎝ぐらいのコオロギかほそーいイモムシの揚げたのがあればそれから始めてみましょう!(・∀・)
SB食品から、きざみパクチーのチューブが発売されるそうです。
これで、ジビエレシピの幅が広がるのでは?
きざみパクチー…。和食には合いそうに思えませんが、最近では日本にいてもタイカレーの缶詰とかレトルトとか買えるので、そういうのに入れるといいかもしれません。あとはレモングラスの香料とかがあればなおいいけど、これは探せばありそうな気が。